  新任のご挨拶

   ただいま　皆様の御承認を頂き、伝統ある「楽学の会」の代表理事に選任されました福田です。
諸先輩に比べれば若輩ではございますが、よろしくお願いいたします。
前任の早坂代表理事におかれましては長らく代表理事として激動の
変化の時代に「楽学の会」をリードして頂き、発展にご尽力いただき
ました。御礼申し上ます。

さて「楽学の会」は平成8年に足立区の生涯学習ボランテイア養成セミ
ナーの受講修了者有志20余名で発足以来21年目に入りました。また
平成15年にNPO法人設立以来14年目に入りました。設立以来20年を
経て今日まで継続・発展してきたのは先輩の皆様のご尽力のお蔭だと
感謝いたします。
とはいえ「楽学の会」を取りまく環境も変化してきております。現実と
向き合いながら今後の事業継続にむけて会員の皆様と協力して活動
して参りたいと思います。設立当初の理念に基づき「学びあうまち足
立」の実現にむけ、継続した事業の躍進を目指したいと思います。


今年度の重点方針を述べます

（１）社会教育の推進を図り学習支援事業の強化
　足立区の学習支援ボランテイア団体として区民への良質な講座の開発・提供を進めます
  「事業開発プロジェクトチーム」を設置し新規事業開発・強化を進めます
①「あだち区民大学塾」の講座企画力の強化を図る。平成16年より開講した「あだち区民大学塾」は12年を
   経て173講座延べ受講者は16000人を超え区民の皆様に定着してきており好評を得ています。新たな視点
   での活性化が必要で、新規分野の講座を開拓して参ります。
②生涯学習センターよりの受託事業について現代的・社会的課題のテーマの講座を積極的に提案する
③生涯学習支援ボランテイア育成に連動する講座開発を足立区行政と連携し検討する。
④地元大学との連携講座の提案を進めます。

（２）事業の共催者である足立区生涯学習センター、足立区行政との連携・協働を一層進めていきます。
   特に生涯学習センターには平素は大変御世話になっております。今後もよろしくお願いいたします。

  役員体制ですが、今回新任理事が3名、代表理事、学習支援部長、ボランテイア活動推進部長が新任となります。若輩が担当致しますが新たな気持ちで会員の皆様の御指導と御協力を得て進めていきたいと思います。楽しく、やりがいをもち責任を果たす、そして自らも輝く「楽学の会」にしていきたいと思っています。皆様の御
指導よろしくお願いいたします。

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  代表理事退任に寄せて　　　　　　　　　　　                   平成２8年5月  早坂津夜子

   「楽学の会」は、任意の団体としての創立から21年目となりますが、目的に掲げております“学習支援ボランティア”という一貫した理念の基、ボランタリィー精神で区民の皆さんの生涯学習へのサポート役を担ってまいりました。私自身も15年目となる活動を振り返るにあたり、その時々の運営にどんな考えで携わって来ていたのかと、雑誌「社会教育」へ掲載された原稿を読み直してみました。

その中に、「あだち区民大学塾」事業についての一節があり、そこに
は“会員自らが学びの楽しさを循環させる機能を創りだしている”この
ことが、本事業の原動力となって、次々と新しい企画を生み出してい
る、と述べており、6年前の記述が今につながれていることに感謝する
思いでございます。企画する側も、教える講師も、そして学ぶ区民も、
それぞれが事業に参加することで“学ぶことの楽しさを知り、教え合う
ことで分かち合う”そこを「あだち区民大学塾」事業に携わって来た会
員が創りだしているということだと思います。

この素晴らしい機能を繋いでいく限り事業は継続されていくと考えて
おります。楽学の会のような活動団体には、目的意識の強い方々が
参加する傾向があり、これからも様々な課題が増えていくと思います
が、活動しながら課題を克服した時の喜びの楽しさも、生きがいも、
実現した数だけ生まれると思っております。28年度は、こうした価値
ある「楽学の会」の活動を、新たな理事の皆様に運営を引き継いで
まいりますのでよろしくお願いいたします。　「楽学の会」会員皆様の
ご健勝と、今後とものご支援をお願い申しあげます。

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