【講座開催日】 平成28年10月13日・18日・25日

  講師に元NHKアナウンサー岡部晃彦氏をお迎えして実施しました。受講者は、延べ 121名でした。

                          

第1回目は「分かりやすい『話し方・聞き方』のために」の講義で、声と言葉の力をつけるミニトレーニングを行いました。“あさりー、しじみー”“いーしやーきいもー”など、昔なつかしい江戸の売り声をまねしたり、ひと息で新幹線の駅名をどこまで言えるか持続新幹線ゲームをしました。

第2回目は「楽しい『会話・コミュニケーション』のために」の講義で、会話のきっかけは身近にある共通の話題から入ること、そして相手が話したいと思っている事に沿って話すことが大切である。ユーモアを磨くために“もしこの世に水が無くなったら?”→“1週間が6日に訂正される、水車が風車になる”など、笑いを誘う問答が披露されました。

第3回目は「一人でいる時も脳を活性化させるために」の講義で、“朝顔につるべとられてもらい水”→“初孫にチャンネル取られてマンガを見”と、ひとひねりしたり“ラブレターもらってみたけど誤字だらけ、嬉しかったり悲しかったり”など、川柳遊びで楽しく脳を活性化させるお話をされました。

                          

「天国で長く待たせる長寿国」と講師自ら詠んだ句を披露しながら、日本は世界一ダジャレが多い国とのこと、言葉遊びは無限にあり、頭の中にあるその資源を脳の活性化に活用してほしいと話され、講義を閉じました。

受講者は、“日常の生活から忘れられているような言葉の遊びを思い出させていただき、自分の脳が働いていないことを思い知らされました”“頭を柔らかくすることの大切さ、とんちひとつ効かせてユーモアを身につけることを学びました”“言葉は深くて広い!しみじみ思いました”などの声を寄せてくださいました。よい学びの講座になったと思います。
                                                                                                                                      (佐野祝子)


        

平成28年度あだち区民大学塾開催報告

元NHKアナから学ぶ 言葉のちからで脳を磨く

好評のうちに終了しました

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