平成28年度  あだち区民大学塾  講座開催報告

近代日本の幕開け「明治の政治史」を学ぶ

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                                                                      【講座開催日】 平成29年2月25、3月4日・11日

  2月25日、3月4日、11日(毎回土曜日)の3回にわたり、研修室4において、講師に防衛大学准教授の三村昌司氏を迎えて開催された。申込者は70名。抽選により41名に受講票を送付。出席者は第1回34名、第2回32名、第3回30名、延べ96名で平均32名、受講者は41名であった。出席率は78%。


                          


第1回が「明治維新と新しい国家の成立」で、ペリー来航から第1次・第2次長州征伐まで、第2回は「自由民権運動と明治14年の政変」で、明治初年の板垣退助の自由民権運動から明治14年の大隈重信の追放まで、第3回は「はじめての憲法と国会」で、明治14年の「国会開設の詔」から明治22年の帝国憲法の交付、明治23年の帝国議会の開設までで、伊藤博文の考え方の推移が詳しく述べられた。
近代は書面の史料も豊富で、多くの文献や手紙などの資料を読み説いてゆく大変学術的な講座であった。

                         

応募者は70名に達したが、人気の原因は土曜日の開催と明治時代への関心が予想以上に高かったことが考えられる。来年の大河が西郷隆盛なのでしばらくは幕末・明治への関心が高くなるものと予想される。                            (糸井史郎)



        

好評のうちに終了しました

撮影現場↑