【講座開催日】 平成29年4月1日、8日、15日

  平成29年度の最初の講座として4月1日・8日・15日の土曜日に元農林水産省課長職の柴田 寛氏をお迎えして実施しました。日本経済は伸び悩み、将来に不安を抱く方が多く、関心の高いテーマであり、土曜日開催でもあったことから若い方の参加を含め42名の受講応募があり、講座には延べ109名が受講されました。


                          


1回目・・・「アベノミクス」で日本経済はどうなったのだろうか
○「デフレ脱却」は未達成ながら、円安、株高、雇用の改善、訪日外国人急増等はアベノミクスの成果とされるが、中身を検討すると限定的な影響に止まるものが多い。

2回目・・・「マイナス金利とアメリカ新大統領」で日本経済はどうなるのだろうか
○トランプ大統領は格差拡大等に対するアメリカ国内の不満によって登場、しかし、TPPから離脱、輸入課徴金構想等は日本だけでなく世界経済に悪影響を及ぼす恐れ

3回目・・・「巨額借金」「少子高齢化」で日本経済はどうなるのだろうか
○巨額な「国の借金」の今後については、悲観説と楽観説が入り乱れているため不透明、当面は低金利政策の下、徐々に「国の借金」が増えていくと見られる。
○少子高齢化の問題点として人口減少、労働力の減少による経済成長率の低下、高齢化に伴う社会保障費の急増、これらを解決する鍵は出生数をいかに増やすかが課題


                          

豊富なデータやグラフを用いた資料を準備いただき、分かり易く解説して頂きました。
受講者の方からのアンケートでも非常に評価の高い講座でした。
                                                   <篠原英也>


        

生涯学習センター講座 ボランティア報告

だれでもわかる日本経済入門 2017

好評のうちに終了しました

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