【講座開催日】 平成29年7月12・19(水曜日) 31日(月曜日)


   3回講座で開催された。延べ受講者119名。
講師に須藤明実氏(漢文学窓『里仁』・全日本家族『論語』の会主宰)を迎えて実施されました。
なお、テキストとして、先生の著書・漢文学窓『里仁』教科書(250頁):(講師は平成20年度から「論語講座」開催・過去に持っている方は、持参)が受講者に配布されました。それとレジュメとして「四書五経」に親しむ・その他を使用。


                               

第1回目は四書五経とは~「大学」・「中庸」の言葉に学ぶ~ 
第2回目は四書の「孟子」と五経の言葉に学ぶ~性善説・君子豹変・備えあれば患いなし・他~ 
第3回目は中国古代の思想家たちの言葉に学ぶ~性悪説・矛盾・風林火山他~として、
それぞれの言葉からその持つ意味を学びました。


                           

四書とは「論語」「大学」「中庸」「孟子」の言葉。五経とは、「易経」「詩経」「書経」「礼記」「春秋」をいう。「論語」の言葉の中心は孔子であり、「大学」は弟子の曾子・「中庸」は孫である子思子。その流れを汲む孟子の著作である「孟子」をまとめました。

3回目の講義では、資料「中国古代の思想家たちの言葉に学ぶ」から12人の古代の思想家たちの孔子の「人の道」孟子の「性善説」荀子の性悪説・管子・列子・韓非子・墨子・楊子・孫子・呉子・老子・荘子の言葉など。これらの人々の故事名言は、今日、なお、私達の糧となっています。最後に先生は、「子曰く、人能く道を弘む、道人を弘むるにあらざるなり」孔子の言葉は私の原点ですと結ばれました。


                              

先生の熱のこもった講義は、受講者にも伝わり、
〇故事名言の出典・由来がよく分かりました。熱意ある講義に感謝です。
〇はるか昔の偉人なのにその人間性まで感じられました。
〇平素「四書五経」なる古文書に接触や内容を理解する機会もなかったので勉強になりました。
の声が寄せられました。
                                                                                            (今野君江)


        

あだち区民大学塾講座 講座開催報告

『四書五経』の世界に親しむ

好評のうちに終了しました

講座チラシもご覧下さい←クリック

撮影現場↑