【講座開催日】平成29年 9月21日・28日、10月12日・19日 (木)

  9月21日、28日、10月12日、19日(各木曜日)午後7時~8時30分の4回講座、会場は研修室4で開催された。定員30名に対し受講者40名、延べ受講者129名と多数の方が受講されました。
講師は桜美林大学教授、健康心理・福祉研究所長の石川利江氏。


                          

【講座内容】

第1回は「健康心理学とは」、プラシーボ反応や医者の態度からの患者の身体の変化などから精神が体に及ぼす影響について具体的に提示して、日頃の言葉かけや挙動による変化の大切さと健康心理学の全般的な説明をしました。

第2回は「ストレスの仕組み」、ストレスとストレス反応を明確に区別してその仕組みと病気の関係を説明し、対処の方法として自分の癖や習慣を知ることが大切と説明しました。 

第3回は「私たちがストレスをうまく扱うために」、ストレスに気づく方法とストレスマネジメントとして、ストレス低減のための認知を変える方法、緊張と弛緩、リラクセーション、アクティベーション、マインドフルネス、食べる瞑想などについて説明しました。

第4回は「疾病と生活習慣」、タバコの副流煙が周りの人に与える健康影響を子供を中心にデータを示しました。また健康と人間関係から健康を高める生活習慣として建設的な言葉の反応を挙げ、特に家族間での言葉の癒やしの大切さを説明しました。

     

講座の内容は、大変わかりやすく直ぐに生活の中で活かせる具体的な内容が多かった。毎回テーマに合わして、隣同士の受講者が、話す時間が有りましたが、見知らぬ同士でこんなに盛り上がるのに驚きました。瞑想体験ではレーズンを3分かけて食べました。


                          

一口メモでは・心と体、社会は連携していることがわかった、日常の何気ない行動も注意深く見ると自分の今を知るきっかけになると思った、ストレスで病気を引き起こす体と深く繋がっているので日常生活に注意していこうと思った。など講座の体験を生活に活かしたいとの意見がありました。
受講者からは具体的内容でとてもわかりやすかった、とても勉強させて頂いたとの評価を頂きました。先生からは、最後に癒やしやお礼の言葉かけを家族の中ですることが大切といわれました。スタッフの皆様には夜間講座に参加して頂きお疲れ様でした。
                                                                                                          (安田善英)


        

平成29年度受託講座  講座開催報告

心と体のバランスを保つための「健康心理学」講座  開催報告

好評のうちに終了しました

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