【講座開催日】平成30年10月3日、12日、19日、26日

10月3日(水)、10月12日(金)、10月19日(金)、10月26日(金)、午後7時から8時30分、生涯学習センター研修室4で首都大学東京 北一郎教授を講師に迎えて開催されました。受講者は定員30名に対し28名、延べ受講者95名が参加されました。
講義の中心は脳とストレスの関係でしたが、免疫、ホルモン、自律神経、脳の構造、うつ病と多岐にわたる内容でした。

                                

第1回はストレスの仕組みと反応について説明、適応しきれなくなるとうつ病や学習性無力感が生じることを脳の反応から説明が
ありました。
第2回は免疫系を中心に説明し、免疫が自己と非自己を識別し、異物を排除する各種の免疫細胞の働きを明らかにしました。新た
な異物に対しても免疫の抗体がある意味の学習をして2度目の侵入に対して反応することの説明がありました。
第3回は各種のホルモンの生理作用と調節について説明しました。近時オキシトシンの働きが解ってきたことを説明があり、後半
は自律神経の説明があり、ストレスには脳が学び成長するのを助ける働きがあることを明らかにしました。
第4回は脳の機能構造を説明し、情動(無意識)が大脳皮質よりも先に反応することを明らかにしました。後半はうつ病について
説明頂きました。

  

受講者の一口メモより:
・当講座のように、ともすると“お堅い内容”ともいえるような企画。これからも、人生の学びのひとつとして、今後も期待して
   います。
・有意義な内容の講義を企画頂き、ありがとうございました。質問に応えて頂き良く分かりました。
・4回しっかり学習しました。“病は気から”非常に興味がありました。
                                                                                                                                            (安田善英)


        

平成30年度受託講座  講座開催報告

「心と体の健康講座」シリーズ  

好評のうちに終了しました

「病は気から」の脳科学

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