【実施日】平成31年3月10日(日)   

3月10日(日)PM2:00~PM3:30、生涯学習センター4階講堂において開催された。
講師は東京都美術館 事業係長 学芸員の中原 淳行 氏。講座申込者223名に対し、参加者は201名であった。運営ボランティア参加者は10名。

 

2019年2月9日(土)より上野公園の東京都美術館で開催されている「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」のNHK主催展覧会関連文化講演会です。
同展は美術史家・辻惟雄(つじのぶお)氏(1932~)が、1970年に著した『奇想の系譜』で取り上げられた6名の画家、岩佐又兵衛(いわさまたべえ)、狩野山雪(かのうさんせつ)、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)、曽我蕭白(そがしょうはく)、長沢芦雪(ながさわろせつ)、歌川国芳(うたがわこくよし)の他に白隠慧鶴(はくいんえかく)、鈴木其一(すずきそいち)を加えた8名の江戸時代の奇想画家の作品を、それぞれの画家のエピソードや厳選された作品の特徴と見どころなどユーモアを織り交ぜながら丁寧に説明をいただきました。



江戸時代の画家の中心であった伊藤若冲の繊細な作品を多数紹介いただき、8名全ての作品を解説付きで紹介しながらの講演でした。新たな「奇想の系譜」により、豊かな想像力、奇想天外な発想に満ちた江戸時代絵画のさらなる魅力を紹介いただきました。
最後に歌川国芳の「北千住の火消し」の絵画紹介もあり、会場から感動の声が上がりました。講座参加者には無料観覧券がプレゼントされることもあり、いつもの通り大変人気が高い講座でした。
                                                                                                                             ( 篠原英也 )



        

平成30年度  講座運営ボランティア報告

「奇想の系譜展」江戸絵画ミラクルワールドNHK講演会

生涯学習センター講座運営ボランティア報告

好評のうちに終了しました

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