【講座開催日】令和元年6月 8日・15日・22日

6月8日・15日・22日(各土曜日)の3日間の講座でした。受講申込者51名、受講者40名、延べ受講者102名でした。初日は出席率100%。2回目と3回目は雨となり、出席率は減少しましたが多くの受講者を集めた講座となりました。講師は歴史研究家で主に幕末・維新の人物史を研究されている あさくらゆう氏 を迎え開催されました。

                          

①1回目・・・慶応三年の戦い ~幕府最後の抵抗~
②2回目・・・慶応四年の戦い ~徳川家臣、奥羽政権の夢
③3回目・・・名治二年の戦い ~徳川家臣としての意地、箱館戦争~
明治二年(1869年)5月18日に戊辰戦争の最後として箱館戦争が終結し、150年を迎えました。大政奉還から箱館戦争までに数々の戦争を戦った徳川家臣の姿を解説いただきました。

新政府軍からではなく、江戸城を無血開城した後の徳川家臣の戦いぶりを幕臣側から見た歴史講座であり、面白かった。榎本武揚を中心に数々の戦いに敗走(時には勝利もあったが)しながら途中で土方歳三などとも合流し蝦夷に向かい、戊辰戦争の最後となる五稜郭での箱館戦争で終結となりました。

                            

その後、徳川家は静岡に移住し、静岡藩となるが、明治2年版籍奉還となり、家臣は帰農したり拒否したりしてバラバラとなってしまった。毎回豊富な資料を準備いただき、慶応3年から明治2年までの動向を細かく年表にまとめられ、講義では映像を中心に史実を詳細資料で説明いただきました。

            

幕末の戦いでは鉄砲が最大の武器となり、いろいろな銃が使用された。今回の講義では1回目にゲベール銃、3回目にミニエー銃を持参いただき、数人の方が空砲での疑似体験を行った。受講者からも実物を見る貴重な経験をしたとの意見をいただき好評でした。
                                                                                                    <篠原英也>



        

あだち区民大学塾講座 講座開催報告

大政奉還から箱館戦争まで ~徳川家臣の戦い~

講座開催報告

好評のうちに終了しました

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