【講座開催日】令和元年 8/21・9/4

   8月21日、9月4日(水)午後2時~午後4時の 2回講座。応募者41名、受講者40名、延べ受講者67名で、医療法人 慈穏 えんどう耳鼻咽喉科クリニック理事長 遠藤誠氏を講師に迎えて開催されました。

                          

 1回目は、より良い睡眠が病気を防ぐ
人生の三分の一が睡眠時間と言われているが日本人の平均睡眠時間は世界各国に比べてもかなり短いので5人に1人が睡眠に問題を抱えているといわれている。
睡眠不足は耐糖能を低下させ血糖コントロールを不良にする。どうして眠くなるのか。時計機構により眠気のリズムを理解し午前2時~4時に強い眠気があり、昼間においては午後2時∼4時に眠気があり、昼寝は午後3時までの20分以内にする。
睡眠不足は疲労や心身の健康リスクを上げるだけでなく多方面にも影響している、ではその為の良い睡眠方法とは。短時間睡眠は時代遅れ6~8時間は必要、起きる時刻を同じにする、寝る前のカフェインは避ける。入浴等で皮膚温度上げよう。考えないが勝ち!自分なりのリラックス法を行いましょう。
以上のことを実行して最高の睡眠を実行しよう。

                      

 第2回目は、睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に呼吸が一次的に止まってしまう病気です。様々な病気のもととなり仕事のミスや交通事故を招くこともある。それではどういう人がなりやすいか、肥満、扁桃腺やアデノイド肥大、顎が小さく引っ込んでいる、鼻の通りが悪い、加齢とあり、ひとつでなる人もまた複数の要素を少しずつ持ち合せて発症する人もいる。
この症状は寝ているときは本人が把握するのは困難で主にベッドパートナーの確認が必要である。主な症状はいびきをかく、呼吸が止まりまたすぐに呼吸が乱れて息苦しそう、むせる、何度も目が覚める、寝汗をかくといろいろな症状がある。検査方法としては簡易検査と医療機関で行う精密検査がある。
予防には日々の習慣が大切で次のようなポイントに注意しましょう。太りすぎ、寝酒を控える。禁煙、口呼吸から鼻呼吸にし、睡眠薬服用を避ける。ほかにも予防や改善に取り入れたいのが口の周りの筋肉を動かすトレーニング「あいうべ体操」を毎日続けることで予防のためにも是非日課にされたらいかがでしょうか。
                                        (石田 佳久)


        

あだち区民大学塾講座 講座開催報告

睡眠時無呼吸症候群の診断と治療

講座開催報告

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