令和元年度受託講座  開催報告

幸せのメカニズム「幸福学」を知ろう

「心と体の健康講座」シリーズ

好評のうちに終了しました

講座チラシもご覧下さい←クリック

                                                                【講座開催日】2019年9月6日13日27日 10月4日

9月6・13・27(金)10月4(金)午後7時~8時30分の4回講座で、応募者27名、受講者27名、延べ77名での講座でした。講師は、慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任教授 岡本直子氏が務めてくださいました。

          

現代社会は情報過多で人間関係が複雑化しているため、多くの人がストレスを受けやすい状況にあります。近年、幸せについての心理学が進み、幸福度が高い人ほど心の病気にかかりにくいことが分かってきたことから、「幸福学」を学ぶことで不安やストレスへの対処を知り、どうすれば幸せになれるかを考えることがこの講座の趣旨でした。


                         

第1因子 自己実現と成長の因子(やってみよう因子)-------------------------------------------
 
色々な研究成果に関連!
夢や目標を叶えた人は幸せ  夢や目標を持っている人は幸せ  努力し成長している人は幸せ
逆に、「やらされ感」で仕事をしている人は不幸!

第2因子 つながりと感謝の因子(ありがとう因子)   -------------------------------------------
 
色々な研究成果に関連!
色々なことに感謝する人は幸せ  親切で利他的な人は幸せ  多様な友人を持つ人は幸せ
逆に、同僚、上司、部下との関係に信頼、尊敬、フォローのない職場は不幸!

第3因子 前向きと楽観の因子(なんとかなる因子)   -------------------------------------------
 
色々な研究成果に関連
自己受容感が高い人は幸せ  楽観的でポジティブな人は幸せ  細かい事を気にしない人は幸せ
逆に、自分に自信がない人やネガティブに他人の悪口を言ったりする人は不幸!

第4因子 独立と自分らしさの因子(ありのままに因子)-----------------------------------------
 
色々な研究成果に関連!
人の目を気にしすぎない人は幸せ  自分らしさを持っている人は幸せ  自分のペースを守る人は幸せ
逆に、まわりの目を気にしすぎて、自分らしく生き生きと仕事をできない人は不幸!


            

第1回は、幸福学を知ろう~幸せになるためのメカニズムとは? 第2回は、幸福学を実践しよう その1「毎日の生活に取り入れるハッピーエクササイズ」「ありがとう因子」「なんとかなる因子」第3回は、幸福学を実践しよう その2「ありのまま因子」 最終回は、幸福学を実践しよう その3「やってみよう因子」という講義でした。
大きくまとめると、やってみよう(自己実現と成長)ありがとう(つながりと感謝)なんとかなるさ(まえむきと楽観)ありのままに(独立と自分らしさ)の4つがそろった人が幸せ!という事でした。この4つの中で自分のよさだと思う一つを伸ばしていくとよい。そうするとあとの3つは自然についてくるという事でした。感謝=“ありがとう”の気持ちと言葉は贈り物で人間関係を強め、組織や家族の在り方を確かなものに築いていくと結ばれました。実践あるのみ!と肝に銘じました。       (佐々木善光)


        

撮影現場↑