【講座開催日】2021年3月4日・11日・18日 

3月4(木)・11(木)・18(木)の3回にわたり、コロナ対策を万全に行い、研修室1において開催された。
講師は元NHKアナウンサー・(一財)NHK放送研修センター・日本語センター専門委員の岡部 晃彦氏。
受講申込み者は31名、受講者は29名、延べ出席者は69名であった。

                          

講座の内容は、自ら話さなくても機会が話してくれる、自ら尋ねなくても機会が調べてくれるとう便利な世の中である。情報発信の進歩の陰で、ごく普通に「話したり聞いたりする」コミニュケーションがなおざりになってはいないだろうか。今、多くの人が少し面倒に、あるいは苦手になっている「言葉コミニュケーション」のスキルアップのために、どんなポイント(ツボ)があるのか、どんな方法でその弱点を克服できるのかを楽しく学ぶ講座であった。
              

第1回の講義は以下の内容で進められた。
   分かりやすく優しい音声~音声について・声の訓練・発音の訓練・音調のこと~
第2回の講義は以下の内容で進められた。
   伝わる話し方・聞き方~情報を整理する・話し上手は聞き上手・深い質問の仕方~
第3回の講義は以下の内容で進められた。
   有用な言葉たちを考える~挨拶言葉・会話の言葉・気配り言葉・何でも相談コーナー

          

★受講者のご意見
・朗読や語りについて興味があり、参加させていただきました。今回の講座は、直接的にはあまり関係がなかったかなと思います。日常生活に直接役立つお話が多かったので良かったです。仕事場でも役立たせていきたいと思っております。ありがとうございました。

・しゃべりのプロらしく専門的な話が聞けて興味深かった。また、自分で声を出して発表する場面も多く、少しの味わえて貴重だった。「一件、二結、三詳」をキーワードにします。ありがとうございました。

・平易だけど中身の濃い講座でした。気を付けるポイントとその詳しい内容を教えてもらったので、分かりやすいですし、元NHKのアナウンサー研修担当者ということで、より具体的で深い話を簡潔にしてもらえたので頭に入りやすく、勉強になりました。話も聞き取りやすくストレスを感じませんでした。

・大変よかった。わかりやすかった。先生のユーモアあふれる話、皆に参加してもらう形式がよかった。
・とても内容の濃い講座でした。講師の著書についても読ませていただきたいと思います。 
・日常生活の会話は、奥深い事には驚きです。相手との会話を大事にしていきたいと思いました。また、話をすることより聞く大切さが分かりました。

・コロナ禍で学べるということは、うれしいことでした。ありがとうございます。 
・専門家のお話でしたので、とても参考になりました。講義の運び方もよかったと思います。 
・貴重なお話をありがとうございました。知識が増えた気がします。
・楽しく学習できました。ありがとうございました。

★担当者所感
・出席率は96%となり、ニーズの高い講座であった。
・本講座を知った媒体は区広報が64%で、講座チラシが21%であった。
 ・講座への参加動機の1位が「教養」の64%と高かったことは、純粋に日本語について学びたいという意識の裏返しであり、講座として設定したことはよかったと言える。
 ・講座開催希望曜日は、土日と祝祭日よりも週の前半ないし後半がよいとする割合が高く、講師の予定もあることから一概には言えないが、週の前半がよいと言える。
 ・講座希望分野では、「健康」が1位で「歴史」・「生活」」が2位であった。頷ける結果であり、努力目標としていきたいものである。                                                                        (佐々木善光)


   

あだち区民大学塾講座 講座開催報告

元NHKアナ直伝!「話し方・聞き方」の極意

講座開催報告

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