【講座開催日】開催日:2021年7月9日

 コロナ対策を行って研修室1で開催された。講師は野村証券千住支店支店長の君塚毅氏。当初9日・16日の2回講座であったが、12日より緊急事態宣言が発出との発表を受け、9日現在第2回講座の開催が確定しないこと、配布資料が2回分そろっていたことで、急遽本講座は本日2回分を講義する形で開催した。講師・受講者には多大なご迷惑をおかけしたが、ご理解はいただけたものと思われる。
今回の申込はハガキ30名・メール8名・合計38名で、受講者はハガキ26名・メール4名・合計30名であった。今回欠席の方には第2回中止のご案内を行った。

                          

 講座の前半は第1回分の「ライフプランとは」として、60歳以降に必要な資金と公的年金の仕組み、特に2004年に制度化されたマクロ経済スライドにより物価が上昇しても年金はその分が増えるわけではなく物価が下落すると年金は下落するということであった。

              

 後半は「投資資金の考え方」として「リスク容認と資産配分」からポートフォリオの作成例の説明となりGPIFの運用方法などの具体的な説明がされた。
後半は第2回分の「資産管理とは」で、多くの家庭の老後の収入は33,269円/月不足するので、働いて収入を増やす・支出を削減する・資産運用でお金に働いてもらうなどの3つの対策が必要である。資産運用は運用利回りが1~2%で、60歳~90歳の30年間で、90歳時に400~700万円の余剰資金ができるとのことである。
最後に投資ポートフォリオの作成例と投資のリバランスについて説明された。


          

受講者のご意見
・資産運用の重要さが判りました。
・プランナーに勧められるまま運用していました。知識を得る入口となりました。
・マネープランとライフプランを結びつけて説明する良い内容だった。
 概ね好評だったが、投資に詳しい受講者からは物足りないとのご意見も見られた。
質疑応答ができないので、前半終了時に質問表に記入してもらい、後半で解説をしていただいた。また、終了後の講師への質問者が多く、受講者の関心の高さと女性の受講者が多いのが特徴であった。         (糸井史郎)



   

あだち区民大学塾講座 講座開催報告

人生100年時代のライフプランと資産管理

講座開催報告

好評のうちに終了しました

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