平成20年度あだち区民大学塾開催報告

藍水と江戸の科学者・技術者たち 〜千住ゆかりの田村藍水は平賀源内の師匠だった〜

好評のうちに終了しました。

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   9月22、29日、10月6日の3回、標題のテ−マで講座が行われた。講師は石渡博明氏(安藤昌益と千住宿の関係を調べる会チューター)。現在の千寿常東小学校の地にあった甲良屋敷に住んでいた田村藍水(平賀源内の師)が足立区内で知られていないため、この史実を区内に拡げたいという講師の想いが26名の受講者に伝わって熱のこもった講義が続いた。

  
    取り上げられた江戸時代の科学者・技術者は70人以上で、千住ゆかりの藍水、宇田川三代、名倉直賢(初代)、橋本律蔵、大原利明等往時の千住の文化のレベルの高さも実感した。各日の質問も専門的でまた受講者の中から講義を補足する説明も行われたり区民大学塾講座として独特な場面もあった。当会の多くの会員が参加したことを付記します。(酒井政雄)

撮影現場↑