去年に続き、10月21日,28日、11月4日の3日間。講師は歌舞伎愛好家・元高校教師の安江武夫氏。26名の方が受講され、前回に参加された方も多く見受けられた。
今回は、名セリフを通してそこに描かれる人間模様や歌舞伎は役者を見に行くものなどを中心に、講師の熱き思いを語られた。特に注目したのが、@歌舞伎には「演出家がいない」、A「千両役者」と言われるのは誰か?(九代目市川團十郎が史上最高の評価が高いが?)B「花形役者」とは華やかな芸風を持ち、人格、格式共に抜群の人と定義するのが妥当で、単なる美男役者は二枚目とするのが一般的(今日では片岡仁左衛門や市川海老蔵あたりか?)であった。

講座の最後に受講者の方から数多くの質問があり、関心の高さとアンケートの感想では、@観にいくのが楽しみ。A観る目が違った。B2時間がアッという間だったなどと好評であった。(北川勇)



平成20年度あだち区民大学塾開催報告

ザ・歌舞伎 〜江戸の町人たちと同じ夢の世界へご招待〜

好評のうちに終了しました。

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