標記の講座は１０月３・１０・１７日の３回に亘り講師に佐々木　明氏を招き開催され、３９名の受講申し込みがあった。7ツの謎を興味ある資料で説明され、さらにサプライズとして平蔵が将軍より賜ったケイギョクの抽選があり、受講者全員が試飲する楽しい講義であった。

　二回の座学に続いて１７日に現地学習を実施したところ、２４名が参加され、講師とスタッフ５名が待つ小伝馬町駅に集合した。吉田松陰も処刑されたという牢屋敷跡を皮切りに、見学会がスタート、お玉が池跡から神田川沿いにある柳原土手、柳森神社を訪れ、秋葉原駅で休憩になった。

各自昼食の後、電車で信濃町まで行き、四谷怪談で知られる“お岩稲荷田宮神社”を参拝し、勝興寺ではたまたま住職が居て寺の由来を説明され、予期せぬ発見に一行は喜ばされた。

　ようやく鬼平の菩提寺“戒行寺”に到着、佐々木氏による平蔵の業績と戒行寺に関する現地講義があった。　今も多くの平蔵ファンが訪れる拠り所になっているという。２時半ごろ講義が終了、この場で解散し三々五々帰途についた。

受講者の多くから頂いたアンケートの抜粋
＊ＴＶからの知識だけだったので大変勉強になりました。
＊長谷川平蔵の実在と人物について新たな発見が出来ました。
＊切り口が面白い、かつ、新鮮です。
＊毎回参加する度に満足です。ありがとうございました。
その他、良かった、勉強になった、という意見が多数。
　　　　　　　　　　　　　　　　　（鹿島健一）