平成23年度あだち区民大学塾開催報告

暮らしのなかの俳句 〜17音の文芸〜

好評のうちに終了しました。

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 1/13,20,27(金)の3回、講師に青山丈氏。東和地域学習センターで実施。
一日目の講義では「千住ゆかりの俳人」に絡めて、松尾芭蕉、小林一茶を引合いにし、俳句の本質、自分史として俳句を作ることの大切さ等ゆっくりした口調で語り、受講生を俳句の世界に引き込みました。
2日目後半からは15名の受講者から寄せられた句を一句ずつホワイトボードに書き写し吟味し非常に丁寧な添削が始まりました。わずか一文字を加除しただけ、ちょっと言葉の配列を変えただけ、などで全く趣が変わって素晴らしい俳句になってしまうなど、さすが著名な俳人を髣髴させていました。

大方の受講生にも好評、満足した様子が窺えて、当初掲げた講座の狙い(俳句への接し方、自分史としての俳句等、俳句を作る上での心構え、気の持方など基本的な事柄の学習、添削による一言の重み、句の変化を学ぶ)が達成出来たものと思われます。                 (鹿島健一)


撮影現場↑