平成23年度あだち区民大学塾開催報告

源氏物語入門V 〜自分流で読む「源氏物語」〜

好評のうちに終了しました。

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    雨降る寒い中3月17日、24日(土)、申込み者42名が竹石たか枝先生をお迎えして開講されました。演題は、「桐壷」の巻、「若紫」「賢木」の巻です。
   第1回は予言と母への思い、第2回は藤壺の生涯をポイントに話してくれました。先生の解釈は正統ですが、自分で印刷して持参して下さった資料は大部だったのに構成の組み立てでテーマを絞ることで平安時代の女性の生き方が理解出来ました。特に、藤壺の巻は個人の伝記として通用すると思いました。

   個人的には、物語がパロディー的に感じ、日本の女性のグレイトマザーを想起させられました。多分、順序立て解説したらこの様な感想は持てなかったと思います。サブタイトルの自分流で読むという意味が良く分かりました。先生は受講者が自分で読む時のために藤壺の物語の進行の年表と、管制についての質問があると官位相当表を添付してくれました。講座を聴けたことに感謝しています。
   運営スタッフ11名   (安田善英)


撮影現場↑