4月6・13・20日(各日曜日)3日間、高梨真行氏を講師として題記講座を実施した。受講応募は58名に達したが会場の都合上やむを得ず抽選により40名に受講券を発行した。3日間の延受講者は96名(受講料支払い者38名)になった。
 1回目は足利義政の新たな人物像、2回目は将軍と戦国大名による相互補完、3回目は将軍権力という壁、と題して日本の歴史上における室町時代の将軍家足利氏が地味な存在として評価が低いこと、群雄割拠から頭角を現す織田信長と将軍義明との相克等、室町時代後期から戦国時代の将軍について、最新の研究成果による新しい見方を紹介、それぞれの人物像を明らかにされた。

 盛り沢山でやや難解な説明を、受講者は大変熱心に聴き、静かな盛り上がりを感じた。25名から頂いたアンケートには総じて講義内容が素晴らしかった、勉強になったという意見が多かった。
              (鹿島健一)

平成25年度あだち区民大学塾開催報告

室町将軍の隆盛と波乱の実像

好評のうちに終了しました。

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