講師に足立区医師会学術担当理事・阿部メディカルクリニック院長阿部聡氏をお願いして6月5・19日に2回講座を実施した。
今、全国の認知症患者は308万人と云われ、最近のテレビなどに大きな問題として連日の如く報道されて一般の関心が高まっている折、90名の受講申し込みがあった。抽選により80名に受講券を発送したところ受講者は延べ122名だった。

@あなたが認知症にならないために
Aあなたの周りの人が認知症になったら
との二つの命題についてその診断と対処法が判り易く説明された。

 アルツハイマー病は現在の医学では治癒させることは難しいが、診断を的確に行い進行を抑える処置は可能、という専門医としての本音を聞いて受講者は不安を抱いたかも知れない。二回目の質問時に、認知症の人に対する接し方に関して、言葉のつなぎ目を「〜だが」、「しかし〜」という否定はなくて、「〜と」、「そして〜」のように並列的な話し方が望ましい。何よりもスキンシップが効果的という話しには受講者に理解と納得が得られたではないかと思われた.。

アンケートは57名から頂いた。一部抜粋すると 
○勉強になった。余談の話もためになった。
○近い所に認知症初期の方が居られます。
○接し方に就いて良い勉強になりました。
○認知症とアルツハイマー病の概要が少しずつ具体的に分かってきた。 
等、好評だった。       (鹿島健一)
                 

平成26年度あだち区民大学塾開催報告

好評のうちに終了しました。

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撮影現場↑

今日から出来る認知症予防とアルツハイマー病」