日本語の歴史と方言
9月5・12・19日(金)講師 岡部晃彦氏をお迎えして開催され、受講者延べ101名が参加した。
1回目:日本語のルーツは北方語系と南方語系の両方から入ってきたと思われる。世界の中で話されている言語(3000種くらい)の中で日本語は9位に位置している。特徴として主に和語に漢語、外来語を用い敬語は複雑である。
2回目:奈良と奈良以前は話し言葉が主で日本独自の文字はなかった。やがてカタカナ、ひらがなが誕生し、室町時代に外来語、ローマ字が入ってきた。江戸時代は識字層が広がり時代とともに言葉は変化していく。
3回目:標準語は東京の言葉で、それに各地の言葉を取り入れた言葉が共通語である。方言とは地域による言葉の音韻、語彙、文化の違いであり、何が正しい言葉で何が正しくない言葉とは言えない。「方言はいにしえの言葉の化石である」
アンケートより、難しかった・高度の内容でよかった・また、このような講座をお願いしたい。
(佐野祝子)
平成26年度あだち区民大学塾開催報告
好評のうちに終了しました。
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