梅雨明けをはさんで7月8・15・22日の3回に分けて講座を実施した。
天候不順の中、受講申し込み43名、内40名が受講された(3日間述べ107名)。

       

  今回は新しい試みとして「史跡足利学校の論語抄」と須藤先生の著「足利学校論語抄を読む」を教材として、一回目『論語抄』を素読しよう、二回目『論語抄』を理解しよう、3回目『論語抄』を深く読もう、を三回に分けて講義された。講座の初めに先生が参加者を確認したところ、約3分の1がリピーター、3分の2は新規の受講者だった。主催者としてマンネリ化しないようにと気にしていたところ、ホッとした気持ちにはなった。

         

  論語約500章のうち最初にある「子曰く、学びて時に之を習う、亦説ばしからずや・・・」を何度か強調して説明されていた。講座の締めくくりには「論語抄」の全章を全員が大きな声を上げて素読して終了になった。大きなうねりとなり、心地よい響きになって、自然に論語の奥深い意味も理解できていくような雰囲気を感じた。

     <参考> 受講者からのアンケートからの抜粋
        ○論語を識りその深さをあらためて感じ入っています。
        ○みなさんで論語を読み楽しかった。
        ○内容ある学習ができて楽しかった。                      
        ○先生の論語に対する熱意が伝わってきた。
        ○世界中の人が論語を学べば戦争は起こらないのではと思った。
        ○論語孔子の“人生哲学”心の持ち方、置きどころを学ぶ大切さを教えていただいた。                     

                                                                                                                      (記 鹿島健一)


  


平成27年度あだち区民大学塾開催報告

初めての論語 分かる論語 楽しむ論語

好評のうちに終了しました。

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