7月5日・12日・19日(日)午後2時〜4時 3回講座
「中世古文書を読み解くU」と題して、講師に梨真行氏をお迎えして猛暑の最中でしたが受講者は延べ79名が参加した。
第1回目は、鎌倉幕府の中心的な発給文書となった関東御教書、関東下知状について、
第2回目は、足利将軍ないし室町殿が、自身の花押もしくは自書を加える直状形式の御教書、上位の者から送られた文書の意を受けてこれを下位の者に伝えるために出す施行状、守護、守護代が上の命令を下に取り次ぐ際に発する伝達命令の遵行状、などについて、
第3回目は、前回に続き室町将軍が発給した私文書で、普通の書状であるが公的な意味を持つ御内書、室町幕府の発することが多くなった奉行人連署奉書などについて紹介し、記されている内容からそれぞれの一通の持つ歴史的背景について説明された。
受講生からも、古文書を通して時代背景の説明が面白く、解りやすい講義であるとの好評をいただいた。
(佐久間實)
平成27年度あだち区民大学塾開催報告
好評のうちに終了しました。
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