【講座開催日】 3月3・10・24(各木曜日)   

   講師に元足立区立図書館長:石井清弘氏をお迎えして 平成28年3月3・10・24(各木曜日)午後2時~4時研修室1において、開催されました。 受講者は延120名。

 


講義内容は、
1回目「徒然なるままに、日暮らし、硯に向かひて…」で始まる書き出しから19段まで。
2回目「某(なにがし)とかや言ひし世捨て人(にん)の・・・」の20段~41段。
3回目「唐橋の中将と言ふ人の子に・・・」の42段~72段まで。まず、原文を声を出して読むことから始まりました。そして、兼好の筆の走りは時代背景や貴族・武士・僧侶・庶民など「徒然草」に登場する人々の、日常生活、ものの考え方などが語られた。
各段で講師の解説があり石井先生独特の現代と合わせての見方考え方が現代の私たちの身近な生活との比喩により中世文学のエッセイが身近なものとなりました。

受講者からは「声を出して「徒然草」を読むのは初めてで充実した時を過ごせた」「作者のひととなりや人とのつながりが分かり良かった」「先生の語り口が耳に優しかった」「もう少しゆっくり読んでみたい」「詳しい解説をもっと聞きたい」という声がよせられました。本講座は、シリーズとして、243段まで読み通すことを予定していることを予告しました。
                                                                                                                         (今野君江)


        

平成27年度あだち区民大学塾開催報告

声を出して読む 「徒然草」 序段~72段

好評のうちに終了しました

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撮影現場↑