あだち区民大学塾18年度第3ステージ

   後期高齢者医療制度、年金問題など高齢者を巡る議論が絶えない中、9/5,12,19学習センターにて講座が開催された。講師は聖隷クリストファー大学前教授の中野英子氏で、温かい声だが話す内容は人口動態等のデーターを駆使し、厳しい現状を提示し判断を求めているように感じた。
   講師は高齢化社会のオリンピックがあれば日本はダントツの金メダルと述べた。高齢化が7%から14%に達するまでの期間がフランスが115年、スウェーデンが85年、イギリスが47年かかったのに対し日本はわずか24年。他の国が議論を重ね制度を余裕をもって構築したが、日本は議論が停滞している。講師の示した長寿の期間を見ると現役世代は義務を放棄するのではと思った。改めて社会保障の公平・効率等の困難を感じた。
   今回の講座は市川前代表の提案で企画された。会員の提案はこれが2回目、これからも多くの提案により充実した講座が開催されるよう願っています。      (安田善英)

聖隷クリストファー大学前教授の中野英子講師                   会員による講座司会


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