2015.06.25
   
  6月25日 台東区まちづくり協力員会との交流会が行われました。「お互いに理解を高め、知り合う機会になれば」と、プロジェクトリーダーの長谷川保一氏の司会で、自己紹介、会の設立経緯、会の活動の実績・報告、Q&Aの流れで進められました。

  台東区まちづくり協力員会の出発点は、台東区都市計画課で毎年開催している台東区まちづくり「下町塾」の卒業生が中心になり、まちづくりの応援を目的として平成11年5月に設立され、台東区生涯学習センターを中心に活動しています。会員は「下町塾」で勉強したノーハウを活かし、台東区主催の“まちづくり検定”を受講するなど積極的に“人が呼べるまち、人が活性化するまち”を目標に、おかず横町のカルメ焼き体験や、掲示板の位置調査などの様々なまちづくりのための活動をしています。

        

  台東区からは活動に参加してまちづくりを実現させてほしいと、1.住みたくなる町、2.散歩したくなる町、3.ショッピングしたくなる町の3本の柱を立てて提案されたことに協力をしているそうです。協力員会では区に「大切な情報を自らの努力で集めています」と報告をしたり、提案をだしています。

  その一つとして、観光客が快適にトイレを利用して頂くための“爽やかトイレ”の実現に向けて71か所のトイレのことを纏めて、区に提出しプロジェクトとして「モデルトイレ」2か所の設置が実現致しました。2020年の東京オリンピックは大きな観光資源として区も考えているため、第2プロジェクトとして“おもてなしトイレ”を計画しているそうです。
しかし区が手を放した途端辞めていく人が増え、「下町塾」を受講した若い方を会に抱え込めないため、参加して活動する人が少ないのが現状の悩みでもあるようです。

  「楽学の会」の活動も参加された皆さんからお伝えし、講座検討会議での活発な意見交換が交わされる話には、びっくりし、会の性格が違うのでとても勉強になりました、日程が合えば「参加してみたい」と云われました。私達の会員も、台東区まちづくり協力員会が協力しているイベントなどに参加することは可能とのことですから、どのような参加が可能なのかはこれからの課題です。台東区のまち歩きを希望されれば「ガイドは出来ますヨ」とおっしゃって下さいました。今後いろいろな形で交流が出来ればと次回には台東区まちづくり協力員会の方々をお迎えしたいと考えています。

     参加者: (敬称略)
台東区まちづくり: 毛塚雅清(会長)長谷川保一・高野謙一・大川正明(プロジェクトリーダー)
「楽学の会」      : 田中桂子(副代表理事)安田善英・鈴木良夫・齋藤龍男・金子勝治(理事)
                              
                                                                                               (ボランティア活動推進部)
 
    

Link
台東区まちづくり協力員会との交流会