テーマ：楽しく豊かに生涯現役時代を実現する働き方モデルと「産業ジェロントロジー」

当会顧問で（株）自分楽代表取締役、﨑山みゆき氏は昨年6月に日本産業ジェロントロジー協会を設立。加齢と働き方について学術的に研究し、企業における、シニア人材のマネージメントを行っています。今回の設立１周年記念シンポジュ－ムは、高齢者就労は、生きがいだけではなく、心身の健康と経済的な豊かさを満たす時代になったことを訴求しました。企業・個人の両視点から捉えた、今までにはない企画です。

概要は以下
1.基調講演代表理事﨑山みゆき氏「企業は産業ジェロントロジーでどう変わる事ができるか？」
2.事例発表（1）日本IBM販売会社UOSグループ代表　山中進様「エンジニア40歳定年説」克服のための研究報告
（2）日刊工業新聞社　前社長　千野俊猛様「100年企業」存続の秘訣はシニア人材の活用にあり
（3）日本フランチャイズチェーン協会会長山本善政様シニアの能力を活かしたオーディオサロン成功秘訣
3.パネルディスカッション事例発表者と、桜美林大学老年学研究科教授長田久雄氏

参加された方々からは、シニア世代に対する期待や、何歳まで働くことができるのかなど実践的な質問も数多く出され、非常に中身の濃いものでした。本協会が認定している「産業ジェロントロジーアドバイザー」も多数参加されました。崎山代表理事は、来年も開催したいと話されていました。　　　（金子勝治）