2018年の2月初めに狭山市の「さやま生涯学習をすすめる市民の会」代表理事の藤原俊昭氏から当会との交流会の申入れがあり、年度末の3月28日生涯学習センターで開催されました。

目   的:新会員研修を兼ねて当会との交流、センター施設見学・交流会を通して、生涯学習の在り方や情報発信の方法について学ぶことを目的とする。

なお平成29年度の大学塾講座は既に終了しており、講座を見学していただくことは出来ず、センターの施設見学と双方の活動紹介、意見交換、最後に懇親会を開催し情報交換を行いました。

日  時:平成30年3月28日(水)午後1時30分~午後4時30分
会  場:足立区生涯学習センター 5階 研修室3
参加者:「さやま生涯学習をすすめる市民の会」(略称:市民の会)より12名、狭山市立中央公民館の社会教育主事1名、当会より12名


                              

●平成13年狭山市生涯学習プロジェクトとしてスタートし、平成17年市民の会となり、平成26年4月からNPO法人化し5年目に入る。正会員は54名(平成29年度)
●市民の会は「市民の生涯学習を市民みずから支援する」ボランティアの市民組織であり、行政との協働型で3つの施策を掲げている。
施策1:生涯学習活動の支援体制の充実(つなぐ)
施策2:生涯学習の機会や場の充実(学ぶ)
施策3:生涯学習の成果の活用(活かす)

                         

●主業務は「狭山市生涯学習情報コーナー(さやまなびぃネット)」の窓口相談業務(案内人)
教育委員会の委託を受け、市民が生涯学習に取組むための情報提供や相談に応ずる窓口
さやま市民大学の案内人養成学科の修了生、および市民の会会員とで構成、案内人登録者数は約40名、内30数名が毎日、市民への生涯学習に関する情報提供や各種相談に対応、案内人は2名から3名で構成するが、各人の相性もあり、組み合わせに苦労している。

●運営の課題として、活動会員の不足による固定化(付加のアンバランス)、高齢化、等当会の課題とも共通するものでした。

その後、当会の活動紹介を行いました。市民の会から事前に質問をいただいており、その回答も含め当会の活動を説明しました。他団体がどのような悩み(課題)を抱え、交流会を通じて何を学ぼうとしているのか?知ることができました。「井の中の蛙」にならないよう、他団体との交流の必要性を感じました。
質疑応答では、「講座の企画から開催までの期間はどの位かかるか?」等々の質問がありました。最後に参加者全員で記念写真を撮り、交流会は終了しました。

         

場所を7階のレストラン「さくら」に移し、懇親会が開催され活動の苦労話など情報交換を行い、親睦を深めました。生涯学習ボランティアも、地域の生涯学習に係る環境や組織、運営方法に違いがありますが、運営の課題等共通点も多く、これからも互いに交流を深めていきたいものです。

                                                                                       (ボランティア活動推進部  篠原英也)

「さやま生涯学習をすすめる市民の会」 交流会報告

開催日:2018年3月28日

Link