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足立区異業種交流会

                                  実施日:平成30年5月24日(火)
                                   会  場:千住東京芸術センターホワイトスタジオ

最近、公共機関から発信されるネットや紙面などに度々登場する“協創”の文字。そんな折、会員のひとりから転送されてきた「未来クラブ・オープン・フォーラム」のブログを開いてみた。更に、申込書にあった「あなたが考える100年後に残したいコト・モノは何ですか?」の問いに興味を惹かれ、久しぶりの東京芸術センターに足を運んでみた。
講師として登壇された、石田秀輝氏(東北大学名誉教授)は、自然のすごさを賢く活かすあたらしいものつくり『ネイチャー・テクノロジー』を提唱され、2014年から奄美群島沖永良部島へ移住。多岐に亘る研究成果から、生物多様性などを題材に広く深く解説がなされた。さらなるデータは、驚くようなスピードで絶滅していく生物や動物を検証しながら、地球上の生態系が限りなく破壊に向かっていることを示していた。

            

後半は「これからの豊かさって、何だろう?」をテーマにオープン・ディスカッションへと進み、パネリストには高校生も含み、カザフスタンからの留学生、音楽アーティスト、デザイナー、足立区のものづくり分野からの多様なエキスパートの皆様により、“ひとつの地球を大切にしながら、私たちはどんな豊かさを求めていくべきなのか”のヒントを、さまざまな視点から提案があった。そして、偶然、隣り合わせた顔見知りの課長さんと交わした会話は「市民ベースの協創は、大分スピード感がありますね」、「提唱者の行政側も後れを取らず頑張って下さい・・・」。日々「楽学の会」の活動に参加されている皆様、チョットだけ外を覗いてみませんか。                                                                          (早坂津夜子)
●未来クラブのブログはこちら


    

未來クラブ・オープン・フォーラム        〜これからの豊かさって、何だろう?〜  参加報告