2020年7月


    バタバタしており、御礼が遅れましたが、コロナ禍の中、手作り感あふれる報告書をご送付、有難うございました。私まで力をいただいた感じです。

              

 「継続は力なり」といいますが、ふと、「楽学の会」継続の力がどこから来ているのか、私なりにアレコレ考えました。折しも「社会教育」7月号に.「すみだ学習ガーデン」解散の記事が出ており、思わず「楽学の会」や「大田文化の森」との違いを考え合わせてしまいました。

「楽学の会」は、市民の自主性、独立性という点で断トツというのが私の印象です。
その要因を考えました。第一は、一期生の中心メンバーの活躍と協力する姿が新人にきちんと引き継がれていることではないか・・・と。 楽しみながら学ぶという点も見事に生かされていて・・・。

初期の頃の数年間、立ち位置や主義主張などが微妙に違う4人の講師の ボランティア講座を 、まるで金太郎飴のように毎年実施されたことがありました。その理由を森太一さんにお聞きしたところ、「それぞれ異なるボランティア論を聞いて、一人ひとりに考えてほしいのです!」ときっぱり!

余裕がなければ なかなかできない講座かもしれませんが、すみだや大田文化の森では見られなかった点です。すみだ学習ガーデンの解散はいろんな点で、検討(研究?)素材になりそうです。

ところで「報告書」をめくっていて・・・。
あろうことか、あとがきに小林徹さんの訃報のお知らせ・・・・愕然とはこのことです!しばらく黙とうをさせていただいたあと、ふと、小林さんの人生の最終章まで「楽学の会」という活躍の場があったことに不思議な安らぎと羨望の念さえ抱きました。合掌!

御礼「楽学ニュース」の3ページにまたもや大きく拙稿のご紹介。何と御礼申し上げたらいいのか・・・。
みなさまのますますのご活躍をお祈りいたします。
                                           大久保邦子拝



    

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当会顧問 大久保邦子氏より寄稿