Link
「コロナ下でのNPO活動の取り組み方」

令和3年4月 月例会(講演会)報告                 【開催日】2021年4月15日

今月の月例会は、足立区政策経営部あだち未来支援室 協働・協創推進課 区民協働推進課係長 河井達弥様と足立区NPO活動支援センター長 黒澤佳祐様より、足立区の協創事業と足立区NPO活動支援センターの運営方針についてお話をお伺いしました。

        

河井達弥係長は、2021年3月号 あだち協創NEWS“身近なことからあだちを変える「あなたの力があだちの力に〜協創〜”」を基に様々な視点からの政策についての説明でした。その内容は“ひとり親家庭に食を届ける”“コロナ禍だからこそつながる”等8項目にわたってのお話でした。「あだち子どもの未来応援基金」ができました!もその一つであり、すばらしい取り組みであると思いました。

黒澤圭佑支援センター長からは、足立区NPO活動支援センター運営方針について16項目にわたっての説明がありました。関東圏6市区町村で市民活動施設を含む12施設の管理運営の実績を生かし、“あだち区民協働で足立活性化の拠点!”を運営スローガンに掲げて地域貢献を行っていきたいとのお話でした。
その具体的な取り組みとして、令和2年度「NPO活動支援センター実施事業について」と題し、地域活動と人材養成講座についての説明がありました。平成24年度から地域活動人材養成事業として「あだち海援隊講座」と「センター登録団体向け講座」を『地域活動人材育成講座』として統合し実施していて、その紹介と説明がありました。

        

「あだち海援隊講座」は15講座の予定で、8月は「地域とまなぼう!キッズ★ラボ〜親子で楽しい体験教室〜」、10月は「カードゲームde SDGs体験」、12月は「」あだち子ども食堂フォーラム、
2月は「地域課題をビジネスで解決するコミュニティビジネス講座」「人生100年時代〜誰もがゆるやかにつながる地域のつくり方」など15講座の実施を予定しているとの説明がありました。
「センター登録団体向け講座」は9講座の予定で、7月は「オンライン講座『Zoom』を使ってみよう」、12月は「新しい仲間の探し方『クラウドソーシング』」、3月は「いよいよリニューアル!新あだち協働パートナーサイト操作説明会」などを実施するとの説明がありました。

       

最後に、物品・食品支援についての説明がありました。足立区NPO活動支援センターでは、区民の方や企業等から提供を受けた物品・食品の一時保管、配布を希望する登録団体へのマッチングと受け渡しを行っており、主に子ども食堂など約15の登録団体が活用しているとのお話もありました。
                            (ボランティア活動推進部 佐々木善光)