生涯学習団体とのリンク
第12回生涯学習シンポジューム 報告

   NPO法人全国生涯学習ネットワーク主催による生涯学習シンポジュームが12/9府中市 多摩交流センターに於いて「市民大学学長サミット“市民大学の今日と明日を考える”」と題して開催された。
基調講演は小金井雑学大学学長 長坂寛氏より、新しい分野への挑戦(チャレンジ)学びなおし 等、“市民大学の今日と明日を考える”をテーマに話された。
  引き続き、桜美林大学名誉教授 瀬沼克彰氏(当会顧問)がコーディネータを務め、TAMA市民塾塾長 横田至明氏、生涯現役かなざわ会代表 門口泰宜氏、狭山元気大学学長 小山周三氏、府中市生涯学習ボランティア「悠学の会」代表 山内啓司氏の4名をパネラーに参加者との質疑応答、意見交換が行われた。


 
その論点は、
1)受講者募集のPRと集客 
2)講師の選択
3)学習成果の評価 
4)地域貢献 
5)行政を含めた団体との連携・協力
が挙げられた。

   また、受講生の減少傾向について、戦中と戦後世代の受講者ニーズが異なって来ている事も見過ごせない課題として挙げられるとの指摘があった。この様な環境の中でも地域と社会課題を主眼において、これまで培ってきた経験と能力を生かしながら、若者をも引き込む魅力ある講座創りの仕組み(仕掛け)をとの熱き意気込みが参加者より伝わってくるシンポジュームであった。              (金子勝治)