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 │楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│69│号│
 └─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─┴─┘
          └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘    2016/05/01
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        楽学の会 http://gakugaku.main.jp/

4月14日夜以降の一連の地震で、震度1以上の地震回数が2週間で1千回を超えた
熊本地震。昨年に日本国内で観測された震度1以上の地震回数の半分以上と報告
されています。 まだ警戒が呼びかけられています。早く終息してほしいと願う
ばかりです。

さて、今月も楽学の会メールマガジンをお届けします。ご愛読よろしくお願い
致します。
このメールマガジンは、転送自由です。お友達やお知り合いに転送してくださ
い。また、本メールマガジンの新規登録は大歓迎です。登録は下記から。
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この電子メールは、楽学の会が企画・運営する講座や、楽学の会の事業に関す
る情報などをご案内するものです。

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┃も┃く┃じ┃
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◆あだち区民大学塾講座 開催案内

  ・大淵澄夫スケッチ講座・足立の新しい街並を描こう

  ・新選組 人物列伝

◆あだち区民大学塾講座 開催報告

・特別講演会 北斎「冨嶽三十六景」千住浮世絵の謎と碑を巡る

・声を出してよむ「徒然草」序段~72段

  ・みんなで考える日本の食と農



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           あだち区民大学塾 講座開催案内
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 ★★★★   大淵澄夫スケッチ講座・足立の新しい街並を描こう
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足立の新しい街並を題材にしてスケッチの手法を学び、建築画家大淵澄夫さん
とともに、スケッチに出かけます。


講座開催案内チラシ:
http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1606-sketch.pdf

  講 師:大淵澄夫 氏  建築イラストレーター

  日 時:6月2日 9日 16日 毎回 木曜日 午後2時~4時

  講座・テーマ:

    第1回:足立の新しい街並の魅力とスケッチのポイント(座学)

    第2回:街の風景を楽しく描く(センター近傍でスケッチ)

第3回:スケッチを通して足立の新しい街並を知ろう
        (スケッチと寸評)
    
会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)研修室4
 
  定 員:30名(抽選)

  受講料:1,500円(全3回分)

申込方法:往復ハガキに、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
       「スケッチ講座」を明記の上郵送(連名可)

  宛  先:足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
       〒120-0034足立区千住5-13-5

  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)

  申込締め切り:平成28年5月19日(木)必着


 
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 ★★★★         新選組 人物列伝
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講座開催案内チラシ:
http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1606-shinsengumi.pdf

  講 師:あさくら ゆう氏 歴史研究家 「歴史企画研究」主宰
 

  日 時:6月4日 11日 18日(土)午後2時~4時
 

  講座・テーマ:

    第1回:近藤勇と土方歳三 ~盟友が作った新選組~

    第2回:永倉新八と島田魁 ~明治まで生きた古参の生き様~

第3回:市村辰之助と弟鉄之助 ~敵味方に分かれた兄弟の運命~
   
会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)研修室4
 
  定 員:30名(抽選)

  受講料:1,500円(全3回分)

申込方法:往復ハガキに、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
       「新選組」を明記の上郵送(連名可)

  宛  先:足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
       〒120-0034足立区千住5-13-5

  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)

  申込締め切り:平成28年5月23日(月)必着


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           あだち区民大学塾 講座開催報告
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 ★★★★ 特別講演会 北斎「冨嶽三十六景」千住浮世絵の謎と碑を巡る
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本講座は、通常の三者共催にNPO法人千住文化普及会(理事長・櫟原文夫氏)の
賛同をいただき、四者共催事業として、去る3月19日(土)に開催された葛飾北
斎「冨嶽三十六景」千住顕彰碑建立の関連講座として、講演会と現地学習の2部
構成で実施しました。第1回目は櫟原文夫氏を講師に『葛飾北斎「冨嶽三十六景」
千住浮世絵の謎~千住宿と冨士塚から迫る~』と題して、講堂にて講演されまし
た。氏は千住宿の概観や芭蕉の千住旅立ちのお話を皮切りに、冨嶽三十六景(実
際は46枚)のうち3枚もの作品がなぜ千住地域を題材として描いたのか、この謎
を解くための講話をされました。

その仮説とは(1)浮世絵は当時、手軽なお土産品であり、千住宿に北関東一円か
ら集まる富士講の信者対象に商売熱心な版元の西村屋与八が商機を逃すはずがな
く、「千住で3枚の浮世絵」を企画しても不思議ではない。(2)北斎も千住が江戸
最大の隆盛をみる宿場であり富士講の拠点の一つになっていることを知り、北斎
自身が北極星と北斗七星を神格化している「妙見信仰」の信者であり、富士信仰
に結びつけて千住で描いたのではないか、との2点です。

講座終了後のある受講者のアンケートの記述には、“自分が住んでいる千住に冨
嶽三十六景の中の3枚もの絵があることを初めて知り興味が増しました。
富士塚のお話も興味深く、パワースポットも近くにあるとのことで是非訪ねたい”
との感想が寄せられました。

第2回目の現地学習は、『北斎顕彰碑「冨嶽三十六景」千住浮世絵を巡る~武州千
住・隅田川関屋の里・従千住花街眺望ノ不二~』というテーマで、午後1時30分に
先発班がスタートしました。案内と説明は千住文化普及会の櫟原氏及び永田氏、
田中氏、中島氏が担当して下さり、現地学習のマップ資料を基に3班に分け巡りま
した。顕彰碑は聞くと見るとでは大違いの如く大変立派なもので、区民みんなで
大事にして後世に継承していかなければならないと思いました。

参加者からの感想には、(1)インカム(無線機)で細かいこともよくわかり楽しか
ったです。(2)実地を見て他の状況も詳しく説明いただき、楽しく過ごさせていた
だきました。(3)北千住に住んで4年程になりますが、まだ知らないことばかりで
した。(4)興味深い街歩きになりました。(5)近場で江戸の雰囲気たっぷり味わえ
ました。等々、2時間の行程にも疲れを感じさせない感想を寄せて頂きました。

受講者総数は、講演会64名、現地学習52名、延べ116名の参加者でした。

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 ★★★★       声を出してよむ「徒然草」序段~72段
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平成28年3月3・10・24(各木曜日)午後2時~4時研修室1において、講師に元
足立区立図書館長:石井清弘氏をお迎えして開催されました。受講者は延120名。

講義内容は、
1回目「徒然なるままに、日暮らし、硯に向かひて…。」で始まる書き出しから
19段まで。

2回目「某(なにがし)とかや言ひし世捨て人(にん)の・・・。」の20段~41段。

3回目「唐橋の中将と言ふ人の子に・・・。」の42段~72段まで。

まず、原文を声を出して読むことから始まりました。そして、兼好の筆の走りは
時代背景や貴族・武士・僧侶・庶民など「徒然草」に登場する人々の、日常生活、
ものの考え方などが語られた。

各段で講師の解説があり石井先生独特の現代と合わせての見方考え方が現代の私
たちの身近な生活との比喩により中世文学のエッセイが身近なものとなりました。
受講者からは「声を出して「徒然草」を読むのは初めてで充実した時を過ごせた」
「作者のひととなりや人とのつながりが分かり良かった」「先生の語り口が耳に
優しかった」「もう少しゆっくり読んでみたい」「詳しい解説をもっと聞きたい」
という声がよせられました。本講座は、シリーズとして、243段まで読み通すこと
を予定していることを予告しました。


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 ★★★★        みんなで考える日本の食と農
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平成28年度の最初の講座として4月10日・17日・24日の日曜日に元農林水産省課長
職の柴田 寛氏をお迎えして実施しました。「日本の食と農」という身近な問題で
はあるが、日常ではあまり意識することのないテーマであり、受講生が集まるか心
配しましたが23名の受講応募があり、講座には延51名が受講されました。

1回目・・・今「日本の食」はどうなっているのだろうか

戦後70年の食生活の移り変わりを様々なデータやグラフで説明されました。
飽食の時代となり、肥満の割合が増えており、食品廃棄も増加傾向にあります。
(BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)・・・25以上が肥満です。あなたは?)

2回目・・・今「日本の農業」はどうなっているのだろうか

農業の課題として高齢化や後継者不足がありますが、新規参入や企業化が進んでお
り、必ずしも悲観的な状態ではなく、今後の国内での自給率・自給力向上が重要で
ある。

3回目・・・グローバル化で「日本の食と農」は今後どうなるのか

農産物自由化の長い歴史と農業の実態、さらに農産物関係のTPP合意内容の説明があ
りました。農林水産物輸出拡大も重要な課題であり増加傾向にあります。

毎回、講義中に質問を設け、受講者を飽きさせず興味を引く工夫をされていました。
全体を通して、日本は食料供給の60%を海外から依存しており、そのための経済力
と外交力が重要となり、さらに国内での自給力の維持向上も不可欠となる。合わせ
て、都市住民に対する食育を通じ、国民全体の意識を高めることが重要です。とし
て講座を終了しました。

専門である農業白書や国民生活白書から大量の貴重なデータやグラフを準備して、
解り易く説明して頂きました。受講者の方からのアンケートでも評価の高い講座で
した。



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              楽学の会からのお知らせ
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NPO法人 あだち学習支援ボランティア「楽学の会」(がくがくのかい)で
は会員を募集しています。

「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランティア
グループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学びの機会を
企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講演会を行い、
「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理念としたボランテ
ィア活動です。平成15年4月より、NPO法人として活動しています。

■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
 教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。

■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランティア」
 として参加・参画しています。

皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。

問合せ先:楽学の会事務局 江川武男

     E-Mail:takeo-wg@cj9.so-net.ne.jp


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