■■◇  楽学の会メールマガジン <第5号> '11.01.15
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■■■  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/index.html

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           フリー(無料)メールマガジン
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この電子メールは、楽学の会がお手伝いしている講習会に関する情報を無料で
ご案内するものです。このメールは、等幅フォント(MS明朝、MSゴシック
等)でご覧ください。

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松納め、鏡開きを終え、いよいよ本格的な活動を始められたことと思います。
楽学メルマ管理人のまさおです。皆様、今年も楽しく生き生きと学ぼうではあ
りませんか。楽学の会をどうかよろしくお願い致します。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−

◆イベント・行事 あだち区民大学塾開催案内(再紹介)
 ・暮しのなかの俳句 〜十七音の文芸〜
 ・女と戦国 〜徳川秀忠の妻・江(ごう)姫〜
 ・琵琶演奏と語り 〜美しい弦の響きで歴史の世界に誘う〜

◆当会顧問・寄稿文
 満足度の高さが伝えるもの
      大久保邦子 文化ボランティア・コーディネータ

◆楽学の会 会員の声から  
 ・生田緑地            安田善英
 ・作品は展示することで上達?   木口千恵子

◆本の紹介   21世紀の生涯学習と余暇
       『高齢者の生涯学習と地域活動』
                   桜美林大学名誉教授 瀬沼 克彰著

◆楽学メルマ管理人のつぶやき

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■□■□■□■□■     あだち区民大学塾    ■□■□■□■□■

加者募集中の講座のご案内で、前回のメールマガジンでご紹介したものです
。締切りが迫っているものもあります。受講ご希望の方は、至急、電話でご連
絡ください。

★☆★☆★ 暮しのなかの俳句 〜十七音の文芸〜 ☆★☆★☆

千住ゆかりの俳人、季語について、さらには、あなたの作品を添削するなど、
楽しく暮らしの中の俳句を学びます。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1102haiku.pdf

  日時:平成23年2月2日(水)、9日(水)、16(水)
          全3回:すべて、午後2時〜4時
       第1回 千住のゆかりの俳人
       第2回 季語について(兼題一句)
       第3回 あなたの作品を添削

  場所:足立区生涯学習センター 学びピア
      足立区千住5−13−5
  人数:50名(応募多数の場合抽選)
  受講料:1500円(全3回分、初日に会場でお支払いください)
  講師:俳人 青山 丈 氏
      足立区俳句連盟会長 足立よみうり俳壇選者 日本テレビ文化セ
      ンター北千住教室講師 著書:句集「象眼」他 (足立区在住)
  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「暮し
       のなかの俳句」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可
  )申込・問合せ先:
     〒120-0034 足立区千住5-13-5
      足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局
      電話03-5813-3759(平日午後1時〜5時)
  申込締切:1月18日(火)必着


★☆★☆★ 女と戦国 〜徳川秀忠の妻・江(ごう)姫〜 ☆★☆★☆

信長・秀吉・家康三代に亘った戦国時代は終りを告げ平和の時代、女性の時代
に。新しい秩序を建ち上げていく女性の姿と歴史を 2011年 NHK大河ドラマ
“江〜姫たちの戦国〜”の江(ごう)姫に因んで熱っぽく語る。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1102ogou.pdf

  日時:平成23年2月4日(金)、11日(金)、18(金)
          全3回:すべて、午後2時〜4時
       第1回 日本女性史の中の江(ごう)姫
       第2回 江(ごう)姫の生涯
       第3回 将軍家と大奥 〜江(ごう)姫が残したもの〜

  場所:足立区生涯学習センター 学びピア
      足立区千住5−13−5
  人数:30名(応募多数の場合抽選)
  受講料:1500円(全3回分、初日に会場でお支払いください)
  講師:田村宏之氏
      歴史倶楽部あだち 講師 (足立区在住)
  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「女と
       戦国」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)
  申込・問合せ先:
     〒120-0034 足立区千住5-13-5
      足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局
      電話03-5813-3759(平日午後1時〜5時)
  申込締切:1月21日(金)必着


★☆★☆★ 櫻井亜木子 琵琶演奏と語り
         〜美しい弦の響きで歴史の世界に誘う〜 ☆★☆★☆

足立朝日に櫻井亜木子さんが紹介されています。少し引用すると、
『琵琶との出会いを問うと、「実は手違いだった」と屈託がない。東京音大入
学時、琴をやりたくて選択した和楽器のコースが、手違いで琵琶に。当時は金
髪で「ジュリア・ロバーツだった」外見で教室に行くと、先生の歓迎ぶりに後
に引けなくなってしまったという。サボりがちだった運命が変わったのは2年
目。それまで琵琶の演奏しか教えてこなかった先生が、初めて「一の谷合戦敦
盛」を歌って聴かせた。ザーッと鳥肌が立ち涙が溢れた。初めて琵琶をいいと
思った瞬間だった。』だそうです。
  http://www.adachi-asahi.jp/?p=498

今回は、薩摩琵琶演奏第一人者が、史上に残る事件と謎を皆様にお届けいたし
ます。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1102biwa.pdf

  日時:平成23年2月6日(日)、20日(日)
          全2回:すべて、午後2時〜4時
       第1回 八甲田山 〜雪中行軍〜
       第2回 本能寺 〜日本史上大きな謎を追って〜

  場所:足立区生涯学習センター 学びピア
      足立区千住5−13−5
  人数:100名(応募多数の場合抽選)
  受講料:1000円(全2回分、初日に会場でお支払いください)
  講師:櫻井亜木子氏
      鶴田流薩摩琵琶奏者 (足立区在住)
  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「櫻井
       亜木子・琵琶講座」と明記し、下記申込先へ郵送ください
       (連名可)
  申込・問合せ先:
     〒120-0034 足立区千住5-13-5
      足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局
      電話03-5813-3759(平日午後1時〜5時)
  申込締切:1月24日(月)必着


■□■□■□■□■     当会顧問・寄稿文    ■□■□■□■□■
                            
<満足度の高さが伝えるもの>
 
            大久保邦子 文化ボランティア・コーディネータ

あのときの強烈な印象は今も鮮明に残っており、私にとっても貴重な学びにな
っている。数年前、「楽学の会」と「大田文化の森運営協議会」双方の関係者20
名ほどが交流し、全員が活動の感想などを述べ合ったときのこと。条件として
は経費も会場も区から提供されている大田文化の森が数段いいはずだった。な
のに、一人ひとりの活動の満足度は圧倒的に「楽学の会」が高かったのである。

「大田文化の森運営協議会」は、公設の文化センターを市民が運営する極めて
質の高い、全国的にもトップレベルの文化活動である。その大田より「楽学の
会」のほうが、一人ひとりの満足度が高かったということは何を意味するのだ
ろうか。行政の支援はないほうがいいと思われては心外だが、「楽学の会」が
質の高い講座を提供する陰には「自分たちの力でやっているのだ!」という自負
と達成感があるのではないだろうか。「楽学の会」の成功の秘訣はそこにある。

河合元文化庁長官のことば「悩みや苦労を乗り越えてこそ楽しさがある!」は
蓋し名言である。
(河合元文化庁長官の講演会要旨は、楽学ニュース第110号の第2頁にあり
   ます。
    http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/news.htm


■□■□■□■□■□■ 楽学の会 会員の声から ■□■□■□■□■□■

  ☆★☆★  生田緑地  ★☆★☆

11月下旬、生田緑地を散策しました。小田急線向ケ丘遊園駅から徒歩15分の所
にある。日本民家園(500円)を見た。古民家は神奈川県内だけでなく、東日本
の代表的なものをはじめとして、水車小屋、高倉、歌舞伎舞台など25件の建
物があった。どれも昭和初期の懐かしい建物ばかりです。釘を使わず、太い材
木を良く支えられるものだと驚きます。
ボランティアが1週間ごと家を乾燥させるために囲炉裏に火を入れるそうです
。家のそばでは20名位がボランティアの指導のもと、竹でかごを4時間位か
けて編んでいました。ここは、青少年科学館や岡本太郎美術館もあり、森林浴
にも最適です。東京のすぐそばにこれだけの自然豊かな場所があることに驚き
ました。
                       (楽学の会:安田善英)


  ☆★☆★  作品は展示することで上達?  ★☆★☆

先月、上野の台東区立社会教育センターで、“サークル・フェスタ2010”が開
催されました(2010年11月22日、23日開催)。台東区内5ヶ所ある社会教育館
で活動しているサークルの交流発表の場です。私が指導している、三ノ輪にあ
る社会教育館の書道サークルは、今回が2回目の参加となります。普段は半紙
で稽古している熟年の方たちが、出品となるとガゼン張り切って皆頑張るので
す。「これで仕上がり」といっても、もう1回!と書き直します。書き上げた色
紙や短冊を掛け軸に、また額に入れるなどすると一段と引き立ちます。自分の
作品が飾られ、皆さんに見ていただけるなんて、夢の様だと語ってくれました
。毎年3月に行われる、“梅田センターふれあいまつり”(3月5・6日、梅田
センター3F)には、梅田のサークルが参加しています。こちらは『アラ環』
世代が中心。年明け、書初めを書き上げた後、まつりに展示する作品に取り組
みます。どうぞご覧ください。

                      (楽学の会:木口千恵子)



■□■□■□■  本の紹介               ■□■□■□■
□■□■□■□   21世紀の生涯学習と余暇      □■□■□■□
■□■□■□■   『高齢者の生涯学習と地域活動』   ■□■□■□■

                   桜美林大学名誉教授 瀬沼 克彰著
                     2010年11月(株)学文社 発行
                     (2800円+税)

高齢化が進む中で、高齢者の「社会的孤立」−「家族や地域社会との交流が、
客観的に著しく乏しい」状態にある人たちのこと−が憂慮されている(2010年
版高齢社会白書)。そんな状況下で、本書は高齢者も含め多くの学習者に元気
や生きがいを与える時宜にかなった本であり、著者(「楽学の会」顧問)の熱
意も感じられる。
 [高齢社会白書  http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html ]

全体は5章でまとめられているが、なかでも第5章「地域活動を促進するため
に」は、著者が最近かかわった事業や活動の状況などが書かれている。特に昨
春、著者の定年退職に際して開かれた励ます会で述べられた幾つかのことばは
、活動を続けて行くに当たって大変役に立つ言葉である。また、地域活動を活
発化させるための方法を、個人、団体などの視点に分けて記しているが、大い
に参考になる。

その他、第2章「社会参加と生きがいづくり」では、高齢者の社会参加として
、余暇、趣味、生涯学習の分野に加えて経済的自立の重視を挙げて、自治体の
調査結果を記している。第3章「各地のシルバー大学の内容」では、17年の歴
史を刻む「町田市民大学HATS」など5カ所の事例を紹介している。第4章
「地域活性化のための事業展開」では、「山口県人づくり、地域づくりフォー
ラム」など4カ所のまちづくりの取り組みが紹介されているが、どれも誠に羨
ましくなる活動だ。

読み終わって、この書物からまた元気と新たな発見が得られた。皆さん!この
書物から、間もなく迎える新しい年のエネルギーや生きがいを、ぜひ見つけて
いただきたい。手元におき、活動や心の栄養にされるよう薦めたい。
                       (楽学の会:市川 茂敏)


■□■□■□■   楽学メルマ管理人のつぶやき    ■□■□■□■

ネットサーフィンをしていて、内閣府大臣官房政府広報室が平成20年5月2
2日〜6月1日に実施した『生涯学習に関する世論調査報告書』を見つけた。
内閣府は生涯学習についての世論調査を昭和63年から数年毎に実施しており、
平成20年の調査は第5回目になる。私達、楽学の会にとっても興味深いもの
があるが、私達とともに学んでおられる皆様にも興味深いものがあるとのでは
と思い、一部をご紹介します。
  http://www8.cao.go.jp/survey/h20/h20-gakushu/

調査は、『あなたは、「生涯学習」という言葉を聞いたことがありますか。』
という質問から始まります。もちろん、皆さんは「生涯学習」という言葉はよ
くご存知だし、実際に実践されておられます。結果は、なんと81%の人が聞
いたことがあると回答しています。調査を開始した昭和63年には60%弱だ
ったのが、徐々に増え、前回の平成17年に81%になり、そのまま変化がな
い。また、認知度は男女で大差がなく、40代が最も知っており、20代と7
0歳以上の人に知っている人がやや少ないとなっています。

次に、『あなたは、この1年くらいの間に、「生涯学習」をしたことがありま
すか。』と聞き、用意した項目から複数回答式で選んでもらっています。
結果、最も多かったのが、「健康・スポーツ(健康法、医学、栄養、ジョ
ギング、水泳など)」の22.5%で、続いて、「趣味的なもの(音楽、美術、華
道、舞踊、書道など)」の19.0%、「パソコン・インターネットに関すること」
の14.0%,「教養的なもの(文学、歴史、科学、語学、社会問題など)」の10.2
%となっています。

この結果から多くのことを思いました。皆さん、健康第1で、次に趣味で、パ
ソコン等については必要に迫られてということでしょうか。楽学の会が提供し
ている講座は、ほとんどが教養的なものになると思いますが、4位でよく健闘
しているといえるのではないでしょうか。

次回は、「どのような場所や形態で「生涯学習」をしたことがあるか」、「生
涯学習の情報をどこから得ているか」、「知識・技能や経験を,どのように生
かしているか」などについての調査結果をご紹介します。



●次号配信は、平成23年1月中旬頃の予定です。

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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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○このメールは転送自由です。

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