■■◇  楽学の会メールマガジン <第8号> '11.04.01
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■■■  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/index.html

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│ 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震を初めとする東日本大震災で、│
│犠牲となられました皆様に心から哀悼の意を表しますとともに、未だに行│
│方が分からない状況にあります多くの不明者のご無事を、心からお祈り申│
│し上げます。                           │
│ また、このたびの地震・津波で住まいをなくされ、負傷をなさいました│
│皆様に対しましても、心からお見舞いを申し上げますと共に、一日も早い│
│ご回復と復興をお祈り申し上げます。                │
│                                 │
│ 足立区にお住まいの皆様で被災地域に親戚縁者や友人をお持ちの方々の│
│ご心配はいかばかりかと思います。1日も早くご無事が確認されますよう│
│祈念いたしております。                      │
└─────────────────────────────────┘

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楽学メルマ管理人のまさおです。私も東北地方太平洋沖地震と津波のものすご
さにテレビに釘付けになっておりました。出るのはただただ、ため息ばかりで
した。これが東京で起こったらいったいどうなっていたでしょうか。私達も被
災者の方々の苦しみを自分たちのこととして捉え、一緒に立ち上がる方法を考
えていきたいと思います。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

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を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです
。楽学の会では今年中に購読者を3桁の100人以上とすることを目標にしてま
す。ご支援頂き度,よろしくお願い致します。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−
◆平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震、
                  被災地の一日も早い復興を祈ります
                          代表理事 小林徹

◆イベント・行事 あだち区民大学塾の中止のお知らせ
 ・生活習慣病と上手い付き合い方
 ・眠くなれない「論語」の学習          
 ・大淵澄夫スケッチ講座
 ・外国人のための日本語講座
 ・足立区生涯学習センター区民カレッジ講座

◆当会顧問・寄稿文  火鉢のある生活・・・大災害が突きつける問い
       薗田碩哉氏(実践女子短大教授、NPOさんさんくらぶ理事長)

◆楽学メルマ管理人のつぶやき

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■□■□■□  東北地方太平洋沖地震、          ■□■□■□
□■□■□■     被災地の一日も早い復興を祈念します □■□■□■
■□■□■□             代表理事 小林徹  ■□■□■□

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震、犠牲になった方々へ、心より哀
悼の意を捧げます。また、被害に遭われた人たちの一刻も早い回復と、被災地
の一日も早い復興を祈ります。被災地の方々の勇気をもった復興のための活動
を私たちは応援します。

今回の大震災は戦後最大で、未曾有の大災害と言われています。テレビの映像
によりその凄さを知り、胸が痛みます。今、私たちは何をすればよいのか、一
人ひとりが考えて行動するときです。支援の活動が進んでいます。支援物品の
提供、計画停電および節電への協力、義援金による寄付など、できることに協
力することでしょう。また、東京にこのような災害が発生したらどのように対
応したら良いでしょうか。改めて災害に対する私たちの認識を深めていく必要
を痛感しています。

本メールマガジンの読者の皆さまにおかれましてはご無事のことと察しますが
、被災地に関係のおありの方々はご心配のことと思います。また、計画停電等
の影響を受けている方々もおられます。今は、皆が協力して被災地の復興のた
めに支援していくことが必要でしょう。

楽学の会の活動では、拠点である生涯学習センターにおいても、施設利用の中
止、建物の点検・一部修理、計画停電の影響等により、3月15日より4月末
までの計画された講座を中止せざるを得なくなりました。

今回の大災害は会の活動にも制約を及ぼしていますが、活動をとおして、会員
及び関係の皆さまとさらに絆を強くし、この事態を乗り越えて行きましょう。


■□■□■□■ あだち区民大学塾等の講座の中止のお知らせ ■□■□■□

足立区は、東北地方太平洋沖地震により、区の施設利用の中止、建物の点検・
一部修理、計画停電を行うことに決めました。楽学の会の活動拠点である生涯
学習センターも、3月15日より4月末(予定)まで休止となります。
  http://www.city.adachi.tokyo.jp/020/d11600048.html

このため、今年度実施で計画されていたすべての講座を中止せざるを得なくな
りました。具体的には以下の講座です。楽しみにされていた区民の皆様にはご
迷惑をお掛けしますが、ご了承頂き度、よろしくお願い致します。


★☆★☆★     生活習慣病と上手い付き合い方     ☆★☆★☆

  当初予定日時:平成23年4月7日(木)、14日(木)
          全2回:すべて、午後2時〜4時
       第1回 〜生活習慣と高血圧症・糖尿病・脂質代謝異常症〜
       第2回 〜生活習慣病のお薬について〜

  予定場所:足立区生涯学習センター 学びピア
        足立区千住5−13−5
  予定講師:飯塚一秀 氏
        内科医・医学博士、放送大学学校医(足立区在住)
       坂田朋子 氏
        薬剤師(足立区在住)

★☆★☆★     眠くなれない「論語」の学習      ☆★☆★☆
★☆★☆★       〜楽しく学ぶ『論語』100章〜     ☆★☆★☆


  当初予定日時:平成23年3月16日(水)、23日(水)、30(水)
          全3回:すべて、午後2時〜4時
       第1回 素読を楽しむ『論語』の世界 〜学問思弁行〜
       第2回 現代に生かす大切な言葉 〜温故知新〜
       第3回 100章から学ぶ 〜心に響く言葉力〜

  予定場所:足立区生涯学習センター 学びピア
        足立区千住5−13−5
  予定講師:須藤 明実 氏
        二松学舎大学卒・中国哲学研究家、作家・洋画家

★☆★☆★  大淵澄夫スケッチ講座            ☆★☆★☆
★☆★☆★   〜荒川河畔からのスカイツリーを描こう〜  ☆★☆★☆

  当初予定日時:平成23年3月17日(木)、24日(木)
          全2回:すべて、午後2時〜4時
       第1回:足立の魅力とスケッチのポイント
       第2回:スケッチと寸評

  予定場所:足立区生涯学習センター 学びピア
        足立区千住5−13−5
  予定講師:大淵 澄夫 氏
        建築イラストレーター、「アトリエ-O」代表

★☆★☆★ 外国人のための日本語講座            ☆★☆★☆
★☆★☆★ 〜ひらがな、カタカナ、そして毎日の生活の言葉〜 ☆★☆★☆

  当初予定日時:平成23年3月16日(水)、23日(水)、30日(水)
          全3回:すべて、午後6時半〜20時半
       第1回 ひらがなの練習。正しく読んだり、きれいに書いたり
           する練習です。あいさつの言葉も練習します。
       第2回 カタカナの練習。正しく読んだり、きれいに書いたり
           する練習です。身の回りの言葉も練習します。
       第3回 毎日の生活で必要なな言葉や表現。発音やイントネー
           ションを練習します。

  予定場所:足立区生涯学習センター 学びピア
        足立区千住5−13−5
  予定講師:小川 美紀氏
        拓殖大学 日本語教育研究所講師

★☆★☆★ 足立区生涯学習センター区民カレッジ講座    ☆★☆★☆
★☆★☆★    脳のふしぎ?? 〜脳科学と教育・健康〜 ☆★☆★☆

  当初予定日時:平成23年3月5日(土)、12日(土)、19日(土)、
              25日(金)
          全4回:すべて、午後2時〜4時

     2回目の3月12日(土)以降の3講座を中止いたします

  予定場所:足立区生涯学習センター 学びピア 5階
      足立区千住5−13−5


■□■□■□■□■     当会顧問・寄稿文    ■□■□■□■□■
                            
     火鉢のある生活・・・大災害が突きつける問い
 
        薗田碩哉氏
          実践女子短大教授、NPOさんさんくらぶ理事長

未曽有の大災害である。地震、津波に原発事故の三打撃が日本社会に与えた爪
痕は深く、また、広い。これが致命傷にならなければいいのだが、回復するに
しても長い時間がかかるだろう。その過程でわれわれの生活のスタイルや価値
観が根底から問い直されることは必至である。

計画停電でテレビはおろか暖房も使えなくなり、物置から火鉢を取り出して炭
を起こした。実はこの炭はついこの間、近くの公園の炭焼き窯でわが「さんさ
んくらぶ」の親子が参加して焼き上げた出来立ての炭である。「くらぶ」では
谷戸の水田でお米作りもしていて、採れたお米で餅を搗いた。炭火で餅をあぶ
って食べながら昔の暮らしを思い出した。

私たちはこの半世紀ほどの間にまことに便利で快適な暮らしを実現したわけだ
が、大災害はその文明生活の脆さや危うさを突きつけてきた。自然を破壊し、
農業を捨て、伝統文化を忘れ、あまつさえ地域の人の繋がりさえ等閑視する「
無縁社会」で人間が幸せに生きられるはずもない。被災地ではすでにさまざま
なレベルでの助け合いが始まっている。私たちの生涯学習は、人間の絆を、ま
た、自然と人間とのよりよい関係を取りもどす総合的な試みであるべきだろう
。


■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震及びそれに続く新潟県中越地方及
び静岡県東部を震源とする東日本大震災で、各被災地は甚大な被害を受けまし
た。このような地震が私達が住む東京圏でおきたらどうでしょうか?

このような地震災害時に備えるために、東京都は『首都直下地震による東京の
被害想定報告書』を策定し、平成18年5月に公表しています。
 http://www.bousai.metro.tokyo.jp/japanese/knowledge/material_h.html

報告書策定の目的として、『本被害想定は、東京都及び区市町村における震災
対策の一層の推進を図るとともに、都民の防災意識の向上に寄与するための基
礎資料として作成した。調査検討は、平成17 年5月25 日の東京都防災会議後
、設置した地震部会(部会長:溝上恵東京大学名誉教授)で行った。』とあり
ます。

また、復旧日数について、結論から言うと、以下と述べています。
・東京湾北部地震M6.9 の場合の復旧日数は、電力は6日、通信は14 日、ガス
は22 日、上水道は21 日、下水道は21 日である。

・多摩直下地震M6.9 の場合の復旧日数は、電力は6日、通信は14 日、上水道
は11 日、下水道は14 日である。(※復旧日数は発災当日を除く。)

従って、東北地方太平洋沖地震のようにM9.0の直下型地震が起こった場合
の被害は、東京でも想定外であり、想像を絶するものとなりそうです。


また、足立区は以下の3点を基本方針に対策を検討しています。
ア 都との相互連携・調整を図りながら、復興プロセスの各段階において、区
 が行うべき都市復興への取組みを行います。
イ 区全体を対象とした「足立区都市復興基本計画」を策定し、事業推進を図り
 ます。
ウ 区民との協働により、被災地ごとの緊急的な都市復興計画となる「地区復
 興まちづくり計画」を策定、事業推進を図ります。詳細は『足立区 都市復興
 マニュアル(改訂案)概要版』に纏められていますのでご覧ください。
  http://www.city.adachi.tokyo.jp/034/d12300003.html

なお、足立区では『防災手帳』の作成を推奨しています。サンプルも下記HP
に載せられています。
  http://www.city.adachi.tokyo.jp/006/d01900004.html

災害が起きたときには、急激な状況の変化のため冷静な行動がとりにくくなり
ます。そこで、身体や生命の安全を確保し、混乱を防止しながら落ち着いた行
動がとれるように、本人にかかわる個人情報や緊急時の連絡先などを記載して
おくものが、防災手帳です。災害時要援護者など、第三者の介助や援護を必要
とする方は、対応上の配慮点なども記載して用意しておくと便利です。自分に
合ったものを工夫して作成し、携帯しておくといいと思います。


 以上、管理人のつぶやきでした。ぜひ、一度、上記HPをご覧になっては如
何でしょうか。



●次号配信は、平成23年5月初めの予定です。

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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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