■■◇  楽学の会メールマガジン <第9号> '11.05.05
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│ 東日本大震災で、犠牲となられました皆様に心から哀悼の意を表します│
│とともに、このたびの地震・津波で住まいをなくされたり、負傷をなされ│
│ました皆様の一日も早いご回復と復興をお祈り申し上げます。     │
│                                 │
│ 足立区にお住まいの皆様で被災地域に親戚縁者や友人をお持ちの方々の│
│ご心配はいかばかりかと思います。これらの方々が1日も早くもとの生活│
│にもどれることを祈念いたしております。              │
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楽学メルマ管理人のまさおです。東日本大震災から早くも1月半が過ぎました
。直後は、被災者の皆様は、呆然自失で、何も考えられなかったでしょう。だ
けど、きっと、今は、これからのために前向きに考えようとしておられること
でしょう。本当の苦労はこれからかもしれません。皆様の心の支えとなるには
、何をすればいいのか、何ができるのか、真剣に考えていかねばならないと思
う今日この頃です。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです
。楽学の会では今年中に購読者を3桁の100人以上とすることを目標にしてま
す。ご支援頂き度,よろしくお願い致します。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−
◆生涯学習センターにおける今後の対応と「楽学の会」の事業活動について 
                          代表理事 小林徹

◆イベント・行事 あだち区民大学塾等の復活開催のお知らせ
 ・生活習慣病と上手い付き合い方
 ・大淵澄夫スケッチ講座
 ・足立区生涯学習センター区民カレッジ講座
   脳のふしぎ?? 〜脳科学と教育・健康〜  第2回〜第4回

◆当会顧問・寄稿文  大震災と生涯学習
       平沢茂 (文教大学教育学部教授,同大学院教育学研究科長)

◆楽学メルマ管理人のつぶやき
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■□■□■□  生涯学習センターにおける今後の対応と   ■□■□■□
□■□■□■      「楽学の会」の事業活動について  □■□■□■
■□■□■□              代表理事 小林徹 ■□■□■□

3月11日に発生した東日本大震災の影響を受け、「楽学の会」の活動は、拠
点である生涯学習センターにおける施設利用の中止、建物の点検・一部修理、
計画停電の影響等により、3月15日より4月末までの計画されていたあだち
区民大学塾等の講座はすべて中止となりました。

その後、4月12日に、足立区より「今後の施設開設について」の指針が出さ
れました。さらに4月28日には、4月29日〜6月30日の間は午前9時〜
午後9時30分までの施設開設が可能となったと発表されました。7月以降に
ついては電力需要との関係を考慮のもとに今後発表される予定です。

私たちはこのような区の変化する方針・指示に従い行動していく必要がありま
す。

楽学の会では、このような制約はありますが、あだち区民大学塾講座、受託講
座等については、極力開催していけるよう生涯学習センターとも連携し検討し
ていきます。後述するように、具体的にいくつかの講座の再開実施が決まって
います。みなさんのご協力・積極的な参加をお願いいたします。

(注記)施設の開設状況は刻々と変化しています。足立区のHPにて最新の状
    況をご確認ください。


■□■□■□ あだち区民大学塾等の講座の再開・実施のお知らせ □■□■

足立区の区施設利用についての方針に基づき、中止または延期したあだち区民
大学塾等の講座を、再開・実施できることになりました。今回は、以下の2件
のあだち区民大学塾塾講座と1件の足立区生涯学習センター区民カレッジ講座
を実施いたします。ただし、前の計画とは開催日時、開催場所等が変更になっ
ています。すでに申し込まれている方々には再開講のご連絡をいたしますが、
新たに受講を希望される方は申込方法に従いご応募ください。


★☆★☆★       生活習慣病と上手い付き合い方        ☆★☆★☆

皆様、体調は如何ですか!
日頃、地域医療を支えておられるお医者さんに、生活習慣と生活習慣病の関係
や、実際の病状などについて話していただきます。そして、自分で改善できる
工夫や定期健診の大切さを考えてみます。また、薬剤師さんの立場からも発症
後に処方される薬について、知っておきたい、聞いてみたかったことなど、具
体的な質疑応答もあります。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1104seikatuB.pdf


  開催日時:平成23年6月9日(木)、16日(木)
          全2回:すべて、午後2時〜4時
       第1回 〜生活習慣と高血圧症・糖尿病・脂質代謝異常症〜
       第2回 〜生活習慣病のお薬について〜

  開催場所:足立区生涯学習センター 学びピア 研修室1
        足立区千住5−13−5
  人  数:50名(応募多数の場合抽選)
  受 講 料:無料
  講  師:飯塚一秀 氏
        内科医・医学博士、放送大学学校医(足立区在住)
       坂田朋子 氏
        薬剤師(足立区在住)
  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「生活
       習慣病講座」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)
  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
          電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)
  申込締切:5月31日(火)必着


★☆★☆★  大淵澄夫スケッチ講座             ☆★☆★☆
★☆★☆★    〜荒川河畔からのスカイツリーを描こう〜  ☆★☆★☆

あだちの歴史的な建造物や街並みを絵で描き残す建築画家、大淵澄夫さんとと
もに、絵を通した足立の魅力を探ります。今回は、荒川河畔から見たスカイツ
リーを描きます。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1104suketiB.pdf


  開催日時:平成23年5月26日(木)、6月2日(木)
          全2回:すべて、午後2時〜4時
       第1回:足立の魅力とスケッチのポイント
       第2回:スケッチと寸評
           センター近傍にスケッチに行きます。なお、雨天の場
           合は室内での講座となります。
           注)スケッチ用として、コピー用紙(A4)、鉛筆、段
             ボール板等、各自ご準備ください。


  開催場所:足立区生涯学習センター 学びピア
        足立区千住5−13−5
  募集人数:30名(応募多数の場合抽選)
  受 講 料:1000円(全2回分、初日に会場でお支払いください)
  講  師:大淵 澄夫 氏
       建築イラストレーター、「アトリエ-O」代表(足立区在住)
  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「ス
       ケッチ講座」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)
  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
           電話03-5813-3759(平日午後1時〜5時)
  申込締切:5月12日(木)必着



★☆★☆★ 足立区生涯学習センター区民カレッジ講座     ☆★☆★☆
★☆★☆★     脳のふしぎ?? 〜脳科学と教育・健康〜 ☆★☆★☆

「脳」の秘密に興味を持ってみませんか!
日頃それと意識してない活動中や、寝ている間にも「脳」は動いています。近
年、脳映像機器等の発達により、脳科学も進歩しました。0歳から「脳」の成
長が始まる子育て、やわらか脳づくり、など謎の多い「脳」の働きを知り生活
に役立たせてみては如何ですか。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1103noB.pdf

なお、全4回のうち、第1回は実施済みで、第2回〜第4回を募集します。

  開催日時:平成23年6月5日(日)、11日(土)、19日(日)
         開催時間はいずれの日も午後2時〜4時

     第1回 脳科学と教育 〜脳科学のいま〜
         講師:中井 淳一氏
   	        埼玉大学脳科学融合センター教授 センター長
         ★★3月5日(土)に実施済み★★

     第2回(6月5日)
        こころが安らぐ睡眠のとり方
         講師:本多 真氏
            東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野
            睡眠研究プロジェクトチームリーダー

     第3回(6月11日)
        感性と子どもの教育 〜脳科学の成果を生かした子育て〜
         講師:矢萩 恵一氏
            元西新井第一小学校校長、学校安全教育研究所事務
            局長、鎌倉女子大学講師(安全教育)

     第4回(6月19日)
        やわらかな脳をつくる11のコツ
         講師:石浦 章一氏
            東京大学大学院総合文化研究科教授

  開催場所:足立区生涯学習センター 学びピア 講堂
         足立区千住5−13−5
  募集人数:60名(応募多数の場合抽選)
  受 講 料:無料
  申  込:生涯学習センターに電話または直接窓口へ
       足立区地域学習センターでも受付けています。
  申込・問合せ先:
     〒120-0034 足立区千住5-13-5
      足立区生涯学習センター
      電話03-5813-3730

■□■□■□■□■     当会顧問・寄稿文    ■□■□■□■□■
                            
     「大震災と生涯学習」
 
        平沢茂氏
          文教大学教育学部教授,同大学院教育学研究科長

この2つは無縁だろうか。そうではない。生涯学習の源流となったラングラン
(注)の生涯教育論は、危機に立つ人類への警告であった。なぜ、生涯教育が
必要か。彼が2つめに挙げた理由が「人口の増大」である。地球環境の激変、
ひいては人類滅亡の危機を予測し、その危機を脱しうるか否かは人が本当の知
恵を持てるか否かにかかっていると論じたのだ。大震災後の原発騒動を見るに
つけ、ラングランの指摘の重さが身にしみる。

「悲観的に備え、楽観的に対処する」。危機管理の大原則だ。原発騒動を見て
いると、正反対であることがよく分かる。超高層ビルが建つたびに、私は「大
丈夫か」と思ってきた。しかし<専門家>は「大丈夫だ」と言い続けた。原発
も同じだ。想定外などという言葉での言い逃れは許されない。「悲観的に備え
」なかった不明を恥じ、詫びてもらいたい。

何が妥当か多角的に考える力、生涯学習で我々が目指すべきものがそれだ。雑
学でよいのだ。雑学で得た情報や知識を基に多面的に考え、合理的な結論を得
る。これこそが、今必要な我々の力だ。似非専門家に惑わされない真の知力を
身につけよう。楽学の会に期待するところ大である。

(注)ポール・ラングラン(Paul Lengrand、1910年-2003年)は、フランスの
教育思想家。ユネスコの成人教育長を勤め、『生涯教育入門(第1部・第2部)』
(1970年)他を発表、生涯教育(生涯学習)の理念を提唱するとともに,考え方
の原型を構築した人物。
なお、『生涯教育入門』は学びピアの図書館にありました。


■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき    ■□■□■□■

最近、韓国のTVドラマ『許浚(ホジュン)宮廷医官への道』と『朱蒙(チュ
モン)』に夢中になっています。当初は、家内が見始めたのですが、今では2
人で鑑賞しています。インターネットで検索してみると、『朱蒙(チュモン)
』は日本でも何度も放送されていたようでしたが、気が付きませんでした。以
前に放送された『宮廷女官チャングムの誓い』にも夢中になりました。

許浚は実在の人で、朱蒙は神話伝承を元に、高句麗初代王とされる朱蒙を主人
公として製作された韓国の史劇ファンタジーだそうです。どちらも、ストーリ
ーがしっかりとしており、見ごたえがあります。韓国だけではなく、台湾、中
国等での視聴率も高かったようです。アニメでは、日本が先進国だそうですが
、歴史ドラマでは韓国の方が優れているのかもしれません。

韓国は日本のお隣さんで、中国の文明を日本に伝えてくれた兄貴分です。中国
からの文化を伝えるだけではなく、きっと、韓国の文化をプラスして伝えてく
れたのではないでしょうか。私達の周りにも韓国文化と思われるものがいくつ
もありますね。

しかし、豊臣秀吉の2度に亘る侵略戦争で、韓国を蹂躙しました。さらに、明
治時代には、日本が占領し、植民地政策を押し進めたため、今でも韓国民の恨
みは計り知れないほどです。明治から第二次世界大戦終了まで、同じように植
民地として占領した台湾では、日本に対しての敵意はもうすこし少ないようで
す。台湾での植民地政策と韓国との違いは何故起こったのでしょうか?

当時の政府の植民地政策の違いがあったのかもしれません。外国と付合うため
には、私達国民大衆が、その国を正しく知り、偏見を持たないことが重要と思
います。
このことは、頭ではよく判ってます。実際にその国に行って生活してみるのが
一番とは思いますが、すべての国に出かけることは不可能ですし、どうしても
、国や政府、知識人といわれる人々、マスメディアの報道等に大きな影響を受
けてしまいます。インターネットやその他いろいろな方法で情報を仕入れて、
どれが正しいのかよく考えて、正しい情報を学習しなければいけませんね。

以上、管理人のつぶやきでした。ぜひ、一度、韓国歴史ドラマをご覧になって
は如何でしょうか。



●次号配信は、平成23年6月初めの予定です。


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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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