■■◇  楽学の会メールマガジン <第10号> '11.06.01
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■■■  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/index.html

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│ 東日本大震災から早くも3ヶ月弱が過ぎました。生活基盤の復興が遅々│
│として進まないのに苛立ちを感じておられることと推察しております。 │
│ 被災された皆様とご家族の方々の生活の一日も早い復旧と復興をお祈り│
│申し上げます。                          │
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楽学メルマ管理人のまさおです。東日本大震災から早くも3ヶ月弱が過ぎまし
た。今は、すこしずつでも、これからのために前向きに考えようとしておられ
ることと願ってやみません。皆様の支えとなり、一緒にこの災厄を乗り越える
手立てを真剣に考えていかねばならないと思う毎日です。

今回は、残念ながら講座の開催案内はありません。次号に期待ください。その
代わりと言っては何ですが、楽学ニュースの『みんなの広場』から、会員の声
をお届けします。楽しみ頂ければ幸いです。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです
。楽学の会では今年中に購読者を3桁の100人以上とすることを目標にしてま
す。ご支援頂き度,よろしくお願い致します。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−
◆楽学ニュースの『みんなの広場』から

  ★ 年寄りのひとり言            市川茂敏
  ★ 明日のことはわからないけれど・・・・  白根貴代美
  ★ この頃のこと              鹿島健一

◆楽学メルマ管理人のつぶやき
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■□■□■□  楽学ニュースの『みんなの広場』から   ■□■□■□
□■□■□■      「楽学の会」の会員の憩いの場  □■□■□■

楽学の会が毎月発行している会員向けの会報誌『楽学ニュース』に『みんなの
広場』という、会員が自由気軽に、趣味、生活の知恵、心に残った言葉などを
寄稿するコラムがあります。今回はその第164号(平成23年5月28日発
行)に寄せられた記事をご紹介します。
  楽学ニュース:http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/news.htm

第164号は、やはり、東日本大震災への想いがたくさん詰まった内容となっ
ています。楽学の会にはさまざまな経歴を経た方々が、地域の学ぶ人々の支援
と自らの学び輝きを目指し、ボランティア活動をされています。そして、会の
活動についての喜びや悩みをたくさんお持ちです。
このコラムには会の内情が赤裸々に記載されていますので、少し、恥ずかしい
気もしますが、あえて、ご紹介します。

もし、よろしければ、皆さんも楽学の会に参加されてはいかがですか?


★☆★☆★       年寄りのひとり言             ☆★☆★☆
★☆★☆★         市川茂敏(平成23年4月6日寄稿) ☆★☆★☆

東日本大震災の様子を新聞やテレビで見るたびに、その悲惨さに言うべき言葉
もない。そんなとき、緑川祥元さん(会員、3月27日に逝去)の急逝に接し、
悲しみを禁じえない。心からご冥福をお祈りしたい。「楽学の会」にとって惜
しい人を失った。誠に大きな損失であり、残念である。

この会には「21世紀の学習社会の創造及び学びあうまち足立の実現」(設立
趣旨書)という遠大な目標はあるが、近い将来を見据えた目標が最近はない。
事業計画を毎年決めることは法人としては当然。講座や月例会の中止の間を有
意義に使って、当面3〜4年先、そして10年先位の目標を、皆で話し合いたい
ものだ。例えば、法人設立10周年迄に落ち込んだ会員数を何人位に回復させよ
う、「大学塾」を何講座に増やそう等々。きちんとした目標がない団体や活動
は、途中で挫折していくことが多い。一人ひとりも自分としての目標を立てて
行きたい。

それにはリーダーの役割が何としても重要になる。「ふるさとづくり賞」で内
閣総理大臣賞を受賞した静岡の「清見潟大学塾」が、塾長が変わって元気がな
くなっている、とは瀬沼先生のお話である。会員の成長は会にとって欠かせな
い。瀬沼先生は「学習団体活動の使命は二つ。一つは団体自身の発達と発展。
もう一つ忘れていけないのは、メンバーの発達と成熟。団体が伸びたら個人も
伸びなければならない」と述べられている。逆にいえば、会員が伸びなければ
、会の発展もない、と言えよう。研修会の実施や、自己研鑽を重ねて成熟して
行きたい。日頃、思っていることを書かせていただいた。



★☆★☆★   明日のことはわからないけれど・・・・      ☆★☆★☆
★☆★☆★                  白根貴代美     ☆★☆★☆

東日本大震災により、亡くなられました方々に対し ご冥福を申し上げるとと
もに、被災された多くの方々に対し 心よりお見舞い申し上げます。

3月11日、14時46分、私は主人と別府温泉 血の池地獄にいました。レンタカー
のナビはTV機能が付いてなく、私の携帯電話は緊急地震速報が入って来ないの
で、隣にいた卒業旅行の学生さんたちの「東京の電車が全部止まってるって?
えっーまじかよ!」それを聞いても全く信じられず、その後、携帯に入ってき
た娘たちのメールを見て、なんかすごい事が起きているってわかりましたが、
実感は湧きませんでした。

この未曽有の大地震を知ったのは、ホテルに入ってテレビを見たときでした。
悲惨な映像をすべてのチャンネルでやっていたので事の重大さが分かりました。

すぐに東京に帰らなくちゃ。でも、大分空港の飛行機は欠航。やまなみハイウ
ェイの景色なんかそっちのけで、制限速度ぎりぎりで熊本空港に着いたものの
、チケットが取れずに、こんどは九州自動車道を福岡空港までぶっとばし
て・・・こんなはずではなかった・・・こんな結果になってしまって・・・
きっと、日本中のだれもがそう思ったことでしょう。

人生にはこんなことが起きると、身をもって知りました。「一寸先は闇」「備
えあれば憂いなし」ことわざを勉強しなおし、実生活に取り入れようと真剣に
思いました。
そして、一日一日を大事に、引き続き、私に出来る限りのボランティアを続け
ていこうと改めて思いました。



★☆★☆★       この頃のこと               ☆★☆★☆
★☆★☆★                鹿島健一        ☆★☆★☆

3月11日午後2時過ぎ、部局長会議の最中だったワークルームに突然大きな横
揺れが襲った。部屋の壁はギシギシ音を立てている。床に立つのも大変、只
事ではない。机にしがみつくような格好で、一瞬この学びピアのビルも崩れな
いだろうかという懸念が脳裏を走った。東日本大震災の発生だった。

区民大学塾は3月中に3講座を残して平成22年度17講座達成の予定だった
が、大震災が環境を激変させ、会場が使用不可、実施は見送りになり、14講
座に止まる結果になった。その後、大学塾事務局は開店休業状態が続いている。
人間不思議なもので、2・3月に集中した講座を消化する為かなり忙しい毎日
だったのに、空鉄砲に終わって気が抜け、手持ち無沙汰でボーとしているとき
が多い。思考力もなくなってくる。

その後、「楽学の会」の重鎮だった緑川さんが何の前触れもなく3月27日に突
然逝去した。前々日には気持ち良く酒を飲み交わし、上機嫌で別れただけに今
でも信じられない。

「楽学の会」を通じて人一倍親しくしていた友人を失って、私は大きなショッ
クを受けました。この急変と大学塾が抱える諸問題が私に精神的動揺を与えた
のか、このところ体調も今一つ、意気消沈の毎日が続いています。こういう状
況下にあって、震災で会の活動にも影響を受けるがなんとか目標講座の実施を
目指していきたいと思っています。



■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

皆さん、本を読まれていますか?私は、本が好きで、近くの図書館で借りて読
んでいます。本は、読んだあとも捨てるに偲びす、このため、すぐに、場所を
塞ぐので、なるべく買わないで、借りることにしています。ここ2ヶ月程、石
田衣良(いしだ いら)氏の小説に夢中です。

石田衣良氏は、1997年に「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推
理小説新人賞を、2003年に『4TEEN』で第129回直木賞を、2006年に『眠れぬ真
珠』で第13回島清恋愛文学賞を受賞されている方です。

最初に、「池袋ウエストゲートパーク」を読んだ時、衝撃を受けました。一気
に寝る間も惜しんで読んでしまいました。池袋という新宿とは一味も二味も違
った街で、起こった事件を、街の情景をいききと映し、しかも、文章の底辺に
は人への惜しみない愛を置き、凡人の私には予想もつかない方法で解決してい
く。文句無く面白いです。

次に図書館に行った時には、石田衣良さんの作品をごっそり借り出してきまし
た。『4TEEN』、『波のうえの魔術師』、『東京DOLL』、『下北サンデーズ』
、・・・。皆、作品のテーマの対象、内容が異なっています。しかも、いずれ
にも、『愛』があり、最後はハッピーエンドで終わります。

東日本大震災で暗い気持ちになっている今は、ハッピーエンドが一番です。ま
た、がんばろうかなと思えるからです。


●次号配信は、平成23年7月初めの予定です。


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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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