■■◇  楽学の会メールマガジン <第11号> '11.07.05
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■■■  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/index.html

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│ 東日本大震災から早くも4ヶ月弱が過ぎましたが、生活基盤の回復が遅│
│々として進まないようで、心配しております。皆様の一日も早いご回復と│
│復興をお祈り申し上げます。                           │
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楽学メルマ管理人のまさおです。東日本大震災から早くも4ヶ月弱が過ぎ、暑
さが厳しい季節を迎えようとしています。皆様、お変わりなくお過ごしでしょ
うか。すこしずつでも、生活がよくなっていることを祈念しております。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです
。楽学の会では今年中に購読者を3桁の100人以上とすることを目標にしてま
す。ご支援頂き度,よろしくお願い致します。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−
◆イベント・行事 あだち区民大学塾開催案内
 ・川柳の楽しみ 〜生活に機微をみる〜 8/21・28開催

◆NPO法人 楽学の会、平成22年度通常総会の報告

◆終了講座の開催結果
  ★大淵澄夫スケッチ講座「荒川河畔からのスカイツリーを描こう」
  ★生活習慣病との上手い付き合い方
  ★「脳のふしぎ?」

◆楽学ニュースの『みんなの広場』から
  ★ボランティアとしての役わり       早坂津夜子

◆楽学メルマ管理人のつぶやき
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■□■□■□■□■   あだち区民大学塾開催案内  ■□■□■□■□■

★☆★☆★☆     川柳の楽しみ 〜生活に機微をみる〜     ☆★☆★☆★

江戸時代に生まれた川柳。五・七・五でうたう庶民の文章文化。
世相や日常の喜怒哀楽を詠んで心を和ませる。
ビジネス川柳の第一人者見川文雄氏の講座で肩をほぐしましょう。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1106senryu.pdf


  日時:平成23年8月21日(日)、28日(日)
          全2回:すべて、午後1時〜3時
       第1日目:川柳とは
            〜川柳の歴史と基本:あなたも川柳が作れる〜
       第2日目:川柳の楽しみで人生を豊かに
            〜川柳はいろいろ、人生の楽しみ〜

  場 所:足立区生涯学習センター 学びピア
        足立区千住5−13−5
  人 数:30名(応募多数の場合抽選)
  受講料:1,000円
  講 師:見川文雄 氏
      川柳作家。月刊「エッセ」夫婦川柳コンテストグランプリ受賞。
      現在、季刊誌「あだち百景」で「見川文雄の百景川柳」を連載
      中。また、竹ノ塚の山形食彩「味香和」店主。著書に「ゴルフ
      川柳」、「負け犬亭主の遠吠え川柳」(碧天舎)(足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「川柳
       講座」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)

  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
          電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)
  申込締切:8月8日(月)必着



■□■   NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会  ■□■
□■■        平成22年度通常総会の報告        ■□■

平成22年度通常総会が5月28日午後3時より生涯学習センターで開催され、
出席者24名、委任状13通で、会員数54名の1/3以上の参加があり、総
会は成立した。続いて、平成22年度事業報告、収支報告及び監査報告が承認
され、平成23年度事業計画及び収支予算が原案通り可決された。

平成22年度の成果は、

1.「あだち区民大学塾」事業は今までに得た経験を基に、更なる進展を期し
7年目に入った。教育委員会・指定管理者と3者共催による展開も2年目とな
った。今年度は14講座を達成し、受講者総数も1,273名となり、着実に区民
から理解され、学習意欲の向上に寄与できる「あだち区民大学塾」となってい
ることの確認ができた。

2.足立区生涯学習センター主催の7講座・講演会(延べ参加者1,051名)に運営
ボランティアとして、司会・受付・会場設営・カメラ・マイク等を担当し、71名
の会員が参加し活動を行った。

3.受託事業は、足立区生涯学習センター宛に講座の企画案を提示し、「生涯
学習ボランティア養成セミナー」と「脳のふしぎ」の2講座の委託を受けた。
「脳のふしぎ」については、東日本大震災の影響で第1回を実施、残り3回は
延期となった(平成23年6月に残り3回を実施済み)。両講座への参加者は
延べ201名であった。

4.「皆で楽しく情報発信」の方針にて、会報を年間11回発行と、「新鮮、
楽しい、役に立つ」のコンセプトの下、ホームページを年間12回更新した。

5.「あだち区民大学塾」の開催情報等を区民の読者に直接届けることを企図
して、平成22年10月からメールマガジンの発行を開始した。


平成23年度事業計画は、

1.各種講座・講演会等の学習支援事業
(1)「あだち区民大学塾」は全15講座の開催を目指す。

(2)受託事業として、下記を目指す。
  ・生涯学習ボランティア養成セミナー受託
  ・現代的・社会的課題をテーマとする講座を年間1講座以上受託
  ・スキルアップ講座の受託・開催

2.各種情報の収集・調査・研究事業

3.生涯学習に関する情報の発信事業
(1) 会員への情報提供及びネットワークづくりをすすめるために、「楽学ニュ
ース」を年11回発行する。

(2) 楽学の会メールマガジンを随時配信し、ニーズの高い受講生に的を絞った
情報をタイムリーに届け、受講生の確保・拡大に努める。

(3) ホームページの維持・更新(年間12回)を図り、会が企画する講座・講演会
等の事業情報を広くタイムリーに提供し、PR活動を積極的に推進する。

4.生涯学習ボランティアの養成及び研修
ボランティア活動の一層の向上を図るため、新入会員研修・パソコン研修をは
じめ多くの会員を対象とした研修会・学習会等を行う。

5.公的機関及び各種民間団体が実施する事業への連携・協力事業
足立区生涯学習センター及び地域学習センター等が実施する講座・講演会開催
事業との運営連携を図り、その円滑な推進のために積極的に協力する。

6.事業の推進を図るための会員間の交流の取り組み
(1) 全会員による月例会及び部局毎の部会を開催し、学習会、研修会及び会員
相互の親睦・交流を通じて、事業の推進に繋げる。

(2) 社会教育施設をはじめとした各種文化施設等を見学する交流会を実施して
会員の知見を広め事業の推進に繋げる。

以上の結果報告と今後の計画で「楽学の会」の活動を進めます。今後とも、ご
支持・ご支援頂けるよう、よろしくお願い致します。



■□■□■□■□   終了講座の開催結果報告    ■□■□■□■□

★☆★☆★   大淵澄夫スケッチ講座             ☆★☆★☆
★☆★☆★    「荒川河畔からのスカイツリーを描こう」  ☆★☆★☆

5月26日(木)、6月2日(木)の2日間にわたり講座を開催した。受講者
は2日とも同じメンバーで、それぞれ17名の参加であった。第1日目は天候
も良く気温も快適、スケッチ日和であった。大淵講師よりスケッチのポイント
についての講話に続き、千住新橋を渡り、センターから荒川の対岸に行き、土
手から荒川越しにスカイツリーを中心にスケッチ。ほとんどの人が時間内にス
ケッチできたようである。中には絵具を塗っている人もいた。

2日目はあいにくの雨、室内での講座となった。雨が幸いしたようで、大淵講
師が一人一人に対してアドバイスしたのは効果的であった。参加者全員が自分
の絵を完成。楽しい講座であったと満足の様子であった。孫に、描いた絵を送
る、との受講者の言葉には感動。
                             (小林徹)


★☆★☆★      生活習慣病との上手い付き合い方     ☆★☆★☆

東日本大震災の為延期になっていた、あだち区民大学塾「生活習慣病との上手
い付き合い方」講座を、6月9日(木)と16日(木)の2日間足立区生涯学習セ
ンターで開講した。2ヶ月間の延期にもかかわらず、会員の積極的なPR活動
により、35名の方が受講しました。

1日目は、北千住で開業しておられ、かつ放送大学の学校医も務められる飯塚
一秀先生から、地域医療を支える立場からの、生活習慣病の原因や合併症の種
類と右肩上がりの患者の増加などを、具体的なイラストや数字を基にわかり易
く解説された。「なんとかダイエット法などに惑わされず、広く浅く(いろん
な種類の食物を少しずつ)腹八分で良く噛んで」が心に残った言葉でした。

2日目は、前回に受講者から寄せられた15件の質問票に対する回答があり、
腎のう胞や高血圧症、低血糖症、ヘモグロビンA1Cの数値の意味やリンパ腫
さらに肩関節症まで、本人や家族の症状を聞きながら丁寧に説明された。次い
で、同じく北千住の薬局に勤めておられる薬剤師の坂田朋子氏から、正しい薬
の飲み方や飲み合わせ、ジェネリック薬品の話や、さらにお薬手帳の重要性な
どの説明があり、最後に飯塚先生より、大学・総合病院とかかりつけ医院・薬
局の役割を話されるなど、受講者の皆さんから大好評の講座であった。 
                              (原田進)


★☆★☆★         「脳のふしぎ?」         ☆★☆★☆

3月5日に第1回「脳科学と教育」中井淳一氏の講座を開催した。しかし、こ
の後、東日本大震災が起こり、延期され、6月5日(日)に第2回「こころやす
らぐ睡眠のとり方」本多真氏(東京都医学総合研)、6月11日(土)に第3回
「感性と子どもの教育」矢萩惠一氏(元西新井第一小校長)、6月19日(日)
に第4回「柔らかな脳をつくる11のコツ」石浦章一氏(東大大学院教授)の講
座を再開した。

各回の受講者の質問を聴くと講座内容ではなく、自分の抱えている問題が多か
ったと思う。質問者も普段と違って、若い人が多かった。講師も専門性の高い
内容であることから、映像を使って、難しい言語をなるべく使わず説明されて
いた。各回のテーマが異なっていたため、受講者数に変動があった。講堂で実
施したため、生涯学習センターは開始直前まで講座のお知らせを館内放送して
いただいた。(2回〜4回受講者数延べ143名)
                             (安田善英)


■□■□■□  楽学ニュースの『みんなの広場』から   ■□■□■□
□■□■□■      「楽学の会」の会員の憩いの場  □■□■□■

楽学の会が毎月発行している会員向けの会報誌『楽学ニュース』に『みんなの
広場』という、会員が自由気軽に、趣味、生活の知恵、心に残った言葉などを
寄稿するコラムがあります。今回はその第165号(平成23年6月28日発
行)に寄せられた記事をご紹介します。
  楽学ニュース:http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/news.htm

★☆★☆★       ボランティアとしての役わり       ☆★☆★☆
★☆★☆★             早坂津夜子         ☆★☆★☆

「楽学の会」に関わり今年で10年になろうとしている。昨年6月、代表理事
4年の任期を務め“もう私の役目は終わったのではないだろうか”、会での役
割を自問自答し、活動から離れてみるのもいいかもしれない。
と目前に生涯学習センターの「学習情報サポーター養成講座」のチラシが飛び
込んで来た。あァーこれだ・・・、“創る活動”から“発信する活動”へ、新
たな目標を掴めるような予感が受講者へ。

もう少しここに留まってみよう。 サポーターとしての環境はまだまだ整って
いないが、本事業に懸ける生涯学習センター側の思い入れがサポーターを揺り
動かしているようにも思う。

そして、何よりの収穫は、本活動を通して「楽学の会」の活動の成果がより鮮
明に見えてきたことである。生涯学習センターに留まることなく、地域学習セ
ンターにも「学びの相談会」を広めていこうという試みが少しずつ進んでいる
が、その打ち合わせの先々で「楽学の会」に対する評価を職員の方々が話され
る。その感動が次の地域学習センターの相談会を後押ししているのである。

「楽学ニュース」で14か所全てのセンターに取材、インタビュー記事を掲載
したことが当会の活動を浸透させていることに気づき、これがボランティア活
動なのだ・・・と。



■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

今回は少し硬い話をしてみたいと思います。まもなく、『生涯学習ボランティ
ア養成セミナー』が開催され、皆さんにも開催案内をお届けできると思います
。私が楽学の会に入ったのも、このセミナーを受講したのがきっかけでした。

当時、会社を退職し、家に引き籠っていました。根っからの会社人間だったの
で、地域との繋がりもなく、出かける友達もなく、結局、引き籠りでした。た
またま、この講座のことを知り、迷いながらも受講したのでした。

6日間の長い講座でしたが、平沢茂先生か齋藤哲瑯先生の講義の中で、ポール
・ラングラン(Paul Lengrand)の紹介がありました。
  ポール・ラングラン著、波多野完治訳
    『生涯教育入門』 第一部・第二部
              発行所 財団法人 全日本社会教育連合会

生涯学習の原点には、ポール・ラングランがいます。彼が、1965年のパリで開
かれたユネスコの成人教育推進委員会で生涯教育論を提唱し、この考え方が、
各国から支持され、今日の生涯学習の隆盛に至っているとのことでした。

1965年頃のフランスは第二次世界大戦からの復興期で、経済成長、科学技術の
急速な発展、工業化の進展による職業のあり方の急変、人口の増大、余暇時間
の増加など急激な変化がおこっていました。1960 年代は激動の時代であ
り、その変化の速度が非常に速いことがその特徴であったといえます。

P.ラングランは、このような変化に対応するために、学校を終えた社会人の
教育の重要性に着目しました。結果、『生涯教育(後に、生涯学習に統一され
る)』を提唱することになりました。

その目的として、「あるがままの人間」、「適応性」、「幸福の教育」、「生
活の質の向上のための教育」、「平和と国際理解の教育」という5点を挙げて
います。また、彼のいう『生涯教育』は、自らが社会の急変に対応できる大人
となるための学習の機会を与える方法だったともいえます。詳細は、三重大学
大学院教育学研究科の吉田淳氏の修士論文によく纏められていますので、ぜひ、
ご覧ください。
  http://miuse.mie-u.ac.jp:8080/handle/10076/9387


●次号配信は、平成23年8月初めの予定です。


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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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○このメールは転送自由です。

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