■■◇  楽学の会メールマガジン <第13号> '11.09.03
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■■■  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/index.html

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│ 東日本大震災から早くも6ヶ月弱が過ぎました。原子力災害対策本部に│
│おいて、8月26日に「除染に関する緊急実施基本方針」が決定されまし│
│た。これが、一歩、前進となることを願って止みません。1日も早く、被│
│災者の方々の生活基盤が復興しますことをお祈り申し上げます。    │
└─────────────────────────────────┘

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楽学メルマ管理人のまさおです。東日本大震災から早くも6ヶ月弱が過ぎ、猛
暑が終わった代わりに冬の寒さを懸念する季節となりました。被災者の方々に
は、目に見えては進まない原発事故対策と災害復興に疲れておられるかもしれ
ません。1日も早く皆様に元の生活が戻ることを祈念しております。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです
。楽学の会では今年中に購読者を3桁の100人以上とすることを目標にしてま
す。ご支援頂き度,よろしくお願い致します。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−

◆イベント・行事 あだち区民大学塾開催案内
 ・声に出して詠む −万葉集−
    10月4日・11・18・25日(各火曜日)開催

 ・一葉の生涯と本郷 〜縁(ゆかり)の街本郷を歩く〜
    10月14日・21(各金曜日)開催

 ・平成23年度 生涯学習ボランティア養成セミナー
    10月 1日(土)、10日(月)、15日(土)、
       22日(土)、29日(土)、11月5日(土) 開催
 

◆楽学ニュースの新企画
        学びのエリア再発見〜「駅シリーズ」

◆楽学メルマ管理人のつぶやき

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■□■□■□■□■   あだち区民大学塾開催案内  ■□■□■□■□■

★☆★☆★☆        声に出して詠む        ☆★☆★☆★
★☆★☆★☆          −万葉集−        ☆★☆★☆★

万葉集を読む、思いっきり声を出して読む。
いにしえびとが日々の暮らしで感動し、思わず声に出して詠んだ歌を、今、同
じように声に出してなぞり、歳月を経てつながり、心やすらげる。さあ、ご一
緒に、古典中の古典、万葉集を楽しく学びましょう!
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1110manyou.pdf


  日時:平成23年10月4日、11日、18日、25日(各火曜日)
          全4回:すべて、午後2時〜4時

       第1日目:額田王とその時代
             
       第2日目:柿本人麻呂とその時代

       第3日目:山上憶良とその時代

       第4日目:大伴家持とその時代

  場 所:足立区生涯学習センター 学びピア 5階 研修室3
        足立区千住5−13−5

  人 数:30名(応募多数の場合抽選)

  受講料:2,000円

  講 師:石井清弘 氏
       前・江北図書館長(足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「万葉
       集」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)

  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
          電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:9月20日(火) 必着



★☆★☆★☆   一葉の生涯と本郷            ☆★☆★☆★
★☆★☆★☆     〜縁(ゆかり)の街本郷を歩く〜   ☆★☆★☆★

短い生涯の間に「にごりえ」「たけくらべ」など心を揺さぶる珠玉の作品を残
した一葉の世界に迫ります。また、懸命に生きた本郷の地を歩き、樋口一葉の
息遣いと他の文豪の足跡もたどります。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1110itiyou.pdf


  日 時:平成23年10月14日(金)、21日(金)
          全2回:開始時刻は以下を参照下さい

       第1回目:一葉の生涯と文京 〜本郷を中心として〜
             開始時刻 午後2時〜4時
             
       第2回目:現地学習 〜ゆかりの史跡と作品をたどる〜
             集合時間 午後1時30分 解散午後3時30分
             集合場所 東大赤門前(雨天決行)

  場 所:1回目 足立区生涯学習センター 学びピア 5階
            足立区千住5−13−5
      2回目 現地を以下でまわる予定です
          東大赤門(集合)→法真寺(桜木の宿跡)→本郷薬師堂
          →ふるさと歴史館→常盤会館(坪内逍遥旧居跡)→鐙坂
          (金田一京助)→一葉井戸→宮澤賢治旧居跡→旧伊勢屋
          質店→一葉終焉の地

  人 数:50名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,000円(他に現地交通費を各自お支払い下さい)

  講 師:渡邊 征夫(ユキオ)氏
       文京ふるさと歴史館友の会、まち案内ボランティア
       (足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「一葉
       の生涯と本郷」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可
       )

  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
          電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:10月1日(土) 必着


★☆★☆★☆    平成23年度             ☆★☆★☆★
★☆★☆★☆     生涯学習ボランティア養成セミナー  ☆★☆★☆★

生涯学習ボランティアに関する分野でも活躍されている5名の講師の方に、そ
れぞれの視点から、その魅力や意義、活動について事例紹介を含めてお話して
いただきます。 
1人でも多くの方に生涯学習ボランティアに興味を持っていただき、活動に参
加していただくための第一歩となる講座です。 
  http://www.adachi-shogakucenter.net/system/public/4ebcc9b9-3.html


  日 時:平成23年10月 1日(土)、10日(月)、15日(土)、
              22日(土)、29日(土)、11月5日(土)
          全6回:すべて、午後2時〜4時
           10月10日のみ曜日が異なるのでご注意ください。

       第1日目:ボランティアについて考える
             〜生涯学習とボランティア活動〜
         講師:国立津山高専名誉教授 伊藤俊夫氏

       第2日目:生涯学習社会とボランティア
             〜ボランティア活動の意義と新潮流〜
         講師:昭和女子大学教授 興梠寛氏

       第3日目:社会教育施設ボランティアの魅力とその可能性
             〜だからボランティアはおもしろい〜
         講師:文化ボランティアコーディネーター 大久保邦子氏

       第4日目:こんなこと実践しています
             〜ボランティアの活動事例〜
         講師:NPO法人あだち学習支援ボランティア「楽学の会」
            、他

       第5日目:学習情報の提供と相談による学習支援
             〜学習情報ボランティアの可能性〜
         講師:文教大学教授 平沢茂氏

       第6日目:学習ボランティアのすすめ
             〜生涯学習ボランティア活動とまちづくり〜
         講師:川村学園女子大学教授 齋藤哲瑯氏

  場 所:足立区生涯学習センター 学びピア 4階 講堂、5階 研修室1
        足立区千住5−13−5

  対 象:16歳以上

  人 数:60名(先着順)

  受講料:無 料
  
  申込方法:直接、生涯学習センターにお電話または窓口にてお申し込みく
       ださい。9月1日より受付開始。

  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター
          電話 03-5813-3730



■□■□■□  楽学ニュースの新企画           ■□■□■□
□■□■□■   学びの”エリア”再発見 「駅シリーズ」 □■□■□■

楽学の会が発行する会員誌『楽学ニュース』に、『学びの場 再発見』と題し
て区内の地域学習センターの取材記事を掲載しました。『学びの場 再発見』
は、平成22年3月25日発行の楽学ニュース153号を以って、郷土博物館
を初めとする13地域学習センターの訪問記を完了しました。
  楽学ニュースの一覧
   http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/news.htm
  楽学ニュース153号
   http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/153gou.pdf

このたび、次のシリーズとして、今回、掲題の内容を企画し、取材を開始しま
した。本企画は足立区の南北を縦断して区の発展に、生活に、需要な役割を果
たしている区内鉄道の主要な“駅舎の今昔”の写真をベースに周辺の生活の成
り立ち、文化、自然環境の変遷などを楽学の会会員、足立区民の視点から「学
びのエリア再発見〜「駅シリーズ」として取材掲載する予定です。
  楽学ニュース最新号(166号)
   http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/166gou.pdf

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第1回 千住地区

駅の写真に見る昭和30年代後半はどういう世相であっただろうか。戦後20
年を経て日本は急速度で復興に邁進していた。39年にはアジアで初めてのオ
リンピックが東京で開催され新幹線が東京、大阪間に開通した。

この年の足立区の人口は約49万人、旧千住地区(荒川放水路北側の足立1〜
4丁目、梅田、などを含む)は約14万人、現在の区の人口約67万人、千住
地区は約7万人。区の産業、文化、行政の中心地は北千住であり交通の要所も
同様である。

“駅”シリーズの初めに今、一日の乗降客数130 万人のメガステーション北千
住駅を基点とする軌道(汽車・電車)の歴史を簡単に記す。

1. 明治29 年12月、私鉄日本鉄道土浦線に合せて北千住駅が誕生 常盤炭
田の石炭を首都圏に運ぶ鉄道、後に常磐線となる。府内には田端―南千住―北
千住の三駅,次は松戸であった。

2. 明治32年8月、東武鉄道が開業。北千住から久喜までが最初、現千住旭
町東の郊外、ここに中千住駅を作った。今の大踏切の辺り。東武鉄道の始発駅
、以後の浅草方面は今の北千住駅(常磐線駅)に便乗したと思われる。

3. 昭和6年12月、京成電鉄開業。今、区内には千住大橋駅と京成関屋駅が
ある。

4. 昭和36年12月、千代田線開業。北千住から大手町。

5. 昭和37年5月、日比谷線開通(人形町―北千住)。後に北越谷まで東武
線に乗り入れ、区内の宅地化が進む。

6. 平成17年8月、つくばEX開通。秋葉原を基点とするつくば市までの新
路線。西千住駅跡を訪ねて 京成千住大橋駅から東へ向かい、駅の跡と思われ
る所を見つけた。近くの交番でお聞きした近在の老婦人と不動産屋さんに尋ね
たところやはり、間違いないことが解った。

★ 西千住 ★
線路右側の緑町2、3丁目は京成日暮里から上野のトンネル1.4kmの土を
集積し、宅地として売り出し沼沢地から近代都市に変わった。西千住駅は昭和
10年に開業、昭和22年に廃止、千住大橋に急行が止まるためと言うが、昭和
22年頃,電力不足により一旦停止すると上り坂を走る動力不足が原因でもあ
ったようだ。

線路向かいにある(株)ニッピのビルは本社機能のみ、5年前に子会社へ皮革
なめし業務を移行。駅跡南側の緑1丁目はニッピを含めて大手皮革工場跡地1
2ha、千住大橋地区再開発計画により住宅、公園に変えるための土壌改良中
と言う。なお、水害対策として隅田川護岸補強工事も始まる。緑町2、3丁目
の同潤会が作った住宅は跡形もなく、碁盤の目に整備された道路が往時を忍ば
せるのみ。

★ 中千住 ★
中千住を訪ねて。ここは、千住大踏切の傍ですぐ分かった。駅跡はこれといっ
た目ぼしいものは見つからなかったが、線路間の空地の広さがその形跡を残し
た。


以上、今回、2回に亘り、千住宿歴史プチテラスのぐみさわ氏に談話を頂き、
足立風土記「近代都市化は萱場だった千住緑町から」を一部参考にさせて頂き
ました。ありがとうございました。



■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

先日、”マイおくさん(妻です。私からの敬意を込めて)”と一緒に、『ハリ
ー・ポッターと死の秘宝パート2』を見てきました。私は歩いて行けるところ
にあるムービックスという映画館を愛用しています。この映画館は小さいホー
ルの集合体で、いくつもの映画を同時に上映しています。しかも、会員になる
とインターネットで座席指定ができ、前日夜でもほぼ好みの席が予約可能です
。さらに、色々な特典があります。私も家内も60歳を越したので、シニア料
金の1000円で楽しめ、一緒に見に行くことで”マイおくさん”と共通の話
題を持つことができます。映画は2人でみるとひとりで見るのの数倍も楽しく
なります。

以前に何かで見たのですが、社会に遅れていないかをチェックする項目の1つ
に、半年以内に映画を見たか?というのがありました。退職したサラリーマン
はどうしても外に出る機会が減ります。通勤の電車で週刊誌の中吊り広告を見
ることもなくなり、新聞広告でしか、新刊書の案内をみることもできなくなり
ます。仕事の合間の同僚や後輩との雑談もないので、世の中の動きに遅れがち
になります。テレビ以外に読書や映画鑑賞はおすすめです。

さて、小説ハリー・ポッターシリーズは良くご存知のように、イギリスのJ.
K.ローリングさんが1990年代のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリ
ー・ポッターと闇の魔法使いヴォルデモートとの戦いを描いた物語です。全7
編に流れる愛と友情、勇気には子供だけでなく、大人の私も感動してしまいま
した。彼を支えるロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーとの友
情は最後まで壊れることなく続き、この2人がこの物語を一段と魅力的にして
いると思います。著者のローリングさんの考え方と拘りが出ていると思うので
すが、この物語のラスト数分のシーンはとても素敵です。私も”マイおくさん”
も感動してしまいました。

福島原発の事故の対策もやっと少し前に進み始めるようです。円高など日本経
済にとってまだまだ厳しいことが続きますが、新総理も決まったことでもあり
、前向きに進みたいものです。


●次号配信は、平成23年10月初めの予定です。

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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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