楽学の会メールマガジン <第17号> '12.01.01
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│東日本大震災からの復興対策は遅々たる歩みですが、少しずつ進みつつあ│
│るような気がします。福島原発事故の収束に向けた道筋の第2ステップの│
│完了が内閣府原子力災害対策本部から12月15日に発表されました。 │
│様々なご意見もあるかとは思いますが、政府と東電の努力も認めるべきで│
│しょう。今後、現地の被災者に向けた対策が計画通りに進められることを│
│願って止みません。                        │
│1日も早く、被災者の方々の生活基盤が復興されますことをお祈り申し上│
│げます。                             │
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ると、「あだち区民大学塾」や生涯学習センターの講座開催案内のご連絡をお
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が生涯学習に絞った案内をしますので、見逃すことがありません。あなたは、
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楽学メルマ管理人のまさおです。明けましておめでとうございます。

東京都広報でご存知と思いますが、東日本大震災を教訓に「東京都防災対応指
針」が策定されたそうです。
  http://www.bousai.metro.tokyo.jp/japanese/tmg/taiousisin.html

都民の命を守り、安全を確保することと、日本の頭脳・心臓である首都東京の
機能を維持することを目的としているとのことです。今後の防災対策の取り組
みとしていくつか上げられていますが、私は、「地域の連帯の再生による防災
隣組の構築」に注目しています。隣組が大切なことは言うまでもありませんが
、基本にあるのは人と人の繋がりであり、意見の異なる人もお互いを認め合っ
て、できることから力を合わせられるような社会になればいいのにと思います。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです
。おかげさまで、11月末にこの楽学メルマの読者が3桁の100人を越えま
した。今年(平成24年)中に150人に延ばせたら・・・と楽しみにしてい
ます。今後とも、ご支援頂き度,よろしくお願い致します。

なお、申し込んだのに楽学メルマが送られて来ない方が数名おられるかと思い
ます。申込書に記載されたメールアドレスが違っていて、送達不能になってい
ます。お知り合いの方にそのような方がおられましたら、事務局までご連絡頂
くか、ご自分で訂正頂けるよう教えて頂けると大変ありがたく、思います。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−

◆イベント・行事 あだち区民大学塾開催案内
 ・薬膳のはなし
    24年1月24日(火)、31日(火) 午前10時〜12時
        梅田地域学習センター(Lソフィア内)にて開催

 ・はじめての古文書 〜くずし字の史料を読み解く〜
    24年2月4日(土)、11日(土)、18日(土)  午後2時〜4時
        足立区生涯学習センター 学びピア21にて開催

◆楽学ニュース  みんなの広場から
 ・遠山郷を訪ねて     石田佳久
 ・カルチャーショック   木島淑子

◆楽学メルマ管理人のつぶやき

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■□■□■□■□■   あだち区民大学塾開催案内  ■□■□■□■□■

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★☆★☆★☆       薬膳のはなし         ☆★☆★☆★
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食物には独自の性質と、その持っている薬効性があります。
先人たちの大きな知恵で、病気予防と健康維持のために、食材がもつ真のチカ
ラを学びます。また、2日目には、実習を通して薬膳を作り・食べる楽しさを
実感します。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1201yakuzenn.pdf

  日 時:平成24年1月24日(火)、31日(火)
          全2回 24日は午前10時〜12時、
              31日は午前10時〜12時半(実習)

       第1回目:食が体を変える 食で元気になる
             
       第2回目:楽しく作って 美味しく食べよう(実習)

  場 所:梅田地域学習センター(足立区梅田7-33-1 Lソフィア内)

  人 数:30名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,000円+実習材料費700円

  講 師:田中 桂子氏
      食育アドバイザー、「薬膳を楽しむ会」代表
      (足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「薬膳
  のはなし」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)

  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
          電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:平成24年1月13日(金) 必着


★☆★☆★☆     はじめての古文書 パート3     ☆★☆★☆★
★☆★☆★☆     〜くずし字の史料を読み解く〜    ☆★☆★☆★

はじめて「古文書」に出会う方にも、江戸時代の「古文書」を中心に、足立の
史料もひもとき、くずし字の世界に無理なく入っていきながら、「古文書」の
魅力と楽しさを学びます。
  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1202komon.pdf

  日 時:平成24年2月4日(土)、11日(土)、18日(土)
        全3回 午後2時〜4時

       第1回目:自分でくずし字を読むために
              〜くずし字の基礎を学ぶ〜
             
       第2回目:字のくずれや言い回しを知る
              〜江戸の史料を読む〜

       第3回目:くずし字史料のおもしろさを知る
              〜足立の史料を読む〜


  場 所:足立区生涯学習センター 学びピア21 5階研修室
        足立区千住5−13−5

  人 数:30名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,500円

  講 師::小松賢司 氏
        前江戸東京博物館友の会古文書講座講師(足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「はじ
  めての古文書」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)

  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
          電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:1月21日(土) 必着


■□■□■□  楽学ニュースの『みんなの広場』から   ■□■□■□
□■□■□■      「楽学の会」の会員の憩いの場  □■□■□■

楽学の会が毎月発行している会員向けの会報誌『楽学ニュース』に『みんなの
広場』という、会員が自由気軽に、趣味、生活の知恵、心に残った言葉などを
寄稿するコラムがあります。今回はその第170号(平成23年12月26日
発行)に寄せられた記事をご紹介します。
  楽学ニュース:http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/170gou.pdf

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☆★☆★☆       遠山郷を訪ねて    石田佳久  ★☆★☆★☆
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信州遠山郷 下栗の里。日本の原風景が残る場所です。標高1000m〜1300mの間
に耕地や民家が点在する里には大地と人のぬくもりがあります。

下栗の里は、南アルプスを望む飯田市上村にある。傾斜30度余の山腹を切り開
いた土地は近隣で縄文時代の土器が出土するなど古くから自然の恵みを求めて
人々が暮してきた場所で、この里は、日本の原風景として「日本のチロル」ま
たは「天空の里」と呼ばれている。最近は引越し業者のCMに使われているので
ご存知の人もいるかと思う。
 
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☆★☆★☆      カルチャーショック   木島淑子  ★☆★☆★☆
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NHKBSプレミアムで放映された「裸の島」から大きなカルチャーショック
を受けた。新藤兼人監督、殿山泰司と乙羽信子主演で昭和35年に独立プロで制
作された。国内では評価されず、翌年モスクワ映画祭でグランプリを受賞して
からは世界中の名声を得て、64ヵ国に配給されたという。当時は見逃していて
今年テレビで初鑑賞した。

瀬戸内の周囲500メートルほどの小さな宿弥島(すくねじま)という無人島で
のオールロケで、せりふが一切なく、美しい自然の映像と音楽だけの映画にま
ず度肝をぬかれた。電気、ガスはおろか水もない島に住み、近くの島へ手漕ぎ
の舟で毎日水を汲みに行く。汲んできた水を天秤棒で山の上の畑まで一歩一歩
担ぎあげ、柄杓で一本一本のさつま芋の苗に水をやる。近くの島の祭りに親子
で出かけるなどの家族の楽しみも、子どもを亡くした悲しみも描かれている。
けれど毎日水汲みを繰り返す暮らしを変えることはしない家族の物語である。

その耐える姿を日本の文化は延々と伝えてきたのでしょう。3月の震災の時も
、耐える国民性が世界に評価されましたが、もういまは耐える時ではありませ
ん。しゃにむに動き出したいことがある老年です。


■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

NHKのTVドラマ「坂の上の雲」が完結しました。足掛け3年にわたる長い
ドラマでしたが、本当に見ごたえのあるドラマでした。今年は第1回から再放
送され、一気に最終回に向かったので、毎日曜日が楽しみでした。

原作者の司馬遼太郎氏の本を初めて読んだのは40年くらい前の社会人になり
たての頃でした。上司が出張の社中で夢中になって読んでおられるのをみて、
何を読んでいるのか伺って教えて頂きました。このとき、高田屋嘉兵衛につい
ての「菜の花の沖」も読めと勧められ、結果、すっかり司馬遼太郎ファンにな
りました。

司馬遼太郎氏の小説は、緻密な裏付けに基づき、話を創られておられるので、
思わず引き込まれてしまいます。多分、実際にあったこと、ありそうなことと
思います。また、どこからが氏の創作なのか、考えるすきまもありません。
が、彼独特の歴史観に基づいて創作され、誰もがうなずける話になっているこ
とだけは確かでしょう。

「坂の上の雲」の主人公である秋山好古、秋山真之、正岡子規の3人のそれぞ
れのひたすらな生き方に共感を覚えるのは私だけではないでしょう。明治とい
う時代がこのような人達を生み出し、育てあげたのでしょうか。そして、薩摩
でもなく、長州、土佐でもない松山藩出身の3人を活かしきった明治という時
代とその時生きた人々がすばらしいと思います。

平成24年がこれから始まります。どんな世の中にしたいのか、私達が自分達
で選んで、あきらめずに努力し続けることが今できることなのではないでしょ
うか。

新しい年が皆さんや皆さんのまわりの人々にとってすばらしい年でありますよ
うに!!


●次号配信は、平成24年2月初めの予定です。

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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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