■■◇ 楽学の会メールマガジン <第18号> '12.02.01 ■■■ ■■■ http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌─────────────────────────────────┐ │東日本大震災からの復興対策としての災害地の除染が開始されました。従│ │来の警戒区域、計画的避難区域および特定避難勧奨地点の3区分が、避難│ │指示解除準備区域(年間被曝量20mSv以下)、居住制限区域(年間被曝│ │量20mSv〜50mSv)および帰宅困難区域(年間被曝量50mSv以上)│ │の3区分に見直されます。避難指示解除準備区域は、2年後には年間10│ │mSv以下に、その後はさらに下げるべく、除染を進めるとのことです。ま│ │だまだ、不十分ですが、できることことから始めるのは止むを得ないのか│ │もしれません。実施にあたっては、政府だけでは実現が困難で、地元の自│ │治体と住民の方々の協力で進めることが必要となり、地元の方々の負担は│ │まだまだ続きます。 │ │除染が進み、1日も早く、被災者の方々の生活基盤が整えられますことを│ │お祈り申し上げます。 │ └─────────────────────────────────┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− フリー(無料)メールマガジン −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この電子メールは、楽学の会がお手伝いしているあだち区民大学塾などに関す る情報を無料でご案内するものです。このメールは、等幅フォント(MS明朝 、MSゴシック等)でご覧ください。 ■―――――――――――――――――――――――――――――――――■ @@ あなたのお友達やお知合いをご紹介ください @@ ■―――――――――――――――――――――――――――――――――■ 楽学メルマではこのメールマガジンの読者を募集中です。楽学メルマに登録す ると、「あだち区民大学塾」や生涯学習センターの講座開催案内のご連絡をお 送りします。あだち広報でも講座の開催案内を掲載しますが、楽学メルマの方 が生涯学習に絞った案内をしますので、見逃すことがありません。あなたは、 楽学メルマを見て、参加したい講座に、申込めばいいだけです。 楽学の会の以下のHPからも楽学メルマに登録が可能です。メールアドレスの 変更や受信停止もできます。 http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/merumaga/merumaga.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こんにちは。楽学メルマ管理人のまさおです。 3.11 東日本大震災、福島第一原発事故災害からの復興に向けて、福島県内 の大学等では様々な取り組みを行っています。昨年の12月11日に『アカデ ミア・コンソーシアムふくしま(ACF)震災復興フォーラム』が福島大学で 開催されました。 http://u-renkei.net.fukushima-u.ac.jp/Event_111211_02.html NHKの報道等でご存知の方も多いと思いますが、ベラルーシ・ウクライナ福 島調査団参加者の報告とACF加盟大学の復興に向けた取り組みが報告されて います。ぜひ、ご覧になられてはいかがでしょうか。 このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発 行しています。 この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等 を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです 。おかげさまで、11月末にこの楽学メルマの読者が3桁の100人を越えま した。今年(平成24年)中に150人に延ばせたら・・・と楽しみにしてい ます。今後とも、ご支援頂き度,よろしくお願い致します。 なお、申し込んだのに楽学メルマが送られて来ない方が数名おられるかと思い ます。申込書に記載されたメールアドレスが違っていて、送達不能になってい ます。お知り合いの方にそのような方がおられましたら、事務局までご連絡頂 くか、ご自分で訂正頂けるよう教えて頂けると大変ありがたく、思います。 −−−−−−−−−−−−−−− 目 次 −−−−−−−−−−−−−− ◆イベント・行事 あだち区民大学塾開催案内 ・平家物語・平清盛 〜平清盛と織田信長の意外な関係と野望・実像〜 平成24年3月9日(金)、16日(金)、23日(金) 午後2時〜4時 足立区生涯学習センター 学びピア21にて開催 ・源氏物語入門3 〜自分流で読む「源氏物語」〜 平成24年3月17日(土)、24日(土) 午後2時〜4時 足立区生涯学習センター 学びピア21にて開催 ◆楽学ニュース みんなの広場から ・ボランティア活動から、当事者(障がい者)活動〜そして生涯学習〜 高見沢公彦 ◆学びのエリア再発見〜「駅シリーズ」 第4回 小菅、五反野地域 ◆楽学メルマ管理人のつぶやき +++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■□■□■□■□■ あだち区民大学塾開催案内 ■□■□■□■□■ ★☆★☆ 平家物語・平清盛 ☆★☆★ ★☆★☆ 〜平清盛と織田信長の意外な関係と野望・実像〜 ☆★☆★ 同時代に書かれた資料などの解説もまじえ、公家や後白河法皇との確執、さら には彼を取り巻く絢爛豪華な女性たちとの関係…そして、意外にも多くの共通 点がみられる織田信長との関係を通じて“人間・清盛”の実像に迫ります。 http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1203heike.pdf 日 時:平成24年3月9日(金)、16日(金)、23日(金) 全3回 いずれも午後2時〜4時 第1回目:『平家物語』では語り尽くせない平清盛の実像 第2回目:平清盛の華麗な女性人脈 〜娘・盛子と徳子、義妹・建春門院〜 第3回目:平清盛と織田信長の意外な関係 場 所:足立区生涯学習センター(学びピア21) 人 数:50名(応募多数の場合抽選) 受講料:1,500円 講 師:跡部 蛮(あとべ ばん) 歴史ジャーナリスト、著書に、「実録新・戦国ミステリー99」、 『信長は光秀に「本能寺で家康を討て!」と命じていた』他 (足立区在住) 申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「平家 物語」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可) 申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5 足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」 電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時) 申込締切:平成24年2月28日(火) 必着 ★☆★☆★☆ 源氏物語入門3 ☆★☆★☆★ ★☆★☆★☆ 〜自分流で読む「」源氏物語」〜 ☆★☆★☆★ いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに・・・ではじ まる「源氏物語」の優雅な原文を味わいながら、光源氏の永遠の女性「桐壺と 藤壺」を通し、時を超えて、様々な女性の生き方に思いを馳せる講座です。 http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1203genji.pdf 日 時:平成3月17日(土)、24日(土) 全2回 いずれも午後2時〜4時 第1回目:「桐壺」の巻 〜「源氏物語」を冒頭の「桐壺」の巻から読み解く〜 第2回目:「若紫」「賢木」の巻 〜永遠の女性「藤壺」の生き方を読む〜 場 所:足立区生涯学習センター (学びピア21) 足立区千住5−13−5 人 数:50名(応募多数の場合抽選) 受講料:1,000円 講 師::竹石たか枝氏 国文学研究者(足立区在住) 申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「源氏 物語入門3」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可) 申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5 足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」 電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時) 申込締切:平成24年3月3日(土) 必着 ■□■□■□ 楽学ニュースの『みんなの広場』から ■□■□■□ □■□■□■ 「楽学の会」の会員の憩いの場 □■□■□■ 楽学の会が毎月発行している会員向けの会報誌『楽学ニュース』に『みんなの 広場』という、会員が自由気軽に、趣味、生活の知恵、心に残った言葉などを 寄稿するコラムがあります。今回はその第171号(平成24年1月30日発 行)に寄せられた記事をご紹介します。 楽学ニュース:http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/171gou.pdf ★☆★☆ ボランティア活動から、当事者(障がい者)活動 ☆★☆★☆ ☆★☆★ 〜そして生涯学習〜 高見沢公彦 ★☆★☆★ 6歳の頃障がいを持ち、昔は(昭和20〜30年代)普通の人と同じように出 来ることが求められていた。医療施設から学校を終わり、昭和35年東京へ就 職で出てきた。昭和41年にボランティアサークルに入り、児童養護施設の活 動から、私の社会参加が始まった。ボランティアで知り合った知人と仕事を始 めたが、3年ぐらいで独立し自営業となる。ボランティア活動には都合がよ かった。昼間は活動で、深夜に仕事をしていた。 近年(平成)になって、自立生活センター(障がいを持つ者自身が運営する仲 間への介護派遣事業)に出会い、当事者活動を初めて知る。現在は「精神保健 福祉ボランティア」が主な活動、「傾聴」が中心である。精神の病を持つ知人 も沢山出来て、当事者会にも参加し、様々な活動をしている。普段は週に2回 向島にある、「NPO法人こらーるたいとう」で活動。ここは精神の病で入院 の経験を持つ女性が立ち上げた、「精神障がい者ピアサポートセンター」だ。 とにかく様々な研修会や運動(障がい者を取り巻く様々な施策について国への 要望等)にも参加。厚生労働省へも行き、担当者との会合、国会議員とのシン ポジウムにも参加した。当事者運動が様々な成果を産んでいる。駅にエスカ レータ、エレベーターの設置、街のバリアフリー化など。ベビーカーを利用す る人、大きなバッグを持つ旅行者も、駅のエレベーターには助かっているので はないか。 社会の中で困難な人々を、その人々の生活が当たり前に出来ること。そのこと が「安心して暮らせる社会」だ。今は、障がい者自立支援法から「障がい者総 合福祉法」に、当事者参加により、骨格が出来上がった。今国会に上がり、来 年には施行予定?果たして、すんなりと法律として誕生するかどうか。今年は 当事者運動の山場でもある。在宅で介護をしている人、介護を受けている人々 にも、大きく関わる問題。就労・医療・福祉は、一部の人のものではない、 「生涯学習」として学ぶべき大きな課題でもある。いま、家族の介護で大変な 思いをしている人たち、当事者活動、政治の動きに注視をお願いしたい。また、 行動してほしいものである。 □■□■□■ 学びのエリア再発見 □■□■□■ ■□■□■□ 〜「駅シリーズ 第4回」〜 ■□■□■□ 楽学の会が発行する会員誌『楽学ニュース』に、『学びの場 再発見』と題し て区内の地域学習センターの取材記事を掲載した。『学びの場 再発見』は、 平成22年3月25日発行の楽学ニュース153号を以って、郷土博物館を初 め13地域学習センターの訪問記を完了した。 次のシリーズとして、今回、掲題の内容を企画し、取材を開始した。本企画は 足立区の南北を縦断して区の発展に、生活に、需要な役割を果たしている区内 鉄道の主要な“駅舎の今昔”の写真をベースに周辺の生活の成り立ち、文化、 自然環境の変遷などを楽学の会会員の視点から「学びのエリア再発見〜「駅シ リーズ」として取材を続けています。今回は、その第4回です。 なお、本メールでは写真を割愛しています。楽学ニュース171号をご覧頂く と、6頁になつかしい写真がたくさん掲載されています。 楽学ニュース:http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/171gou.pdf −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 第4回 小菅、五反野地域 1.小菅駅:開設大正13年10月1日 駅所在地は足立2−46−11。 一日乗降客約5,000人。小菅といえば 東京拘置所。だが拘置所は葛飾区にある。明治2年小菅県が設置され県庁舎 だった所。さかのぼれば江戸時代9代将軍家重がお狩場の発着点とした「小菅 御殿」である。小菅を開拓したのは後奈良天皇の時代、今の群馬県、長野原方 面から来た大胡一族という。その名は、牛込、大庫となり大庫家が拘置所近く に一軒あると言う。 小菅はこの付近に菅や萱が多く、菅は萱より背が低いので小菅と称されたと言 われている。付近巡りは先ず万葉公園。これは古隅田川が荒川放水路開削で隅 田川への水路を絶たれた後、親水路として整備され循環水を利用した憩いの場 所であり、葛飾区との区界でもある。降雨などで新水路が溢れたとき綾瀬川に 放水出できる設備が備わっている。 次に訪ねたのが下山国鉄総裁記憶追悼碑。昭和24年7月下山事件発生、昭和 26年7月、下山定則氏記念事業会により記念碑を現場付近に建立。平成3年 5月、常磐線橋梁改良工事に伴い、現在の位置に移設された。 2.五反野駅:開設大正13年10月1日 駅所在地は足立3−4−6。一日乗降客約32,000人。開発は江戸時代、 武蔵千葉氏の家臣京極弥五郎が新田開発した「五段野」、殆ど田畑だった所。 (1)最初に訪ねたのは、西之宮稲荷神社内の五反野祭囃子保存会である。代 表の野尻和良氏をはじめ、会員の方々の温かい歓迎を受けた。この日は、祭囃 子の練習日であり、練習場所が神社境内の神楽殿の中にあったので、立派な神 社の佇まいと神楽殿を拝見することができた。因みに神社の創建は、1574 年(天正2年)当時は西之宮といい、1912年(大正元年)3つの神社と稲 荷神社を合祀「西之宮稲荷神社(地域の総鎮守)」となる。 会員の方の話によると田んぼがあった。その後徐々に発展してきた。そして、 五反野祭囃子保存会の発祥は明治10年以前である。それは、太鼓の「胴」の 部分に明治10年と記されており、寄付者の名前と寄付金の記録がある。まだ、 金額の単位が定まっていなかったのか、何十何銭とか、何朱・何匁・米何合な ど。当時の生活の一端と発祥の古さを語る貴重な資料である。戦争で一時休ん だが昭和39年に団体を結成。結成の際には地域の人々の温かい支援があった ことを語ってくれた。また、五反野小学校には毎年10月に訪れたり、60周 年の祝や、弘道小学校のフエスティバル・弘道1小学校・幼稚園など地域との 交流も盛んである。また、小学生も練習に参加するなどしている。祭囃子の練 習と獅子舞など拝見させて頂き、温かい温もりを感じながら、エールを交換し て辞してきたのである。 (2)足立区役所北館屋上エコガーデン 足立区民約67万人の生活の安全・安心を守り文化の向上、住環境の整備など に尽力されている区行政はエコにも力を入れている。エコガーデンには温暖化 現象を防ぐ植物や雨水タンク、太陽光発電設備などが設置されていて区の方針 が分かる。 (レポータ:安藤、 今野、 神戸、 田中桂、佐久間) ■□■□■□■ 楽学メルマ管理人のつぶやき ■□■□■□■ 韓国の歴史ドラマ『イ・サン(李氏朝鮮第22代国王の正祖)』がNHK地上 デジタルで放送されている。李氏朝鮮(りしちょうせん)は、1392年から 1910年まで27代にわたって続いた朝鮮半島の最後の王朝だそうです。正 祖は、1776年に王位に着き、1800年6月、病が悪化して49歳で予期 せぬ死に倒れ、子の純祖(スンジョ)に引き継ぎます。ちょうど、西洋文明が 流入しはじめた激動の時代の王だったようです。祖父である21代の英祖(ヨ ンジョ)の治世期間は52年と非常に長かったのに比べると短いといえます。 本日(1/28)のドラマでは、英祖が認知症を発症し、宮廷内が混乱を生じ るさまが描かれていました。英祖は、1694年10月31日に生まれて、1 776年に亡くなっていますので、82歳まで長生きしたことになります。ち ょうど、亡くなる数年前の話かと思われますので、認知症が出ても不思議では ない頃かと思います。 しかし、全権を担う王が認知症になると、想像するだに大変なことになります 。人である以上、病には勝てないとはいえ、認知症はある意味で人格が少しず つ蝕まれていくことを意味します。他の病とは違った意味で、恐怖です。 認知症の治療は対処療法しかないようです。早期発見により、治療することで 進行を遅らせる効果が期待できるようです。原因が明確ではないのですから、 発病を防ぐ方法もはっきりしていないようです。せいぜい、生涯学習などを通 して脳を使っていると、異常が出たのが自分でも判かるのではないでしょうか。 少しでも周囲に迷惑を掛けないで済むといいのですが。 ●次号配信は、平成24年3月初めの予定です。 =================================== 発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会 ○配信希望、アドレス変更、配信停止などはこちらへ http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/merumaga/merumaga.html ○バックナンバーはこちらへ http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/merumaga/backnumber.html ○楽学の会ホームページ http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/index.html ○このメールは転送自由です。 ===================================