■■◇  楽学の会メールマガジン <第19号> '12.03.03
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│まもなく、東日本大震災から一年がたとうとしています。長く苦しい1年│
│だったと思います。                        │
│3.11の東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福を祈り、身│
│近の方を亡くされた方々の痛みをともに感じ、それでもなお、明日への決│
│意を新らたにしたいと思います。                  │
│地震・津波からの復興と放射能の除染が進み、1日も早く、被災者の方々│
│の生活基盤が整えられますことをお祈り申し上げます。        │
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ると、「あだち区民大学塾」や生涯学習センターの講座開催案内のご連絡をお
送りします。あだち広報でも講座の開催案内を掲載しますが、楽学メルマの方
が生涯学習に絞った案内をしますので、見逃すことがありません。あなたは、
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こんにちは。楽学メルマ管理人のまさおです。

来る3.11には各地で震災1周年の記念式典が開かれます。また、福島県や
県内外の地方自治体が中心になって除染が始められています。福島県内各地で
、線量率の自動測定が行われはじめるとともに、安心のために自分たちの手で
食品等の放射能濃度を測る取り組みへの動きもみられます。一方、放射線を怖
がりすぎるためでしょうか、福島県や周辺の県の産物に対して不適格とする風
評が見られるようです。私達はこころない風評に惑わされることなく、積極的
に被災地の産品を購入し、被災地の方々の生活基盤構築に協力していこうでは
ありませんか。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです
。おかげさまで、昨年11月末にこの楽学メルマの読者が3桁の100人を越
えました。今年(平成24年)中に150人に延ばせたら・・・と楽しみにし
ています。今後とも、ご支援頂き度,よろしくお願い致します。

なお、申し込んだのに楽学メルマが送られて来ない方が数名おられるかと思い
ます。申込書に記載されたメールアドレスが違っていて、送達不能になってい
ます。お知り合いの方にそのような方がおられましたら、事務局までご連絡頂
くか、ご自分で訂正頂くよう教えて頂けると大変ありがたく、思います。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−

◆イベント・行事 あだち区民大学塾開催案内
 ・生活習慣病との上手い付き合い方 II
   平成24年4月5日(木)、12日(木)  午後2時〜4時
        足立区生涯学習センター 学びピア21にて開催

 ・源氏物語入門 III 〜自分流で読む「源氏物語」〜
   平成24年3月17日(土)、24日(土)  午後2時〜4時
        足立区生涯学習センター 学びピア21にて開催
   ★★ 先月紹介した記事の再掲。締切り3月3日(土) 必着ですが、
      受講希望の方はとりあえず電話でご相談ください。

◆あだち区民大学塾 終了講座のご紹介
 ・暮らしのなかの俳句 〜17音の文芸〜
   平成24年1月13日(金)、20日(金)、27日(金)に実施

 ・やさしい「薬膳のはなし」
   平成24年1月24日(火)、31日(火)に実施

 ・「はじめての古文書」パートIII 〜くずし字の史料を読み解く〜
   平成24年2月4日(土)、11日(土)、18日(土)に実施

◆楽学ニュース  みんなの広場から
 ・三位一体         酒井政雄

◆楽学メルマ管理人のつぶやき

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■□■□■□■□■   あだち区民大学塾開催案内  ■□■□■□■□■

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★☆★☆     生活習慣病との上手い付き合い方II      ☆★☆★
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皆様、体調は如何ですか!
日頃、地域医療を支えておられるお医者さんに、生活習慣と生活習慣病の関係
や、実際の病状などについて話していただきます。
そして、自分で改善できる工夫や定期健診の大切さを考えてみます。
また、発症後に処方される薬について、知っておきたい、聞いてみたかったこ
となど、具体的な質疑応答もあります。

  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1203seikatu.pdf

  日 時:平成24年4月5日(木)、12日(木) 
          全2回 いずれも午後2時〜4時

       第1回目:生活習慣と高血圧症・糖尿病・脂質代謝異常症
           
       第2回目:知っておきたいお薬について

  場 所:足立区生涯学習センター(学びピア21) 5階

  人 数:50名(応募多数の場合抽選)

  受講料:無料

  講 師:飯塚一秀 氏
       内科医、医学博士、放送大学東京足立学習センター学校医
       (足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「生活
  習慣病講座」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)

  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
          電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:平成24年3月23日(金) 必着


★☆★☆★☆     源氏物語入門III           ☆★☆★☆★
★☆★☆★☆     〜自分流で読む「源氏物語」〜     ☆★☆★☆★

いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに・・・ではじ
まる「源氏物語」の優雅な原文を味わいながら、光源氏の永遠の女性「桐壺と
藤壺」を通し、時を超えて、様々な女性の生き方に思いを馳せる講座です。

  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/tirasi/1203genji.pdf

  日 時:平成3月17日(土)、24日(土)
        全2回 いずれも午後2時〜4時

       第1回目:「桐壺」の巻
          〜「源氏物語」を冒頭の「桐壺」の巻から読み解く〜
             
       第2回目:「若紫」「賢木」の巻
          〜永遠の女性「藤壺」の生き方を読む〜

  場 所:足立区生涯学習センター (学びピア21)
        足立区千住5−13−5

  人 数:50名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,000円

  講 師::竹石たか枝氏
        国文学研究者(足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び「源氏
       物語入門3」と明記し、下記申込先へ郵送ください(連名可)

  申込・問合せ先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
          足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
          電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:平成24年3月3日(土) 必着ですが、受講希望の方はとり
  あえず電話でご相談ください。


■□■□■□  あだち区民大学塾            ■□■□■□
□■□■□■       終了講座のご紹介       □■□■□■

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★☆★☆      暮らしのなかの俳句 〜17音の文芸〜   ☆★☆★☆
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  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/lect01d2061.html

足立区俳句連盟会長、足立よみうり俳壇選者および日本テレビ文化センター北
千住教室講師をされている青山丈氏を講師として、平成24年1月13日(金)、
20日(金)、27日(金)の3日間にわたり実施されました。今回は、昨年2月
に実施した「暮らしのなかの俳句」の第2回目という位置づけでした。開催場所
が東和地域学習センターだったためか、受講者が少なかったのですが、かえっ
て密に指導して頂けたのではないでしょうか。

初日は「千住ゆかりの俳人」として、松尾芭蕉、小林一茶を取り上げ、俳句の
本質について教えて頂きました。さらに、自分史として俳句を作ることの大切
さを青山氏がゆっくりとした口調で語りかけられるのを聞いているうちに、し
だいに俳句の世界に引き込まれてしまいました。

2日目後半からは15名の受講者が持ち寄った句を一句ずつホワイトボードに
書き写し、非常に丁寧な添削が始まりました。俳句はわずかに17音からなる
詩ですからこそ、てにをはの一文字を加えたり、取り除くだけで全く趣が変わ
ります。また、言葉の配列を変えただけで、素晴らしい俳句になります。
1音々々の大切さ、ことばを磨くことの大切さを実感し、さすが先生!!と受
講者もうなってしまいました。

受講生の方々も満足され、俳句の世界を堪能したようです。俳句への接し方、
自分史としての俳句と俳句を作る上での心構え、気の持方など基本的な事柄の
学習、添削による一言の重み、句の変化を学ぶなど、講座の狙いを十分に習得
出来たものと思われます。


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★☆★☆      やさしい「薬膳のはなし」   ☆★☆★☆
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  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/lect01d2059.html


平成21年5月に『「薬膳」をやさしく学ぼう』で始まった薬膳シリーズの2
回目です。平成24年1月24日、31日の2回、梅田地域学習センターにお
いて講師の田中桂子氏による講座と実習が行われました。

初めに、薬膳とは、医食同源ともいわれ、食材や生薬の効果を生かした食事を
取ることにより病気の予防、健康維持・更新を図るものと説明があり、日頃の
食事の大切さを見直す必要を知りました。
食べる人の健康状態を踏まえて、適切な旬の食材を利用することで食材の持つ
力を十分に引き出すことができ、効果的であることを解り易く説明され、主婦
でもある講師に共感する思いです。

2日目は実習です。5班に分かれて山芋料理に挑戦しました。最も好評を博し
た「山芋団子入り南瓜汁粉」は自然の甘さが引き出され、とてもやさしい美味
さで、みなさんうまくできました。受講者12名と少人数でしたが、和気藹々
と手分けして料理し、楽しく試食しました。食べきれない料理をタッパーで持
ち帰った方もおられ、なるほどという気がしました。

薬膳を取り入れて自分と家族の体を大切にしたい、初めての人と一緒に作って
楽しかった等の意見が寄せられました。薬膳の奥は深く、習得するには繰り返
し受講することが必要かもしれません。


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★☆★☆      「はじめての古文書」パートIII       ☆★☆★☆
☆★☆★         〜くずし字の史料を読み解く〜   ★☆★☆★
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  http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/lect/lect01d2060.html

平成24年2月4日、11日、18日に開催された本講座は、平成21年6月
、平成22年9月に続き、今回で3回目で固定ファンもでき、延106名の方
々が参加されました。講師は小松賢司氏で、江戸時代の「古文書」を中心に、
足立の史料をひもとき、その魅力と楽しさを教えていただきました。

1日目は、くずし字で書かれた史料が読めるように、候文に慣れることと、返
読文字や部首のくずし方をはじめとし、くずし字の基礎を学びました。

2日目は江戸の史料を読みながら字のくずれや言い回しを学んびましたが、い
つの間にかその時代、その場所に引き入れられ、史料を講師とともに受講生全
員で一緒に声を出して読み上げていると、あっという間に講義の終了時間と
なっていました。

3日目は、足立関連の史料を読みながら、くずし字の面白さを知ることが出来
ました。準備された資料が好評であり、次回もぜひ小松賢司氏による講座を開
催して欲しいとの要望が多数ありました。


■□■□■□  楽学ニュースの『みんなの広場』から   ■□■□■□
□■□■□■      「楽学の会」の会員の憩いの場  □■□■□■

楽学の会が毎月発行している会員向けの会報誌『楽学ニュース』に『みんなの
広場』という、会員が自由気軽に、趣味、生活の知恵、心に残った言葉などを
寄稿するコラムがあります。今回はその第172号(平成24年2月26日
発行)に寄せられた記事をご紹介します。

  楽学ニュース:http://gakugaku.web.infoseek.co.jp/news/172gou.pdf

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★☆★☆      三位一体          酒井政雄   ☆★☆★☆
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昨年3月11日の大地震は全国民にとって大きな衝撃であった。

私の住む団地でも早速防災が住民の関心の中心となった。
その後、計画停電や施設の使用中止或いは祭りや盆踊りの中止が相続いた。

きっかけはこの祭の中止であった。
祭に係わる費用を活用して防災対策を前進させようという提起があった。団地
内に備蓄倉庫を新設し、必要物資を備蓄することを決め、9月に着工し、12
月に完成した。

住民、家主、足立区の三者の連携が見事であった。家主が用地提供と基礎工事
を実施し、住民の代表が熱心に取組んだ。足立区からは40万円の助成金が交
付されたが、簡単な手続きと報告で早々に実現した。

まさに三位一体の具現化であったと思った。


■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

『ALWAYS 三丁目の夕日'64』を見ました。第1作、第2作を妻と2人で見たの
で、今回も一緒です。この映画は終戦頃に生まれた私にとっては、なつかしい
だけでなく、見るのが怖いといった方がいいのです。なぜか?それは、途中か
ら嗚咽(おえつ)をこらえるのが大変だから。涙で頬が濡れますが、拭くのは
横の妻に恥ずかしいので、そのままにしていました。でも、隣の席の若いアベ
ックの女性のすすり泣きが聞こえてきて、私だけではないことを知り、すこし
ほっとしました。

ストーリは見てのお楽しみということで、省きますが、知りたい方は、以下の
HPをご覧下さい。

  http://www.always3.jp/

地方にいたのであの時代の東京は知りませんが、私の育ったところも同じよう
な生活と社会環境でした。東京オリンピックが開催され、新幹線こだまが開通
し、そして、アスファルトは大きな道路だけで、普通は土の道の時代です。

なぜあの時代がなつかしいのでしょうか?私が責任のない子供で、大人じゃな
かったからでしょうか?それだけではないような気がします。亡くなった父母
にも見せてあげたかった気がします。映画の中では、『みんなが希望に満ち、
前向きに進んでいた時代』といっていますが、それだけでもないような気がし
ます。

泥棒もいたし、殺人事件もあった筈と思います。生活は不便で、今のように何
でもある時代ではなかったと思います。
映画をみていて、ささやかな欲しいものがいくつもあり、それが貰えた時のう
れしさを思い出しました。お正月に新しいジャンパーを買ってもらったこと、
遠足のお菓子に森永の板チョコが入っていたこと、弟が生まれてすぐだったの
で父が秋の運動会に来てくれてすっぱいみかんをむいてくれたこと、・・・。

いま福島県とその隣接県では、新しい生活を築くために様々な努力が続けられ
ています。まずは生活基盤を築くことが大切で、その重要な1つは被災者の方
々が働けるようにすることだと思います。農業も漁業も工場も復興させないと
いけません。しかし、心無い風評がブログなどで書き立てられ、その努力に水
をさすようなことが横行しています。いまいちど、戦後15年のあの頃を思い
出して、あかの他人への思いやりを少しずつ差し出せたらと思います。


●次号配信は、平成24年4月初めの予定です

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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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○楽学の会ホームページ
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○このメールは転送自由です。

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