■■◇  楽学の会メールマガジン <第26号> '12.10.01
■■■
■■■  http://gakugaku.main.jp/index.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─────────────────────────────────┐
│3.11東北地方太平洋沖地震により被災された方々に、心よりお見舞い│
│を申し上げます。                         │
│被災地の一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。         │
└─────────────────────────────────┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
           フリー(無料)メールマガジン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

この電子メールは、楽学の会がお手伝いしているあだち区民大学塾などに関す
る情報を無料でご案内するものです。このメールは、等幅フォント(MS明朝、
MSゴシック等)でご覧ください。


■―――――――――――――――――――――――――――――――――■
  @@  あなたのお友達やお知合いをご紹介ください  @@
■―――――――――――――――――――――――――――――――――■

楽学メルマではこのメールマガジンの読者を募集中です。楽学メルマに登録す
ると、「あだち区民大学塾」や生涯学習センターの講座開催案内のご連絡をお
送りします。あだち広報でも講座の開催案内を掲載しますが、楽学メルマの方
が生涯学習に絞った案内をしますので、見逃すことがありません。あなたは、
楽学メルマを見て、参加したい講座に、申込めばいいだけです。

楽学の会の以下のHPからも楽学メルマに登録が可能です。メールアドレスの
変更や受信停止もできます。
  http://gakugaku.main.jp/merumaga/merumaga.html

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こんにちは。楽学メルマ管理人のまさおです。
9月20日まで一日の平均気温が25度Cを越す猛暑が続いたかと思うと、一転
して20〜23度Cの日が戻り、ほっとしておられるかと思います。台風17号
は各地に被害を及ぼして、通り過ぎていきました。皆様のご家族は大丈夫だった
でしょうか?

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです。
おかげさまで、昨年11月末にこの楽学メルマの読者が3桁の100人を越え
ました。今年(平成24年)中に200人に延ばせたら・・・と楽しみにして
います。今後とも、ご支援頂き度,よろしくお願い致します。

なお、申し込んだのに楽学メルマが送られて来ない方が数名おられるかと思い
ます。申込書に記載されたメールアドレスが違っていて、送達不能になってい
ます。お知り合いの方にそのような方がおられましたら、事務局までご連絡頂
くか、ご自分で訂正頂くよう教えて頂けると大変ありがたく、思います。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−

◆イベント・行事 あだち区民大学塾の講座開催案内

 ・白洲正子と次郎 その生涯  〜縁の武相荘を訪ねる〜
   平成24年11月10日(土)、17日(土)
               いずれも 14:00〜16:00
           24日(土) 現地(小田急線鶴川駅)13:00集合

 ・大正ロマンの画家・竹久夢二  〜恋の遍歴と芸術〜
   平成24年10月19日(金) 14:00〜16:00
           26日(金) 現地(竹久夢二美術館)10:50集合

◆楽学の会 内閣府より”社会参加章”を受章

◆楽学メルマ管理人のつぶやき

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

■□■□■□■□■   あだち区民大学塾開催案内  ■□■□■□■□■

★☆★☆  +++++++++++++++++++++++  ☆★☆★
☆★☆★     白洲正子と次郎 その生涯          ★☆★☆
★☆★☆  〜縁(ゆかり)の武相荘(ぶあいそう)を訪ねる〜  ☆★☆★
☆★☆★  +++++++++++++++++++++++  ★☆★☆

NHKのドラマで放送中の元総理大臣吉田茂の「負けて、勝つ」に登場する白洲
次郎を、白洲夫婦としての観点から取り上げる。

妻の白洲正子は、能楽堂の舞台に上がったはじめての女性として知られている。
その後、米国に留学。次郎は、英国に留学し、二人とも海外留学で、世界観と教
養を深めた。次郎は戦後政財界で、正子は独自の美術観をはじめ文筆家として活
躍した。

この二人の生涯を取り上げ後世に何を残し伝えたのかを探る。
  http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/12011sirasu.pdf

  日 時:平成24年11月10日(土)、17日(土)
              いずれも 14:00〜16:00
           11月24日(土)
              現地学習 小田急線鶴川駅 午後1時集合   
                        

       第1日目:正子・次郎との出会い・武相荘での生活
                〜戦後の次郎の活躍〜

       第2日目:青山二郎との出会い・正子サロンの形成
                〜正子文筆家として自立〜

       第3日目:現地学習  〜武相荘を訪ねる〜

  場 所:第1、2回 足立区生涯学習センター 5階 研修室3
      第3回   現地学習 武相荘(小田急線鶴川駅)

  人 数:30名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,500円(初日に会場でお支払いください)
     その他に、現地学習時に、武相荘入館料1,000円、
          および、小田急線鶴川駅までの往復交通費

  講 師:中島勝正氏  現代日本文学研究者(足立区在住)

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号と「白洲講
       座」と明記し下記へ郵送して下さい(連名可)

  申込・問合せ先:〒120−0034 足立区千住5−13−5
           足立区生涯学習センター内 あだち区民大学塾事務局
           電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:10月27日(土)必着


★☆★☆  ++++++++++++++++++++++  ☆★☆★
☆★☆★  大正ロマンの画家竹久夢二 〜恋の遍歴と芸術〜  ★☆★☆
★☆★☆  ++++++++++++++++++++++  ☆★☆★

今年は大正100年に当たる。この時代は「大正ロマン」として、モダンな文化
が華開いた。その「ロマン」の象徴である「竹久夢二」の世界を探り、今も私た
ちを魅了するものは何かに迫る。夢二は情緒溢れた音曲「宵待草」の作詞者でも
ある。
  http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1210yumeji.pdf

  日 時:平成24年10月19日(金) 14:00〜16:00
              26日(金) 10:30〜(現地集合)

   第1日目:知られざる竹久夢二 〜その芸術と恋多き人生を辿って〜
     場 所:足立区生涯学習センター 5階

   第2日目:ギャラリートーク 夢二と大正時代
        〜グラフイック・アートにみる
             夢二モダン・大正13〜15年を中心に〜
     場 所:現地 竹久夢二美術館(雨天決行)

  人 数:30名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,000円(全2回分、初日に会場でお支払いください)
   その他に、現地学習時に、竹久夢二美術館入館料800 円(団体料金)
          および、東京メトロ根津駅までの往復交通費


  講 師:石川桂子氏  竹久夢二美術館学芸員
        著書:「竹久夢二・美と愛への憧憬に生きた漂泊の画人」、
           「大正ロマン手帖」河出書房新社

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号と
       “竹久夢二”と明記し下記へ郵送して下さい(連名可)

  申込・問合せ先:〒120−0034 足立区千住5−13−5
           足立区生涯学習センター内 あだち区民大学塾事務局
           電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:平成24年10月5日(金) 必着
       締切日が迫っています。受講希望の方は、先に電話でご連絡くだ
       さい。

■□■□■□  楽学の会 内閣府より”社会参加章”を受章  □■□■□■

内閣府が実施する「平成24年度エイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動事
例」の選考において、楽学の会が「社会参加活動」の模範事例として選定され、
“社会参加章”を受章しました。名誉ある受章です。これは、当会の活動が、賛
助会員、後援会員、顧問の先生方のご指導も含め、高齢期世代における生き方の
参考として広く全国に認められた結果と思います。

内閣府では毎年「主体的に社会とかかわりを持ち、積極的な社会参加活動を通じ、
生き生きと充実した生活を送っているグループ、団体(おおむね65歳以上の者で
構成)」を全国に紹介しています。

9月18日には、足立区地域文化課の鈴木伝一課長、小林弘之係長より“社会参
加章”を章する書状と記念の楯が当会に手渡され、慶びを分かちました。また、
日頃より事業の広報に奔走している会員の機転により、思いがけず「足立朝日」
新聞社の取材を受けることになり、インタビューに応える言葉には、何時にも増
して力が籠もっているように感じました。
  http://gakugaku.main.jp/link/link47.html

ただ、楽学の会の会員の平均年齢が年々上がってきていることをあらためて実感
しました。リタイア前後の若い方々の入会もお待ちしています。


■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

9月28日付けの日本経済新聞によると、環境省の審議会で決定した「生物多様性
国家戦略2012−2020」を閣議決定したとのことです。
  http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15758&mode=print

基本戦略としては、愛知目標の達成に向けたわが国のロードマップ(生物多様性
国家戦略2010)の4つの戦略に、新たに科学的基盤の強化に関する項目を加えた
以下の5つを掲げています。
(1)生物多様性を社会に浸透させる
(2)地域における人と自然の関係を見直し・再構築する
(3)森・里・川・海のつながりを確保する
(4)地球規模の視野を持って行動する
(5)科学的基盤を強化し、政策に結びつける(新規)

生物多様性条約 第10回締約国会議(COP10)は平成22年10月18日〜29日まで、
愛知県名古屋市にて開催され、遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関す
る名古屋議定書と、2011年以降の新戦略計画(愛知目標)が採択されました。
  http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13092

生物多様性国家戦略2010のパンフレットによると、
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/wakaru/library/nbsap2010_pamphlet.html

『地球上の生きものは、生命が誕生して以来、さまざまな環境に適応して進化
し、未知のものも含めると3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれまし
た。これらのいのちは、それぞれが網の目のようにさまざまな関係でつながって
おり、長い年月をかけて現在の地球の姿を作りあげてきました。私たち人間も地
球という大きな生態系の一員であり、地球によって生かされているのです。

ところが、私たち人間は、世界各地で生態系を破壊し、たくさんの生きものたち
を危機的状況に陥らせています。今、地球上の生きものは、恐竜が滅んだときよ
りもはるかに速いスピードで絶滅しています。私たちは、人間を含めた地球上の
いのちが互いにつながりあい、支えあっていることをあらためて認識し、常に謙
虚にそして慎重に行動しなければなりません。』

私も日常の生活に追われ、地球環境のことを考えて行動してはいません。一体、
何をすればいいのでしょうか?

まず、生物多様性とはどんなことなのでしょうか?多様とはいろいろと種類の
違ったものがあることで、生物多様性は、3つの多様性に纏められています。

・生態系の多様性
東京湾の干潟、沖縄のサンゴ礁、白神山地の原生的な森林、釧路や尾瀬の湿原、
里地里山、大小の河川など、いろいろなタイプの自然があること。

・種の多様性
大きなヒグマ、空を飛ぶトンボ、海を泳ぐ魚、ブナ、ヒノキなどの樹木、ハコベ
やタンポポなど、動植物から細菌などの微生物に至るまで、いろいろな生きもの
がいること。

・遺伝子の多様性
アサリの貝殻の模様が千差万別なことなど、同じ種でも多様な個性があること、
異なる遺伝子をもつことにより、環境の変化や病気の蔓延が起こっても、全滅
する可能性が低くなります。

こう書いてくると、お釈迦様の教えのような気がします。

生物多様性の保全と持続可能な利用は、政府、地方公共団体、企業、NGOなど市
民団体での取り組みはもちろん、私達ひとりひとりの取り組みが重要です。

ひとりひとりの取り組みは、身近な暮らしと密接なかかわりがあることから始め
られます。多くの食料や木材、生きた動植物を輸入していることを認識し、生物
多様性の保全に積極的に取り組む企業の商品を選択的に購入する、海外旅行で生
の果物や食べ物を持ち帰らない、外国産のペットを野外に放さず最後まで飼うな
ど、生物多様性に配慮したライフスタイルへの転換が必要です。

私も、まずは、生物多様性を理解し、人と自然の関係を意識して生活することか
らはじめたいと思います。また、日本の自然を愛し、できることなら、地球規模
の視野をもって行動したいと思います。


●次号配信は、平成24年11月初めの予定です

===================================

発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

○配信希望、アドレス変更、配信停止などはこちらへ
  http://gakugaku.main.jp/merumaga/merumaga.html

○バックナンバーはこちらへ
  http://gakugaku.main.jp/merumaga/backnumber.html

○楽学の会ホームページ
   http://gakugaku.main.jp/index.html

○このメールは転送自由です。

===================================