■■◇  楽学の会メールマガジン <第28号> '12.12.01
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こんにちは。楽学メルマ管理人のまさおです。
いよいよ12月、師走の慌ただしい季節になりました。今年中に済ませたいこ
とと新年を迎える準備があるのですから、本当に猫の手も借りたいほどですね。
寒さも厳しくなってきました。風邪などひかぬよう、ご注意ください。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです。
おかげさまで、11月末時点での有効登録者数が123人になりました。今年
(平成24年)中に150人に延ばせたら・・・と楽しみにしています。今後
とも、ご支援頂き度,よろしくお願い致します。

登録は、本メールの末尾に記載のURLにてご自身でもできます。また、ご自
身で入力するのが面倒な方は、以下を記載の上、FAXにてご連絡頂ければ、
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1.氏名(ふりがな)、 2.E-Mailアドレス、 3.性別、
4.あなたの年代、 5.住所、 6.連絡先電話番号
  楽学の会事務局 FAX:03-5813-3759

なお、申し込んだのに楽学メルマが送られて来ない方が数名おられるかと思い
ます。申込書に記載されたメールアドレスが違っていて、送達不能になってい
ます。お知り合いの方にそのような方がおられましたら、事務局までご連絡頂
くか、ご自分で訂正頂くよう教えて頂けると大変ありがたく、思います。

−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−
◆イベント・行事 あだち区民大学塾の講座開催案内

 ・今、なお、輝き続ける「宮澤賢治」の世界
   平成25年1月12日(土)、19日(日)、26日(土)
            いずれも 14:00〜16:00
     場 所:新田地域学習センター   学習室

◆あだち区民大学塾 平成24年度第3ステージ開催報告

 ・声に出して読む 万葉集II

 ・うんちく! 大江戸入門講座〜名所篇

 ・今日の俳句の源流 江戸の俳諧

 ・白洲正子と次郎 その生涯

◆楽学メルマ管理人のつぶやき
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■□■□■□■□■   あだち区民大学塾開催案内  ■□■□■□■□■

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☆★☆★       今、なお、輝き続ける          ★☆★☆
★☆★☆           「宮澤賢治」の世界       ☆★☆★
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未曾有の大災害に襲われたこの国の再生復興が、いま、問われている。

災害直後、「雨ニモマケズ、風ニモマケズ・・・」が世界各地で朗読され、被災
地での勇気と元気の源となった。

それはなぜか。賢治文学の底力、その魅力と本質を改めて考える。
  http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1301miyazawa.pdf

  日 時:平成25年1月12日(土)、19日(日)、26日(土)
               いずれも 14:00〜16:00

       第1日目:「雨ニモマケズ・・・」の背景を探る
            〜賢治の生涯とパワーの源はなにか〜

       第2日目:心に響く賢治文学のユーモアとリズムの魅力に迫る
            〜童話「セロ弾きのゴーシュ」を中心に〜

       第3日目:宮澤賢治の最後のメッセージとは何か
            〜童話「虔十(けんじゅう)公園林」を中心に
                          我々の学んだこと〜

  場 所:新田地域学習センター   学習室

  人 数:30名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,500円(初日に会場でお支払いください)

  講 師:赤田秀子氏
      元宮澤賢治学会理事、宮澤賢治研究会事務局長
      共著「賢治鳥類学」、「宮澤賢治文語詩の森」など

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号と「宮澤賢
       治」と明記し下記へ郵送して下さい(連名可)

  申込・問合せ先:〒120−0034 足立区千住5−13−5
           足立区生涯学習センター内 あだち区民大学塾事務局
           電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:平成24年12月27日(木) 必着

■□■□    あだち区民大学塾                ■□■□
□■□■        平成24年度第3ステージ開催報告    □■□■

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☆★☆★       声に出して読む 万葉集II         ★☆★☆
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10月16日、23日、30日の3日間、講師に元江北図書館長の石井清弘氏を
迎え、昨年10月に続くパートIIの講座を開催しました。

初日は「東歌」23首を、五七調でという講師の指導の下、後に続いて声を出し
て詠みました。万葉人の自然への思いや夫婦や恋人の相聞歌、防人の歌が詠まれ、
特に東国の人々の素朴で直裁な心が伝わってきました。

2日目はもっと声を出して読みたいという受講生の要望にこたえて、1回目の歌
を2回ずつ声を出して詠むことから始まり、続いて25首を詠み、その中の複数
の男性の求愛に困り、自殺した葛飾(かづしか)の真間(まま)の手児名(てごな)や
菟原(うなひ)処女(をとめ)他4人の女性の歌に心が痛みました。

3日目は万葉集の中でも、多様性と知的な笑いの要素があるとされる、巻16の
内の33首の雑歌を詠みました。講師の熱意あふれる講義に時間がとても足りな
いという受講生の声がありました。また、今年「古典の日」法が成立し、11月
1日に定めら、これからもますます古典を身近な存在にしたいと思いました。
                              (市川道子)

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☆★☆★     うんちく! 大江戸入門講座〜名所篇      ★☆★☆
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10月27日から毎週土曜日3回にわたり、講師には江戸文化歴史検定(江戸検)
1級の大沢正明氏と堀口茉純氏(通称ホーリー)を迎えて実施した。

1回目は受講者34名、大沢氏による講義「江戸庶民の楽しみ、盛り場と名所」。
両国と浅草界隈の説明は次第に熱を帯びて時間を忘れる程、受講生も話に釣り込
まれていた。

2回目は受講者35名、和服に身を包んだ堀口氏の話「将軍ゆかりのスポットと
日本橋界隈」。パワーポイントも使って、大きな声での講義は判り易く、彼女の
博学振りに受講生もみんな感心している様子だった。

3回目は「大江戸日本橋界隈を歩く」で、現地学習、参加24名。1班は堀口氏、
2班は大沢氏が、班別に分かれて説明に当たった。午後のひと時天気も良く江戸
時代にタイムスリップ、全く往時の面影がないビル街を約2時間半疲れも見せず
歩き通した。アンケート、一口メモには大満足の意見が多かった。
・まさにうんちくてんこ盛りでもっと楽しみたいと思った。10回位の講習会に
 して欲しい。
・街歩きの楽しさを充分に味わうことが出来た。次回も期待します。
                              (鹿島健一)

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☆★☆★      今日の俳句の源流 江戸の俳諧        ★☆★☆
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安藤義雄氏をお迎えして9月5日から3ヶ月6回にわたる講座は11月21日に
最終日を迎え、無事終了した。長丁場の連続講座は今回が初めての試み、受講者
が集まるか心配されたが予想を超える申込があり、延べ200名が受講された。

「連歌から俳句に至る文芸史」に始まり、俳聖と謳われた芭蕉の生涯を語り、奥
の細道の解釈に詳細な説明、一茶の知られざる一面、大阪文化を追求した西鶴の
多彩ぶりなど、時にユーモアを交え格調高い講座を展開した。

安藤氏は、芭蕉51歳の絶句「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」を紹介し、晩年、
600里、命を賭した大仕事、150日という日時を旅に費やし、肉体と精神の
極限を武器に攻め込んだ大阪の牙城を前に病気で亡くなった芭蕉の無念さを語り、
そこに一種の悲壮な美学があるとして最後を熱っぽく締めた。

終始熱心に聴いていた受講者からのアンケートにも大変満足という意見が多かっ
た。                            (鹿島健一)

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☆★☆★         白洲正子と次郎 その生涯       ★☆★☆
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11月10日、17日、24日(各土曜日)、中島勝正講師による3回講座。講
座申込み29名、1回目26名、2回目25名、3回目23名の参加で実施。

1・2回目の座学で、正子と次郎の出会い、正子・二郎の活躍、青山二郎との出
会いなどを学び、知識を深めて3回目の現地学習として旧白洲邸「武相荘」を訪
ねました。ここは、武臓と相模の境にあった地に因んで次郎独自の一捻りしたい
という気持ちから無愛相をかけて「武相荘」と名づけられ、記念館として公開さ
れています。

部屋にはこだわりの生活を楽しんでいる状況が展示されていました。正子は、書
斎のふすまを張り替える際、話合いに妥協し次郎好みの“松紋様”を内側にして
あったが、次郎が亡くなってから一度は諦めた桜を裏・表を逆にして自分好みの
こだわりの“桜紋様”に変えて88歳の天寿を全うするまで武相荘で暮らしまし
た。入口の樹齢百数十年の柿の木が見守る庭は自然いっぱいの散策できる山のよ
うで、ひときわ癒される空間のように思いました。

次郎はイギリスで青春を過ごしたことが生涯を支える理念となり、信じた原則は
忠実で田舎暮らしこそ生きる美学だったと、正子と共にそれぞれの美学にいそし
み生活を楽しんでいた様子が受け止められる素敵な空間でした。

時には頑固に、時にはユーモア―であふれた二人の生活のこだわりを感じた受講
者の「心の教養が深められた」という話には主催者側として嬉しく思いました。
他に受講者からは、違った視点から話が聞けた、人物を通して社会背景が見えて
面白い、興味を持たせてくれて良かった、また講師が区民の方で身近に感じた等
という声がありました。                   (田中桂子)

■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

今年も11月1日から年賀状の発売が開始されました。1月1日に確実に届くよ
うにするには、12月25日までに出して欲しいとのことですが、遅くとも28
日までには出した方がいいようですね。

最近、年賀状をE-Mailで代用する方も多くなってきましたが、受け取る方はやは
り文書で頂いた方がうれしいようです。なんといっても1枚1枚めくりながら、
相手の方の状況を確認するのは楽しいものです。

また、スマホやパソコンから絵柄を選んで作成・発送を受ける方法もあるようで
す。しかし、相手方の氏名・住所の入力に難があるようで、やはり、自分で喪中
の挨拶状と住所録をチェックし、昨年頂いた賀状を見ながら書くのがいいようで
すね。

来年の干支は巳、蛇ですが、なんともデザイン化が難しいですね。フリーのイラ
ストをいろいろ見たのですが、いまいち、気にいったのが見つかりません。上野
動物園に行ってアナコンダの写真でも撮ってきましょうか。

干支(かんし、えと)は、十干と十二支を組み合わせた60を周期とする数詞が
本来の意味だそうです。八百屋お七が丙午(ひのえうま)の年(1666年)生まれ
だという風説があったことはご存じと思います。十干と十二支のうち、十二支は
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類からなっており、東
南アジア各国では、国により多少の違いはあるものの、日本では順に鼠・牛・虎・
兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪の12種の動物と結び付けられ、広く民間
に普及したのではないかと云われています(ウィキペディア『干支』、『十二支
』から)。

この十二支について、身近なペットである猫が入っていないことについての昔話
があることをご存知かと思います。ある時、お釈迦様が各月のまとめ役として、
1月1日に新年の挨拶に来た順に動物を割り当てることにすると申しわたしたそ
うです。この集まりに、遅れて来た猫が鼠に聞いたところ、集まる日を1月2日
と教えられたのです。1月2日に来た猫は、もう終わっていたことを知り、鼠に
騙されたことが判ったのだそうです。これ以来、猫は鼠を見ると追いかけるのだ
そうです。このお話には、他にも、なぜ鼠が一番で牛が2番になったのか、鶏が
猿と犬の間なのかなどの話もあります。お孫さんや小さいお子さんに話してあげ
てはいかがですか。

●次号配信は、平成25年1月初めの予定です。

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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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