■■◇  楽学の会メールマガジン <第29号> '13.01.01
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│3.11東北地方太平洋沖地震により被災された方々に、心よりお見舞い│
│を申し上げます。                         │
│被災地の一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。         │
└─────────────────────────────────┘
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が生涯学習に絞った案内をしますので、見逃すことがありません。あなたは、
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こんにちは。楽学メルマ管理人のまさおです。
明けましておめでとうございます。昨年は楽学メルマをお読みいただき、ありが
とうございました。今年もよろしくお願い致します。
寒さも一段と厳しくなっています。風邪やノロウィルスなどにかからぬよう、ご
注意ください。

このメールは、読者の皆さんが楽しく、皆さんの役に立つことをモットーに発
行しています。

この楽学メルマは、転送等自由です。ぜひ、お友達やお知り合いに講座情報等
を転送してください。その際、新規読者募集中と記載頂くと大変うれしいです。
おかげさまで、11月末時点での有効登録者数が129人になりました。今年
(平成24年)中に150人に延ばせたら・・・と楽しみにしていましたが、残
念!!今年、平成25年中には、達成できるよう、がんばりますので、ご支援頂
き度,よろしくお願い致します。

登録は、本メールの末尾に記載のURLにてご自身でもできます。また、ご自
身で入力するのが面倒な方は、以下を記載の上、FAXにてご連絡頂ければ、
私共で登録させて頂きます。
1.氏名(ふりがな)、 2.E-Mailアドレス、 3.性別、
4.あなたの年代、 5.住所、 6.連絡先電話番号
  楽学の会事務局 FAX:03-5813-3759

なお、申し込んだのに楽学メルマが送られて来ない方が数名おられるかと思い
ます。申込書に記載されたメールアドレスが違っていて、送達不能になってい
ます。お知り合いの方にそのような方がおられましたら、事務局までご連絡頂
くか、ご自分で訂正頂くよう教えて頂けると大変ありがたく、思います。


−−−−−−−−−−−−−−− 目  次 −−−−−−−−−−−−−−

◆イベント・行事 あだち区民大学塾の講座開催案内

 ・幕末を生きた新島八重の生涯と戊辰戦争
   平成25年2月10日(日)、17日(日)、27日(水)
            いずれも 14:00〜16:00

◆足立区生涯学習センター 区民カレッジ(受託講座)開催案内

 ・エネルギーの未来と私たちの生活
   平成25年2月9日(土)、16日(土)、23日(土)
            いずれも 18:30〜20:30

◆平成24年度あだち区民大学塾 第3ステージ開催報告

 ・武家の政治と文化 〜文化財から探るその実像〜

 ・貝塚から知る文明の曙 〜縄文のタイムカプセル〜

◆第12回NPO法人全国生涯学習ネットワーク主催
             生涯学習シンポジューム 参加報告

◆楽学メルマ管理人のつぶやき

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■□■□■□■□■   あだち区民大学塾開催案内  ■□■□■□■□■

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☆★☆★       幕末を生きた新島八重の         ★☆★☆
★☆★☆             生涯と戊辰戦争       ☆★☆★
☆★☆★    +++++++++++++++++++    ★☆★☆

幕末、会津藩に生まれた八重は戊辰戦争に男装して参戦、会津戦争では銃を持ち
活躍しましたが敗戦。

戦後京都に移り、同志社大学の創始者となる新島襄と運命的な出会いを果たし結
婚。夫の死後日露戦争で篤志看護婦として傷病兵の救護に奔走しました。

幕末の時代を生きた新島八重の激動の生涯を通じて女性の力強い生き方を学びま
す。
  http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1302nijima.pdf

 ※新島八重の生涯は 平成25年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で放映され
  ます。

  日 時:平成25年2月10日(日)、17日(日)、27日(水)
                いずれも 14:00〜16:00

       第1日目:八重の誕生から結婚まで
              〜八重のおかれた時代とその家族〜

       第2日目:会津戦争とその戦後、そして八重
              〜会津戦争での八重の戦い〜

       第3日目:京都での日々、孤独、そして幸福
              〜新島襄との結婚と晩年〜

  場 所:足立区生涯学習センター(学びピア21内) 5階 研修室1

  人 数:50名(応募多数の場合抽選)

  受講料:1,500円(初日に会場でお支払いください)

  講 師:あさくら ゆう氏
      歴史研究家、歴史企画研究主宰、足立史談会講師
      著書『川崎尚之助と八重』、共著『新島八重を歩く』

  申込方法:往復はがきに、住所・氏名(フリガナ)・電話番号と「新島八重
       の生涯」と明記し下記へ郵送して下さい(連名可)

  申込・問合せ先:〒120−0034 足立区千住5−13−5
           足立区生涯学習センター内 あだち区民大学塾事務局
           電話 03-5813-3759(平日午後1時〜5時)

  申込締切:平成25年1月29日(火) 必着

■□■□■   足立区生涯学習センター           □■□■□
□■□■□      区民カレッジ(受託講座)開催案内   ■□■□■

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☆★☆★      エネルギーの未来と私たちの生活      ★☆★☆
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エネルギーとしていま注目されているのが再生可能エネルギーです。今後予想さ
れる世界的な化石燃料の需給動向から見ても、有力な国内エネルギー資源として
期待されています。

本講座では、そうした現状にある私たちの生活とエネルギーについて学びながら
考えます。
  http://gakugaku.main.jp/lect/tirasi/1302enerugi.jpg

  日 時:平成25年2月9日(土)、16日(土)、23日(土)
                いずれも 18:30〜20:30

       第1日目:エネルギーの現状「日本のエネルギー事情」
            講師:小田原修 氏

       第2日目:注目される「再生可能エネルギー」と未来
            講師:小田原修 氏

       第3日目:役に立つ、ユニーク省エネとは
              〜風呂敷王子の風呂敷超活用法を知る〜
            講師:横山功 氏

  場 所:足立区生涯学習センター(学びピア21内) 5階 研修室1

  人 数:16 歳以上、50名(先着順)

  受講料:無料

  講 師:小田原修 氏
       東京工業大学 総合理工学研究科教授
      横山功 氏
       ふろしきライフデザイナー

  申込方法:足立区生涯学習センター、足立区内の各地域学習センターへ
        電話または直接窓口へ

  申込・問合せ先:足立区生涯学習センター
           〒120−0034 足立区千住5−13−5
              電話:03−5813−3730

  申込受付け:平成24年12月26日から(定員に達し次第終了)


■□■□    あだち区民大学塾                ■□■□
□■□■        平成24年度第3ステージ開催報告    □■□■

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☆★☆★       武家の政治と文化             ★☆★☆
★☆★☆        〜文化財から探るその実像〜       ☆★☆★
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  http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d2077.html

12月1日(土)、2日(日)、8日(土)の3回講座が、文化庁文化財部美術学芸課
文化財調査官である高梨真行氏によって行われた。応募者20名、出席者延べ52
名。毎回貴重な資料を教材に、熱く解りやすい講義に受講者も真剣に聞き入って
いました。

王朝文化の源流は、古来の日本文化ではなく中国文化にある。特に唐文化を評価
し、影響を受け、平安時代中頃から日本人の和の美意識が生まれて来た。

平安初期の武士は仏教を信じ、文化を取り入れ、儀式、儀礼など滞りなく出来な
いと政治のポジションが失われてしまう状況にあり、まさに宮廷政治では武士と
して生活を装う行為こそ文化で、貴族政治を支えていたという。

室町幕府は京に拠点を置いたため、公家化して本来の武士の有り方が失われてし
まったが、物を中心に経済が発展する貿易を利用した文化だったことなど、文化
財として残る書・画・骨董品などからそれぞれの時代がうかがえる。

また、重要文化財の洋時計は、家康の日常に関連する重要な資料であるというこ
となどを学んだ。受講者からは高梨講師に再度登場していただきたいという声が
ありました。                        (田中桂子)

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☆★☆★     貝塚から知る文明の曙             ★☆★☆
★☆★☆          〜縄文のタイムカプセル〜      ☆★☆★
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  http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d2078.html

12月6日、13日、20日の3回に分け、歴史研究家増田光明氏を迎えて実施
した。22名の受講応募があり、受講者は延べ52名だった。

1回目はエドワード・モースが大森に貝殻を発見して本格的な発掘調査を行い、
土器などの遺物を出土。その後大森貝塚が日本考古学発祥の地とされ、さらにモ
ースは日本各地を旅行して、貝塚や遺跡の発掘に貢献したことをが紹介された。

2回目は関東、東北にかけ分布する身近な貝塚遺跡を紹介し、縄文後期の歴史を
沢山の事例を交えて説明された。更にそこで使われた縄文土器などを真似て粘土
細工で再現したり、黒曜石の鏃(ひじり)と篠竹を使って矢を作る工作も行い、
あっという間の2時間だった。

3回目は大森地区での現地学習。17名の参加で、大森貝塚記念碑、大森貝塚遺
跡庭園、品川歴史館を寒風の中にも関わらず元気に見学。座学で得た知識を基に
「百聞は一見にしかず」でより理解を深めた。

受講生からは、「判り易く先生の情熱のこもったお話を聞けて楽しい講座でした。
大森貝塚も最後の歴史館も色々と楽しく見る事が出来、大変参考になり有難うご
ざいました。」等の感想を頂いた。              (鹿島健一)


■□■□  第12回NPO法人全国生涯学習ネットワーク主催  □■□■
□■□■     生涯学習シンポジューム 参加報告      ■□■□

NPO法人全国生涯学習ネットワーク主催による生涯学習シンポジュームが12
月9日に府中市 多摩交流センターにおいて「市民大学学長サミット“市民大学
の今日と明日を考える”」と題して開催され、参加しました。
  http://gakugaku.main.jp/link/link54.html

基調講演では小金井雑学大学学長 長坂寛氏が、「新しい分野へのチャレンジ 
学びなおし」等、“市民大学の今日と明日を考える”をテーマに話された。

引き続き、桜美林大学名誉教授 瀬沼克彰氏(楽学の会顧問)がコーディネータを
務め、TAMA市民塾塾長 横田至明氏、生涯現役かなざわ会代表 門口泰宜氏、
狭山元気大学学長 小山周三氏、府中市生涯学習ボランティア「悠学の会」代表 
山内啓司氏の4名をパネラーに参加者との質疑応答、意見交換が行われた。

その論点は、1)受講者募集のPRと集客、2)講師の選択、3)学習成果の評価、
4)地域貢献、5)行政を含めた団体との連携・協力 であった。

各会の悩みの「受講生の減少傾向」については、『戦中と戦後世代の受講者ニー
ズが異なって来ている』ことも見過ごせない要因として挙げられるとの指摘があ
った。楽学の会としても考えていかなければならない課題と感じた。

この様な環境の中でも地域と社会の問題を主眼において、これまで培ってきた経
験と能力を生かしながら、若者をも引き込む魅力ある講座創りの仕組み(仕掛け)
を、との熱き意気込みが参加者より伝わってくるシンポジュームであった。

楽学の会では、今後も他団体との交流を積極的行い、ネットワークを広げる努力
を続けます。ご支援ください。                 (金子勝治)


■□■□■□■    楽学メルマ管理人のつぶやき   ■□■□■□■

平成24年が終了し、新しい平成25年が始まりました。昨年暮れに総選挙が実
施され、自民党が圧勝しました。国民が自民党に託す声がいかに大きかったかを
実感しました。

大敗した民主党政権下ではありますが、昨年(平成24年)8月に生涯学習につ
いての『中間とりまとめ』が第6期中央教育審議会生涯学習分科会から公表され
ています。内閣が自民・公明両党で構成されたとはいえ、中央教育審議会の委員
が大きく代わるとは思えませんし、修正されるとしても、どのように修正される
か、国民としてよく見ている必要があるかと思います。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/toushin/1325214.htm

この『中間とりまとめ』は,平成20年2月に取りまとめられた中央教育審議会
答申の提言内容や、平成23年1月の第55回 生涯学習分科会で整理された
「生涯学習・社会教育の振興に関する今後の検討課題等について」の検討内容等
を受け、東日本大震災等の社会状況の著しい変化も踏まえ、今後の生涯学習・社
会教育の振興に関する具体的方策について審議を行った結果とのことです。

この報告中に、『世の中は、グローバル化や情報通信技術の一層の進展に伴って、
人・モノの流動化・多様化が進み、経済競争の激化、産業の空洞化、雇用環境の
変容、失業率の高止まり、所得格差の拡大等、我が国の経済・雇用環境は、変化
が激しく、先行き不透明な、厳しい状況になっている』とあり、このことは、皆
さん、実感されておられることでしょう。

我が国が、こうした状況や危機を乗り越え、新たな付加価値を創造する社会へと
転換して、社会の幅広い人々が成長の果実を享受できるようにするためには、我
が国社会を構成する国民一人一人の能力の向上・底上げが不可欠となる。この能
力としては、平成20年答申で提言された「自立した一人の人間として力強く生
きていくための総合的な力」があげられ、この「総合的な力」については、学校
教育など人生のある一時期のみで身につけられるものではなく、生涯にわたって、
多様な場で様々な学習経験を積む中で、身につけられるものであると述べていま
す。

生涯学習の重要性が再度認識され、今後の生涯学習・社会教育の振興の具体的方
策として以下が記載されています。
1.絆づくりと活力あるコミュニティの形成に向けた学習活動や体制づくりの推
  進
2.現代的・社会的課題に対応した学習機会及びライフステージに応じた学習機
  会の充実
3.社会生活を円滑に営む上で困難を有する者への学習機会の充実
4.学習の質保証・向上と学習成果の評価・活用の推進
5.生涯学習・社会教育の推進を支える基盤の整備
上記については、さらに具体的施策が述べられています。ぜひ、オリジナルをご
覧ください。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/09/03/1325216_7_1.pdf

なお、内閣府が行った『生涯学習に関する世論調査(平成24年7月調査)』の
結果が以下のHPで閲覧できます。
  http://www8.cao.go.jp/survey/h24/h24-gakushu/index.html

前回(平成20年5月調査)に比して、生涯学習をしたことのある人の割合は総
じて上昇しているようです。困っていることとして、
・仕事が忙しくて時間がない(28.1%)、
・費用がかかる(23.5%)、
・身近なところに施設や場所がなかったり,学習の内容や時間帯が希望に合わな
 い(22.5%)、
・必要な情報(内容・時間・場所・費用など)がなかなか入手できない(14.4%)
などがあげられています。

冒頭の『中間とりまとめ』に沿って国や地方自治体が動き、生涯学習が進展する
ような社会環境が整うことを願ってます。また、私達、楽学の会が少しでもお役
にたてればと、思います。


●次号配信は、平成25年2月初めの予定です。

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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会

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