【講座開催日】2022年1月16日・4月17日・4月29日

 本講座は1/16・23・30(日)に開催の予定であったが、新型コロナ感染症のまん延防止等重点措置が1/21~2/13に適用され、その延長や再延長を経て、第1回の1/16は予定通り開催されたものの、第2回は4/17、第3回は4/29に講堂にて開催された。講師は歴史研究家で江戸ぶら会会長の跡部蛮氏。

例年NHK大河ドラマ関連講座は受講者の関心が高く、エルソフィア開催など広い会場の確保に苦労してきたが、本年より生涯学習センターの講堂にて、一席おきに座席を使用するなど、広い会場でソーシャルディスタンスを考慮した対応を行った。応募者は74名、受講者は66名、3回の累計は163名であった。
                            

第1回は「幕府とは何なのか?源平合戦から頼朝の死まで」として、北条一族の系譜・頼朝と北条政子の結婚・頼朝の挙兵から幕府開創・1199年の頼朝の急死までを解説された。近年話題の幕府開創年は1185・1190・1192年などが紹介された。

第2回は「北条氏ではなかった?執権政治の創始者義時の謎」として、北条政子の出産・2代頼家と3代実朝の後ろ盾となった比企氏と北条氏・相次いだ将軍の殺害・鎌倉殿の十三人と北條義時の台頭について紹介された。
               

第3回は「政子は4代将軍なのか?群雄列伝」として、承久の乱・義時と政子の死・源氏の血を守りたい政子と北条氏側との相違などが紹介された。最後に鎌倉殿の十三人の一人・足立遠元と足立との関係について述べられ終了となった。
                 

受講者のご意見。
・NHKのドラマが少し進んでいるので、延期になったお陰で話がわかりやすくなった。この講座は4~5月に実施した方が効果的と思う。
・講師の解説や私見を楽しく聞けてとても良かったです。
・大河ドラマがより楽しく見られそうで、これからの展開が面白く見られそうです。鎌倉時代と言う時代、何も知らずにいましたが、今回の先生のお話をお聞きし、私なりに少しは楽しめたように思いました。ありがとうございました。など大河ドラマに関連したご意見が多かった。
                                         (糸井史郎)


   

あだち区民大学塾講座 講座開催報告

新視点でみる鎌倉幕府「開創」の真実

講座開催報告

好評のうちに終了しました

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