【講座開催日】2024年5月11日,18日

5月11・18日(土)の2回にわたり、研修室4において開催された。講師は分子栄養学コンサルタントで予防医学アドバイザイーの山本めぐみ氏。申込者は35名、受講者は29名で事前のキャンセルを除き出席率は100%であった。出席者は第1回28名・第2回24名で合計52名であった。

                          

第1回は「腸内環境を整えて肌も身体も健康に」で、腸内環境が良くなるとセロトニンという幸せホルモンが分泌され、老けない太らないだけでなくがん予防効果も期待できる。高コレステロール・高血糖・高血圧・肥満など生活習慣病の予防や免疫力アップや良質な睡眠が得られ、腸内細菌は自ら酵素を作り出すと言われている。腸内環境を整える対策①は悪い物の摂取を辞めることで、白い食品3つ(小麦のグルテン・白砂糖・牛乳のカゼイン)と悪い油としてマーガリンなどのトランス脂肪酸が指摘された。対策②は腸内環境に良いことをすると言うことで、発酵食品・食物繊維・ビタミンB₁を含む豚肉や炎症を止める良い油としてDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が紹介された。最後に主食は白米や雑穀米が、副菜としてはマ(豆)ゴ(ゴマ)ハ(発酵食)ヤ(野菜)サ(魚)シ(シイタケ)イ(芋)ワ(ワカメ)が推奨された。

           

第2回は「サプリメントの必要性と選び方」で食事(タンパク質・資質・糖)と胃での消化・腸での吸収・栄養の輸送機関としての血管と血液それに細胞レベルでのエネルギー産生の図を使用して、摂取された食物がATPの産生にスムーズに移行できるか、その為には胃では善玉菌・食物繊維・ビタミンB₁を多く含む豚肉の摂取が重要で、ATP生成にはビタミンACE・ミネラル・ビタミンB群・抗酸化作用のあるカロチノイド(緑黄色野菜)の量が重要であり、不足する場合は補充が必要とのことであった。日常生活で意識すべき事項として①食物繊維・発酵食品・タンパク質(男性は60g/日・女性は50g/日)・糖質は食事から、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)・ビタミン・ミネラルはサプリメントで補充する。最後に水分摂取の重要性が説明された。
                          

   受講者の言葉
・2年前位から腸活を意識し始めてから体調が良く、今回の」腸内メンテナンスを受講した。これからの生活に応用してゆきたい。
・「グルテン」「トランス脂肪酸」は摂らない方が良いと耳にする事がありましたが、その理由まではよく知らずに過ごしていました。今日の講座で理由がわかったので、とても勉強になりました。
・便秘気味だったのでタイトルに惹かれました。甘い物が好きなのでどうしてゆくか?対策を実施してみたい。
・三温糖を普段使っているので、他の物に変えていく必要があると認識しました。
・初耳のことが多く、知らないことを知れて良かったと思います。腸は本当に心身共に大切なので、受講して得した感じです。講師の方も華やかな素敵な方で楽しかったです。                                (糸井史郎)



   

あだち区民大学塾講座 講座開催報告

「人生が変わる! 腸内メンテナンスしていますか?」

講座開催報告

好評のうちに終了しました

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