平成27年度あだち区民大学塾開催報告

「吾妻鏡から読み解く鎌倉将軍の実像」

好評のうちに終了しました。

講座チラシもご覧下さい←クリック

   150年ほど続いた鎌倉幕府で源氏三代(頼朝・頼家・実朝)の政権は30数年そこそこで途絶えた。なぜそれほど短命だったのか?
私もこの真実、あるいは謎を知りたい一人でした。今回の講座はその謎を解き明かしてくださいました。

      

「吾妻鏡」は北条氏による編纂物でありながらも、講師の大関直人氏は膨大な関連史料を明示して吾妻鏡を読み解き、三代の鎌倉将軍の実像を明らかにしてくださいました。三代それぞれの実像のお話は、わくわくどきどきの連続でした。改めて学び直すことの楽しさ、おもしろさを堪能しました。

大関先生は“史料は当時の人が大まじめに、そして真剣に記述しています。ですから、私たちは現代の感覚のみで判断してはならないのです”とも話されました。なぜか今も耳に残っている言葉です。 
                                                                                                         (佐々木善光)

  


撮影現場↑