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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│164│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
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    楽学の会ホームページ http://gakugaku2.main.jp/

楽学の会メールマガジンをお届けします。
あだち区民大学塾の2022年7月講座をご案内します。

◇◆受講申込は往復はがきに加え電子メールでの申込みも可能です◇◆
メールアドレス:info@gakugaku.main.jp

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┃も┃く┃じ┃
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◆◆あだち区民大学塾 7月講座 開催案内

  ・信長・秀吉・家康 戦国三英傑の謎

  ・「ひらがなの魅力をさぐる」やまとことば

◆◆あだち区民大学塾 実施報告(1月、4月)

  ・新視点でみる鎌倉幕府「開創」の真実

  ・日本経済入門2022 ~経済成長を考える

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      あだち区民大学塾講座 開催案内(7月開催)
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 ★★★★ 信長・秀吉・家康 戦国三英傑の謎
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 戦国時代において天下統一に導いた、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の
3人を戦国の三英傑という。
なぜ同じ時代に同じ地方の愛知県(尾張国・三河国)で、三英傑が誕生した
のか?戦国時代の謎と共に、個性溢れる3人の人物と戦略を分析します。

講座開催案内チラシ:
https://gakugaku2.main.jp/22.07.01.nobunaga.hideyosi.ieyasu.pdf

  講 師  平野 明夫氏
         國學院大學文学部兼任講師  博士(歴史学)
         駒澤大学大学院非常勤講師  

  開催日時:7月1日・8日・22日 毎回金曜日 午後2時~4時

  講義内容

    第1回 なかぬなら殺してしまへ時鳥  織田右府 

    第2回 鳴かずともなかして見せふ杜鵑  豊太閤 

    第3回 なかぬなら鳴まで待よ郭公    大権現


  会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)5階研修室1

  定 員:50名(抽選)

  受講料:2,000円(全3回分初日に会場でお支払い下さい)

  申込方法:(1)往復ハガキで 下記申込先へ郵送下さい

       (2)メールで申込、下記メールアドレスへ申込み下さい
            info@gakugaku.main.jp 

(1)(2)とも 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
        「戦国三英傑」と明記して申込下さい(連名可)

  申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
       足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」

  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)

  申込締切:令和4年6月17日(金)必着


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 ★★★★ 「ひらがなの魅力をさぐる」やまとことば
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 文字のない時代、話しことば文化だった日本はその後、漢字を借りて
作ったで『万葉集』を編み、漢字の崩し字による江戸仮名の時を経て、
現在のひらがなになったのは、明治33年(1900年)です。
遠く卑弥呼の時代から21世紀まで、上代日本の(やまとことば)を今に
伝える「ひらがな」の魅力を、授業で習った古典、宮沢賢治の詩などを
通して楽しみながらさぐります。

講座開催案内チラシ:
https://gakugaku2.main.jp/22.07.05.hiragana.pdf

  講 師  原山 建郎氏
         日本文藝家協会会員
         日本仏教心理学学会会員

  開催日時:7月5日・12日・19日 毎回火曜日 午後2時~4時

  講義内容

    第1回 〈ひらがな〉が成立したのはいつごろ?
         〈ひらがな〉のオノマトペが面白い 

    第2回 丸い〈ひらがな〉、四角い〈漢字〉フィーリング
         まど・みちお、宮沢賢治、谷川俊太郎〈ひらがな〉ポエム

    第3回 〈あはれ・をかし・たのし・おもしろし〉の世界
         『枕草子』『古今和歌集』『土佐日記』
          歌舞伎十八番名ぜりふ

  会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内)5階 研修室4

  定 員:30名(抽選)

  受講料:2,000円(全3回分初日に会場でお支払い下さい)

  申込方法:(1)往復ハガキで 下記申込先へ郵送下さい

       (2)メールで申込、下記メールアドレスへ申込み下さい
            info@gakugaku.main.jp 

(1)(2)とも 住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
         「やまとことば」と明記して申込下さい(連名可)

  申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
       足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」

  問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~5時)

  申込締切:令和4年6月21日(火)必着

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      あだち区民大学塾講座 実施報告(1月、4月講座)
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 ★★★★ 新視点でみる鎌倉幕府「開創」の真実
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 本講座は1/16・23・30(日)に開催の予定であったが、新型コロナ感染
症のまん延防止等重点措置が1/21~2/13に適用され、その延長や再延長
を経て、第1回の1/16は予定通り開催されたものの、第2回は4/17、第3回
は4/29に講堂にて開催された。講師は歴史研究家で江戸ぶら会会長の跡部蛮氏。

例年NHK大河ドラマ関連講座は受講者の関心が高く、エルソフィア開催など
広い会場の確保に苦労してきたが、本年より生涯学習センターの講堂にて、
一席おきに座席を使用するなど、広い会場でソーシャルディスタンスを考慮
した対応を行った。応募者は74名、受講者は66名、3回の累計受講者は163名
であった。

第1回は「幕府とは何なのか?源平合戦から頼朝の死まで」として、北条一族
の系譜・頼朝と北条政子の結婚・頼朝の挙兵から幕府開創・1199年の頼朝の急
死までを解説された。近年話題の幕府開創年は1185・1190・1192年などが紹介
された。

第2回は「北条氏ではなかった?執権政治の創始者義時の謎」として、北条政
子の出産・2代頼家と3代実朝の後ろ盾となった比企氏と北条氏・相次いだ将軍
の殺害・鎌倉殿の十三人と北條義時の台頭について紹介された。

  第3回は「政子は4代将軍なのか?群雄列伝」として、承久の乱・義時と
政子の死源氏の血を守りたい政子と北条氏側との相違などが紹介された。
最後に鎌倉殿の十三人の一人・足立遠元と足立との関係について述べられ終了
となった。

受講者のご意見。
・NHKのドラマが少し進んでいるので、延期になったお陰で話がわかりやすく
 なった。この講座は4~5月に実施した方が効果的と思う。
・講師の解説や私見を楽しく聞けてとても良かったです。
・大河ドラマがより楽しく見られそうで、これからの展開が面白く見られそうです。
・鎌倉時代と言う時代、何も知らずにいましたが、今回の先生のお話をお聞きし、
 私なりに少しは楽しめたように思いました。ありがとうございました。
など大河ドラマに関連したご意見が多かった。     (糸井史郎)

講座実施報告はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-220116_kamakura.bakuhu.html

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 ★★★★ 日本経済入門2022 ~経済成長を考える
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 令和4年度の最初の講座として4月2日・9日・30日(土)に開催
されました。講師 柴田 寛 氏は、元農林水産省 課長職
応募者は34名、第1回33名、第2回30名、第3回29名で延べ92
名でした。
本講座の開始前に急遽「ロシアのウクライナ侵攻を考える」について資
料が追加され、(1)ロシアはなぜウクライナに侵攻したのか?(2)ロシア・
ウクライナの経済規模や 日本との関係は?についての解説がありました。

第1回 バブル経済崩壊後の日本経済を振り返る。
(1) まず、経済成長の指標となる GDP (国内総生産)についての解説が
 ありました。
 1973年~ 2009 年の 37 年間、 GDP はアメリカに続き世界第2位であったが、
 2010 年に中国に抜かれ、2020 年には中国の3分の1となった。
 日本の国際的地位は大きく低下した。
 国際競争力ランキング:日本は 1990 年頃、世界第1位であったが、バブル崩壊後
   1997 年に 1 7位に、2009 年のリーマン・ショック等があり、
   2021 年は 31 位に低迷した。
(2)国内経済を見ても、「デフレ・マインド」が国民に根強く残る中、給与と消費者
物価が20 年以上微減または横ばいが続いている。生活保護を受給する世帯も高
止まりで推移している。

第2回 経済成長が長期低迷に陥った背景を考える。
(1)日本におけるバブル経済とは、不動産価格と株価だけが短期間に急上昇した後に、
 急下落した経済現象だった。
(2)バブル発生の直接的要因は、公定歩合、土地神話、前川レポートの3つになるが、
 遡るとアメリカの貿易赤字の縮減を狙いとする 1985 年の多国間通貨調整
(プラザ合意)に至る。
〇公定歩合: 1985 年頃までは 6 %前後で非常に高い水準であった。
  1987 88 年には史上最低の2.5%になり、銀行貸出金利も大きく低下、
  供給側の銀行も金利収入の増加につながった。
〇土地神話:戦後、「地価は下がることはない」という「土地神話」が信じられていた。
銀行から低利で借り入れされた膨大なマネーは不動産(土地、住宅)に投資された。
〇前川レポート( 1986 年 4 月前川元日銀総裁がまとめた報告書):対日貿易赤字の
縮減を求めるアメリカの要請に対応し、内需拡大、市場開放、規制緩和、金融自由化
等を提言し、バブル経済発生の要因となった。

第3回 今後の経済成長の可能性を考える。
(1)日本経済の 実力を示すのは「潜在成長率」であり経済成長の3要素「資本・労働・
 生産性」 により試算される。 2010 年以降は年率 1 %未満が続き、現在は 0.4 %
 の低水準、 アメリカは 1.9 %、韓国2 %、中国 5 %と大きく差がついている。
(2)日本経済が直面する主な課題は、第1 に20 年以上も低迷が続く賃金の引上げ
第2 に消費者・企業に擦り込まれたデフレ・マインドの払拭
第3 に低迷が続く企業の成長力(技術革新、国際競争力、売上高等)の回復
〇家計が所有する金融資産(現金・預金・株・保険等)は 2021 年には GDP の 4 倍
 近い 1,968 兆円という巨額のマネーが国内に存在している。これらの有効活用が
 望まれる。
※ 毎回、講義中に質問を設け、受講者を飽きさせず興味を引く工夫もされていました。

受講者の方からも全体を通して 豊富な最新データ、グラフ、表を準備いただき、分かり
易く解説があり、よく理解できたとの好意見が多く、非常に評価の高い講座でした。
                                (篠原英也)

講座実施報告はこちら↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-220402_nihonkeizai.nyuumon.html

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      楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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◆「楽学の会」ホームページのご紹介

NPO法人「楽学の会」ではホームページを開設しています。
当会が企画・運営する「あだち区民大学塾」事業で開催される様々な講座
のお知らせや生涯学習センター、行政等が開催する学習事業等に「運営ボ
ランティア」として参加、参画の情報も掲載しています。
是非ご覧ください。

アドレスは http://gakugaku2.main.jp/ または「楽学の会」で検索

◆「楽学の会」では会員を募集しています。

「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランテ
ィアグループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学び
の機会を企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講
演会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理
念としたボランティア活動です。平成15年4月より、NPO法人として活動し
ています。

 ■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
  教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。

 ■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランテ
  ィア」として参加・参画しています。
  皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。

  問合せ先:楽学の会事務局 江川武男
          E-Mail:takeo-wg@cj9.so-net.ne.jp

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     ●次号配信は、2022年7月初めの予定です
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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会
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