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│楽│学│の│会├┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬┤第│200│号│
└─┴─┴─┴┬┘│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│└┬┴─-┴─┘
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楽学の会ホームページ https://gakugaku2.main.jp/
楽学の会メールマガジン2024年3月号をお届けします。
あだち区民大学塾の2024年4月講座のご案内と2月講座の
開催報告です。
お知らせ:2024年4月講座よりメール受付を中止します。
★★ 往復はがきでお申込みください ★★
メールマガジンは今回で200号となりました。今後も最新の
講座開催情報と講座開催報告を提供して参ります。
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┃も┃く┃じ┃
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◆◆あだち区民大学塾 2024年4月講座 開催案内
・日本経済入門2024~中国・人口・賃金~
●●あだち区民大学塾 開催報告(2月)
・フリーアナ松坂貴久子のアンチエイジング朗読
・NPO法人楽学の会20周年記念特別講演会
北野 大氏 環境問題を語る
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あだち区民大学塾講座 開催案内(2024年4月開催)
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★★★★ 日本経済入門2024~中国・人口・賃金~
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最近の日本経済をめぐる状況を見ると、対外的には成長が続いて
きた中国経済の減速が日本経済にもマイナスの影響を与え始めており、
国内経済の長期動向では、人口減少に歯止めがかからず 国民の不安
感が強まる一方、短期動向では長く伸び悩んできた賃金に上昇の兆し
が見られています。
本講座では、①中国経済の変貌と課題、②我が国の人口動向の見通
しと課題、③日本の賃金の特殊性と課題について 3 回にわたり内外の
最新のデータや図表を用いて分かり易く解説します。
講座開催案内チラシ:
https://gakugaku2.main.jp/wp-content/uploads/2024/01/24.04.06.nihonnkeizai.pdf
講 師 柴田 寛 氏
元農林水産省課長職、農業白書、国民生活白書の
執筆に携わる、在職中は調査・企画の業務担当。
(足立区在住)
開催日時:4月6日・13・20日 毎回土曜日 午後2時~4時
講義内容
第1回 中国経済の変貌と課題を考える
GDP 世界第 2 位の中国経済の急激な減速が日本や各国に大きな
影響与えていることを踏まえ、変貌の現状と課題を考えます
第2回 我が国の人口動向の見通しと課題を考える
改定見通しで長期的な人口減少が鮮明となり、国民に不安感が
強まっていることを踏まえ、人口動向の意味と課題を考えます
第3回 日本の賃金の特殊性と課題を考える
バブル崩壊以降、長期間伸び悩んできた賃金に上昇の兆し見ら
れることを踏まえ、我が国の賃金の特殊性と課題を考えます。
会 場:足立区生涯学習センター(学びピア21内) 5階 研修室1
(足立区千住5-13-5)
定 員:50名(抽選)
受講料:2,000円(全3回分初日に会場でお支払い下さい)
申込方法:往復ハガキで下記申込先へ郵送下さい。
住所、氏名(フリガナ)、電話番号、
「日本経済入門2024」と明記して申込下さい(連名可)
申込先:〒120-0034 足立区千住5-13-5
足立区生涯学習センター内「あだち区民大学塾事務局」
問合せ先: 電話/FAX 03-5813-3759(平日午後1時~4時)
申込締切:令和6年3月25日(月)必着
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あだち区民大学塾講座 開催報告(2月開催講座)
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★★★★ フリーアナ松坂貴久子のアンチエイジング朗読
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2 月 7・14・21 日(水)の 3 日間にわたり、生涯学習センター第 4 研修室に
おいて開催された。講師はフリーアナウンサーの松坂貴久子氏。
元静岡テレビアナウンサーで、現在、日本朗読文化協会会員、朗読教室講師、
話し方・暮らしのマナー・ヘルシークッキング講師、三郷工業技術高校アナ
ウンス部指導等を行っている。応募者は 36 名。受講者は 34名。出席者累計は
83 名であった。受講者は足立区の朗読団体会員や未経験者・童話作家など
幅広く、女性の割合が多かった。
「朗読」は読書や音読と異なり、正しい発声や発音により、情感豊かに表現
するので、音楽の演奏や演劇に近く、文学的な素養も必要な、高度に文化的な
活動である。アナウンサーや俳優などのプロの朗読会のほか、全国各地で
アマチュアの朗読会が開催されている。足立区民大学塾にとっては新ジャンル
の開拓となった。
第 1 回は「声を出してみましょう(音読・朗読の基本)」で、心身のコン
ディションを知る 20 のチェックポイント・読み方の区別・発声練習の基本
・口じゃんけん・表現の幅などの基本が紹介され、実際に声を出して訓練の
こつが紹介された
。
第 2 回は「朗読を楽しみましょう(朗読を深める)」で第 1 回と同様の基本
訓練の後に、講師が用意した昔話(蛙になったぼたもち)・古典(枕草紙)・
随筆(あくび)・小説(蜘蛛の糸)・詩(いのちの歌)の 5 つのジャンルの
朗読材料を用いて表現力を学んだ。
第 3 回は「短い朗読をやってみましょう(朗読ミニ発表会)」で、基本訓練
の後に、出席者全員参加の朗読会となった。原稿は講師が用意した 5 ジャンル
のほか、新聞コラム・自作の童話・好きな本の抜粋など、発表者が選んだ作品
の朗読が行われ、講師から一人一人適切なコメントが送られた。
朗読は① 朗読を聴いて楽しむ② 自分が朗読をして楽しむ③ 仲間と共に楽しむ
の三つの楽しみがあるが今回の講座はそれがうまくかみ合ったように思われる。
受講者の言葉
・アンチエイジングに必要なケアや朗読の基本等、わずか 3 回でしたが
内容が充実していました。初めての方も既に朗読をたしなむ方にも、新しい
気づきを学ばせて頂きました。2 分間の朗読発表は、人前で話をする良い
機会になると思います。受け身だけの講座よりもはるかに参加する意義を
感じました。定期的な講座に期待します。
・先生が楽しく講義して下さるので、本を読む事の意味、今までばたばた流
して読むだけだったけど、意味を考えて読む、声を出して読む事の意味。
楽しいご指導ありがとうございました。
・初めて朗読にふれた人たちにとって、とても分り易い講義だったと思います。
味のある作品の読み方は読み手の内面が表われるのであって、ただきれいに
すらすら読めば良いということではない。このことを心がけて朗読を続けて
行きたいと思います。もう一度チラシのリード文を読んで元気が出ました
・第 1 回目から姿勢を正し、腹式呼吸、発声練習など、実践中心の楽しい
講義でした。3 回目の 1 人 1 人の発表もそれぞれの個性があらわれていて
良かったです。ありがとうございました。
・同席の方と一緒に参加する講座は初めてでしたのではじめは 2 回目からの
参加と考えましたが、“始めたんだから“と自分に言い聞かせ最後まで
参加できました。普段経験できない時間が過ごせました。
・今回はとても勉強になりました。声を出して表現することの楽しさと
難しさをあらためて知りました。アンチエイジングにはとても役立つと
思いました。これからも朗読を聴いて学んで行きたいです。(糸井史郎)
講座開催報告はこちら ↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-240207-antiageing-roudoku.html
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★★★★ NPO法人楽学の会20周年記念特別講演会
北野 大氏 環境問題を語る
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2 月 12 日(月・祝日)午後 2 時~3 時 30 分、NPO 法人「楽学の会」設立
20 周年記念特別講演会として、「北野大氏 環境問題を語る」が生涯学習
センター(学びピア 21)にて開催された。
これは「楽学の会」が 2003 年に東京都より NPO 法人として認可され、その
20 周年を記念するものである。20 周年記念事業としては①記念誌の発行
②記念講演会の開催③記念祝賀会の開催が 3 本柱であり、既に記念誌は
12 月に発行され関係各方面に配布され、記念講演会と祝賀会がこの日に開催
された。応募人数を超える応募を頂きましたが、残念ながら応募者の約半数
が落選となった。
北野大氏は 1942 年足立区の生まれで現在 81 歳。足立四中・上野高校を
卒業され、千葉大学を合格するも“おふくろ”の意向により、明治大学理工
学部に入学し(北野家の様子がうかがわれ微笑ましい)、
卒業後に大正製薬に就職するが、学者の道を目指して東京都立大学工学研究科
で修士・博士課程を修了し、分析化学の専門家として、現在の化学物質評価
研究機構・化学品検査協会を経て、1994 年から淑徳短期大学・淑徳大学教授
を経て、2006 年母校の明治大学理工学部教授となり 2013 年定年退職され
ました。その後淑徳大学名誉教授、2017 年より秋草学園短期大学学長に就任
され、現在は理事長も兼任されている。現在足立区在住ですが、所沢の秋草
学園まではエコのため電車で通勤されている。
最近は環境問題のご講演が多く、今回は「現代の環境問題について」講演
された。環境問題の発生過程・公害関連年表・環境基本法など、基本的な事項
を説明されたうえで、環境問題の発生による 4 つの被害として①健康②財産
③生態系④アメニティをあげられた。環境保全の手法としては①規制的手法と
②金銭経済的手法が紹介された。地球環境問題は一つの国では対処できず、
複数の国にまたがり、①先進国の工業化と②途上国の人口増加が原因となって
いる。気候変動問題は温暖化ガスの排出の抑制が必要であり、COP28 の内容が
紹介された。日本の温暖化対策は発電の 76%が化石燃料であり、太陽光・
風力・水力・地熱などの再生可能エネルギーの利用が必要である。
最後に「少欲知足」を提唱された。
北野先生は弟の北野たけし氏と共に足立区を代表する文化人であり、穏やかで
ユーモアのあるお人柄があふれた講演で、会場は終始暖かいムードに包まれて
いた。終了後に祝賀会にも参加されお祝辞をいただいた。
受講者の言葉
☆地球温暖化と一言っても、もの凄い複雑で難しいものだよなーと改めて実感
いたしました。物価高やサービス料の上昇も政治がすべてではなくて、世界的
な問題と繋がっていて、私自身、理解がまだまだ必要で、一人一人が知識を
深めて出来ることをとにかく些細な事でもやっていく他ない事と、生きて行く
為の大事な問題なんだと強く思いました。とても興味深くて、たくさんメモ
させて頂きました.20 代、まだまだできる事はいっぱいあるので、今日の
講座も思い出して意識していきます。(20 代女性)
☆環境保全の手法にデポジット制度(製品価格に貯宅金を上乗せして販売)や
汚染者負担の原則が導入されない事には抑制、防止に繋がらないという事を
理解。国の政策が転換されることを願う。次の世代によい環境を継承する
ために欲求を抑える。(50 代男性)
☆〈環境問題〉という大きなテーマを身近な話題や世界的な視野に基づいた
内容でとても理解しやすかった。これまで漫然としか考えてなかったが、
今後は自分でできることでCO2 排出しないよう気を付けて意識したい。
(60 代女性)
☆内容盛りだくさんで、聞きごたえがありました。環境問題について色々な
視点から触れる事ができ、今日の講義きっかけにニュース等もっと深く理解
と考えることが出来る様になると思います。(50 代女性)
☆ユーモア―を混ぜながら楽しくお話を聞くことが出来ました。環境問題を
考えることは必要である。日々の生活で衣・食・住をしっかりと考えま
しょう。ごみ問題も重要でありますね。(80 代女性)
☆刺激的な内容でこれから大変なことに成ると改めて思いました。(70 代男性)
☆難しい内容のお話を、分かりやすく、楽しく拝聴できた事はとても素晴らしい
ことだと感じました。“足るを知る”肝に命じます。(60 代男性)
☆わかりやすかったです。平成の時に一度講演会に行きました。個人での環境
に対する取り組みを改めて認識(必要性)しました。令和になり新しい講演
(内容)を直接勉強できてよかったです。常に情報は更新されるので学びは
大切ですね。次世代が住みやすい環境であって欲しいです。これからも健康
に気を付けて下さい。次の講演も参加したいです。(30 代女性)
☆台風や夏の暑さなど環境異常の事はニュースで見聴きしてますが改めて忘れて
いる知識も多く再認識させて頂きました。人間生きている以上は勉強つて
必要だと思います。今迄も他の講座等受講しましたが少額の費用で利用できて
感謝いたしております。 (20 代女性) (糸井史郎)
講座開催報告はこちら ↓
http://gakugaku.main.jp/lect/lect01d-240212-kitanomasaru.kankyou.html
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楽学の会(がくがくのかい)からのお知らせ
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◆「楽学の会」ホームページのご紹介
NPO法人「楽学の会」ではホームページを開設しています。
当会が企画・運営する「あだち区民大学塾」事業で開催される様々な講座
のお知らせや生涯学習センター、行政等が開催する学習事業等に「運営ボ
ランティア」として参加、参画の情報も掲載しています。
是非ご覧ください。
アドレスは https://gakugaku2.main.jp/ または「楽学の会」で検索
◆「楽学の会」では会員を募集しています。
「楽学の会」は、平成8年5月に結成された全国でも数少ない学習ボランテ
ィアグループです。この活動は、生涯学習の推進を目指して、区民に学び
の機会を企画・提供し、生涯学習センターとの連携・協働による講座・講
演会を行い、「地域の学ぶ人々の支援と、自らの学び輝きを目指す」を理
念としたボランティア活動です。平成15年4月より、NPO法人として活動し
ています。
■講座・講演会を企画し、区民に提供する活動をしています。
教育委員会及び生涯学習センターと共催です(あだち区民大学塾)。
■生涯学習センター・行政等が実施する学習事業等に、「運営ボランテ
ィア」として参加・参画しています。
皆さん、余暇を利用して参加しませんか。自らが輝きます。
問合せ先:楽学の会事務局 福田 哲郎
E-Mail:tefukuda2002@yahoo.co.jp
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●次号配信は、2024年4月初めの予定です
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発行者:NPO法人 あだち学習支援ボランティア 楽学の会
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